2018年5月27日日曜日

日経ビジネスに連載始めました!& 山本聡ゼミの産学連携プロジェクト始動

 経営学部の山本聡です。大学教員の最も重要な仕事の一つが研究。経営学研究では企業との共同研究が盛んです。普通にはアクセスできないデータを使えたり、新たな研究視点を得ることができます。本ブログでは山本聡ゼミでの産学連携の様子を伝えてきましたが、私も一人の中小企業研究者として、企業との共同研究には積極的です。

 最近、力を入れているのが東京商工リサーチ(TSR)との共同研究。TSRは日本最大手の信用調査会社で、企業情報に関する大規模なデータベースを有しています。当該データベースを活用することで、中小企業に関する様々な研究が可能になるのです。いろいろ研究を進めていますが、その一つとして、日経ビジネスとも組んで、日経ビジネス・オンラインで一般向け連載「ビッグデータで検証・あなたの知らない日本経済」を始めました。


出所:日経ビジネスFBページ

 一回目のトピックは「ラーメンの経営学」。企業との共同研究ではWin-Winの関係になることが重要であり、学術論文とは違った柔らかめのテーマも特徴です。反響も上々で、5月27日の夜の段階で、日経ビジネスのFacebookページでは232いいね、Newspicksでは559picksがついていました(私もいいねしておきました-笑)。TwitterでもたくさんTweetされているようです。こうした仕事で得た知見はなるべく学生にフィードバックしたいなとも考えています。

 山本聡ゼミでも企業との産学連携にすごく力を入れていて、18年度のプロジェクトが始動しています。4月4日に山本が企画・開催したイベント「地域の居場所づくりと地域活性化」でもゼミ生が活躍してくれました。また、現地調査も踏まえて、東大和市のお祭りにボランティア参加もしています。2018年度は① 国分寺のカフェ、②東大和市役所&中小企業大学校東京校の二つの産学連携プロジェクトを進めています。進捗をこのblogで報告していくつもりなので楽しみにしていてください。

国分寺市のカフェを訪問

東大和市の中小企業大学校で打ち合わせ

東大和市のお祭りにボランティア参加

文責:山本聡(中小企業経営論担当)

2018年5月25日金曜日

スティーブ・ジョブズのiPhoneのアイデア創造プロセス:「常識を疑う」ための思考法

 経営組織論・ケース分析を担当している山口です。前回・前々回のブログでは、社会に出るときに必要になる「他者とは異なるものの見方」とは何か、について説明しました。(http://tkubiz.blogspot.jp/2018/03/blog-post_23.html http://tkubiz.blogspot.jp/2018/01/blog-post_23.html
 ここで問題になるのは、自分が他者とは異なるものの見方」をできるようになるには、どうすればよいのか?ということです。そこで今回は、他者とは異なるものの見方をするための「思考法」を紹介したいと思います。(以下では、山口ゼミで必ず最初に読むテキストである『知的複眼思考法』(苅谷, 2002)の第3章・第4章の内容に基づいて、解説していきます)

 まず最初に、ビジネスにおいて、「他者と異なるものの見方」をしたおかげで成功したiPhoneの事例を紹介しましょう。
 アップルがiPhoneを開発したきっかけは、当時CEOだったスティーブ・ジョブズの「今の携帯電話はなぜこんなに使い勝手が悪いのか?」という不満にあったそうです(高尾, 2004)。
 このことを知ったとき、私は結構ショックを受けました。私も、当時ガラケーは非常に使いにくいと思っていたのに、その不満をiPhoneのような新しい携帯電話の構想につなげることができなかったからです(笑)。私もそうですが、世の中のほとんどの人は、携帯電話が多少使いづらかったとしても「携帯とはそういうものだ」と考えて問題を見過ごしてしまい、それをきっかけに自分で新しい携帯電話を作るところまではいかないのではないでしょうか。
 しかし、スティーブ・ジョブズは、既存の携帯電話が抱える「問題」を見逃さず、そのおかげで、携帯電話のあり方をガラッと変えてしまうような「革新的な解決策」=iPhoneを出すことができました。実際、iPhone登場後にアップルの業績が急速に改善し、2012年に同社の時価総額が世界最大になったことを考えると、このときジョブズが発見した「問題」と「解決策」がいかに価値のあるものだったかがよくわかります。
 このような事例を見ると、新たなビジネスチャンスを開拓していくためには、他者が見過ごしている「問題」を発見し、それに対し「独自の解決策」を出すことが必要であることがわかります。そこで今回は、「どうすれば問題を発見できるのか?」「その問題に対して、自分なりの解答を出すためにはどうすればよいのか?」を考えてみたいと思います。


