2015年5月18日月曜日

多摩信用金庫との共同研究シンポジウム

中小企業経営論担当の山本です。

読んで字のごとく、私は中小企業の研究を専門にしています。中小企業経営論は特殊な学問で、とにかく企業の現場にお伺いすることが研究の柱の一つになります。そのため、日本全国、または海外の企業、自治体、金融機関の方々と仲良くさせていただいています。

東経大に着任して以降、折に触れ、大学周辺の企業にお伺いしていたところ、地域の著名な金融機関である『多摩信用金庫』とつながりができ、共同研究を始めて2年以上が経ちます。

その間にゼミ生が多摩信用金庫に入行したり、年に1~2回、多摩信用金庫地域経済研究所と、共同シンポジウムを開催するようになりました。

2015年3月27日には、

「多摩の中小企業の知られざる国際化と経営者の姿」

という題目で、地域の企業、自治体向けにシンポジウムを開催。ゼミ生にも日頃の地域課題の解決に向けた研究成果を発表してもらいました。以下に、そのときの写真を紹介します。

・地域の世代間交流の進展
・障がい者雇用の進展

に関する方策を報告しました。もちろん、学部生の研究には限界があります。例えば、学生の立場で、企業経営者向けに提言をする、、、ことをおこがましいと捉える方も少なくないかもしれません。

なればこそ、学生が自分たちの研究を社会に発信できるような仕組みを構築することが、重要なのだと考えています。そして、学生はそうした場に最大限の時間とエネルギーを使い、果敢にチャレンジすることで、大きな学びを得ることができるのだと思います。このblogを読んでいる皆さんも、ぜひ、本学でチャレンジしてみてください。

                         研究報告の風景



                シンポジウム終了後の記念撮影@進一層館