ステップ1 「なぜ」を問う

 ジョブズは、「なぜ携帯電話はこんなに使い勝手が悪いのか?」という不満をきっかけにiPhoneの開発に着手しました。このように、他者が見過ごしている問題に気づき、それについて深く考えていくための最初のステップは、「なぜ~なのか?」という形で問いを立ててみることです問いの内容は何でもよいのです。音楽が好きなら、「なぜ最近のアーティストはライブに力を入れているのか?」という問いを立ててもいいし、受験が気になるなら、「なぜみんなが第一志望の大学に入れるようにならないのか?」という問いを立ててもいいし、あるいは就職活動をしている大学生だったら、「なぜ日本企業では労働時間が長いのか?」という問いを立ててもいいのです。(最後の問いが気になる人は、経済学部ブログの安田先生の記事も参考にしてみてください)
 まずは、興味のあることについて、「なぜ~なのか?」という疑問文を、日ごろから作る練習をしてみましょう。

ステップ2 原因は二つ以上に分解する:関係論的なものの見方

「なぜ~なのか?」という問いだけ考えて、それが解決できない状態というのは、非常にモヤモヤするものです。そのため、多くの人は、つい「わかりやすい答え(大抵は「常識」的な答え)」に飛びついてしまい、ジョブズのように「深く」考えることができません。
 では、どうすれば、思いついた疑問に対して「深く」考えをめぐらし、自分なりの考えをまとめることができるのでしょうか?
 
 一つの方法は、目の前にある問題を、複数の要因の複合体とみなし、その問題を複数の視点から「多面的に」とらえられる状態を作るということです。
 例えば、ジョブズは「携帯電話の使い勝手の悪さ」を、「複雑であること」、「使い方がわからない機能が多いこと」、「無駄な機能が多いこと」の三つに分解し、それぞれを解決することで、「使いやすい」携帯電話(iPhone)を作りました。
 このように、問題をいくつかに分解し、自分でも解決できるような形にすることで、既成概念(常識)に飛びつかなくても、問題を自分なりに解決し、モヤモヤを解消することができます。
 
 この方法の威力を実感してもらうために、一緒に練習問題を解いてみましょう。まず、下の三つのグラフのうち、真ん中のグラフを見てください。これは、学習塾などを含む教育産業の、5~24歳の人口1人当たりの市場規模の推移です。日本の市場規模は他国に比べれば小さいとはいえ、1980年以降、ほぼ一貫して拡大してきたことがわかります。
 これをもとに、まずはステップ1「なぜ~なのか?」という疑問文を考えてみましょう。

出所:酒井(2013)

 
 どのような疑問文ができましたか?いろいろな疑問文があり得ると思いますが、ここでは「なぜ、少子化にもかかわらず、教育産業の(5~24歳の人口一人当たりの)市場規模は拡大しているのか?」を考えてみましょう。
 皆さんは、この原因はどこにあると思いますか?
 常識的に考えれば、「(一時より激しくなくなったとはいえ)まだまだ受験での競争があるからだ」という解答が出てきそうです。しかし、そこで「解決した」と思考停止してしまっては、面白くありません。ここでは、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。
 この問題の原因を、二つ以上に分解するとしたら、あなたは何と何に分けますか?
 
 経営学を学んだことのある人なら、市場規模の拡大の原因は、「顧客のニーズの変化」と「企業の顧客への働きかけ(戦略策定や広告・宣伝などのマーケティング)」の二つに分解できる、と考えるかもしれません。(この二つに分けるのが「正解」というわけではなく、他の分け方ももちろんあり得ますが)とりあえずここではこの二つに分けて考えてみましょう。

 まず、顧客側の要因を考えてみると、教育産業の市場規模が拡大している原因としては、
社会全体が豊かになり、学習塾などに子供を通わせるくらいの教育費を支出できる家庭が増えたからだ
少子化で子供の数が減ってきたので、子供1人当たりにかけられる教育費が増加し、塾に子供を通わせられる家庭が増えたからだ
というような説明が考えられます。

 次に、企業側の要因について考えてみると、教育産業の市場規模拡大の原因は、
塾が、顧客を増やすために、より多くの顧客にアピールできる製品・サービス(新しい指導方法や教材など)を開発したからだ
より多くの顧客を獲得するため、それぞれの塾のマーケティングスキル(広告宣伝など)が向上し、大きな市場が開拓されたからだ
というような説明もできるかもしれません。

 以上をまとめると、「社会が豊かになったことや少子化が進んだことにより、子供1人当たりにかけられる教育費が増加した」という顧客側の要因と、「新しい製品・サービスの開発やマーケティング技術の向上により、より多くの顧客の獲得に成功した」という教育産業の企業側の要因がうまく噛み合った結果、教育産業の市場規模が拡大した、という説明ができそうです。

 どうでしょうか。原因を二つに分解して考えることにより、「受験戦争」という常識とはずいぶん違う解答にたどりつけたと思いませんか?
 もちろん、これらの解答が正しいかどうかは、各家庭の教育費支出の推移や、塾の製品・サービスの変化やマーケティング技術の分析などをしないとわかりません。しかし今回は、原因を二つに分解して考えるという方法によって、常識的な説明とは異なる視点から物事をとらえられる、ということをまず理解してほしかったのです。

 今回は、「他者とは異なるものの見方」をするための「思考法」を紹介しました。「従来とは違う視点から物事をとらえるのは面白そうだな」と思った人は、是非、以下の参考文献を読んでみてください。ここに紹介した以外にも、物事を深く考えるための思考法がたくさん解説されています。(ちなみに、山口ゼミは経営学のゼミなのですが、OBの皆さんには、「山口ゼミで学んだことで、社会に出てから一番役立ったのは、この『(論理的)思考法』を学んだことです!」とよく言われます。「経営学の知識」とこの「思考法」を合わせて学ぶことで、経営学の専門知識と、今目の前にある仕事上の問題を、結びつけて考えられるようになるのだと思います)。
 これらの思考法を身につけることにより、買い物に行けば「なぜこういう商品が売られているのか?」が気になり、部活に行けば「このスポーツはなぜ部活では人気があるのに、プロになるとマイナーなのか?」が気になり・・・というように、日常生活がこれまでとは全く違ったものに見えるようになるでしょう。

参考文献
苅谷剛彦(2002)『知的複眼思考法:誰でも持っている創造力のスイッチ』講談社.
酒井三千代(2013)「世界の教育産業の全体像」三井物産戦略研究所.
高尾俊明(2004)「アップル:ひとつの製品の中に三つの革命的製品」伊丹敬之・西野
  和美(編)『ケースブック 経営戦略の論理 全面改定版』日本経済新聞社.

(文責:山口みどり)


2018年5月16日水曜日

【学問のミカタ】ミャンマーの大学生との交流会@横浜

経営学部の関口和代です。
これまでも当ブログで何度か取り上げてきましたが、
ゼミ活動の一環として、毎年夏に海外ゼミ研修を実施しています。

日本で生活していると気づかないことに気づいてほしい、
新たな体験を重ねることで経験値をあげ、柔軟性や対応力、
コミュニケーション力、ある種の楽観的な態度を身につけて
もらえればと思っています。

昨年(2017)は、ミャンマーで10日間の研修を実施しました。
企業・工場の訪問、ヤンゴン外国語大学での交流の他、
現地の小学校での運動会運営や植林活動等を行いました。
その時の様子は下記で紹介しています。

ミャンマーでの研修経験があること等からご縁をいただき、
「科学技術振興機構(JST)・さくらサイエンスプラン」で来日した
ミャンマーの大学生16名との交流会@横浜を企画・実施しました。

225日は東京マラソン開催日だったため、混雑等を勘案して横浜で行うことにしました。
宿舎である代々木オリンピックセンターで顔合わせをした後、
ゼミ生・院生14名とミャンマー人学生とを組み合わせたグループで
昼食と夕食以外は自由に交流することにしました。



顔合わせの際は若干緊張気味でしたが、同世代ということもあり、
打ち解けるのも早かったように思います。
「さくらサイエンスプラン」の7日間にわたる研修の最初と最後に実施された
Welcome PartyFarewell Partyに参加した学生もいました。
今後も交流が続くことを願っています。




このような機会を与えてくださった
日本ユースリーダー協会並びに本学国際交流課の
皆様に心より御礼申し上げます。

カップヌードルミュージアム

 













以下、参加学生の感想です。

〇言葉が通じないながらも何とかコミュニケーションが取れ、
とても楽しい時間を過ごすことができました。
横浜中華街や赤レンガ倉庫などを観光したのですが、
ミャンマーの学生の方たちは見るものすべてが新鮮だったのか景色や建物などを
写真や動画に収めていました。そのような姿を見るのも普段行き慣れている
自分達からしたら楽しかったです。

〇ミャンマーの学生たちはとてもフレンドリーで、
私の拙い英語を懸命に聞き取り、コミュニケーションを取ろうとしてくれました。
横浜を楽しんでくれて嬉しかったです。
また、farewellパーティではご飯を食べながら写真を撮ったり、
楽しい時間を過ごしました。最後には手紙を貰い、
日本語で「ありがとう、また会いましょう」と笑顔でお別れしました。
貰った手紙は私の宝物です。交流会に参加して良かったと心から思います。

〇ミャンマー学生と交流して、伝えたい事を伝える努力をする大切さを感じました。
交流したミャンマー学生とは英語でのコミュニケーションとなりました。
英語は勉強していますが、発音などによってはうまく伝わらないこともありました。
身振り手振りを使って伝える努力をしましたが、ミャンマー学生も読み取ろうと
努力してくれました。そのおかげで楽しく会話することが出来ました。
英語を使えることによって、異文化の知識はさらに深めることが出来ると感じました。

〇ミャンマー大学生との交流を通して、多くのことを感じることができました。
特に、自分たちにとって良いものでもミャンマーの人にとっては必ずしも良いものでは
無いということです。たとえば、昼食の中華料理を僕たち日本人はおいしく食べたの
ですが、ミャンマーの大学生のほとんどは残していたことなどです。
今後このような機会があれば、今回の経験を活かしていきたいです。

〇私にとってミャンマーの学生たちとの交流はとても貴重な体験となった。
歓迎会に参加した際、ミャンマーの学生たちの流暢な英会話に圧倒されたことを
今でも鮮明に覚えています。横浜での観光や歓迎会、送別会と計3日を共に過ごし、
少しずつ仲を深め、英語での会話にも慣れていくことができました。
彼らの勤勉に勉学に励む姿に刺激を受けました。
また、彼らのように自発的に学ぶ学習は受け身の学習より多くのものを吸収することが
できると感じました。この3日間で得たものを今年度のゼミにも活かしていきたいです。

〇私は今回の経験で外国人との交流の楽しさを感じました。
班別行動では、4年生の提案で、代々木公園、神宮外苑、原宿を巡ってから横浜へ
行きました。今回交流をしたミャンマーの学生は英語しか話せなかったため
コミュニケーションをとることはとても難しく感じましたが、送別会に参加した時は、
学生の方から声を掛けてくれて、簡単な英語やジェスチャーで楽しくコミュニケーション
をとることができました。今回の経験で外国人と交流しコミュニケーションを取ることは
難しいことではあるが、とても楽しい事であるということを感じることができました。
今後も外国人の学生などと交流する機会があると思うので、今回の経験を生かし積極的に
ミュニケーションを取って行きたいと思います。

〇今回の交流会では、言葉がわからなくても気持ちは伝わるということを学びました。
自分は英語もミャンマー語も話せないのですが、身振り手振りでなんとか会話を試みま
した。ミャンマーの学生は心が広く、必死に自分の気持ちを読み取ろうとしてくれまし
た。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。様々な国の人と話すことで、今までは見えて
いなかったことや、知らなかったことを学ぶことができました。またこういう機会が
あれば参加したいと思います。

〇先生のお陰でミャンマーの学生たちと出会いました。言葉の壁もあり、あまり話せ
ませんでした。英語が大事だと強く認識しました。
今回の交流会を通じて、学部ゼミ生たちとの交流も多くなりました。普段はあまり
話すチャンスがなかったのですが、今回の交流会をきっかけに話せるようになりました。
ちょっと嬉しく思いました。先生をはじめ参加された方々に感謝いたします。


(文責:関口和代)

【学問のミカタ】
他学部やセンターからも、東京経済大学の教員が自分の研究に関わる内容を高校生向けに分かり易く紹介したブログをアップしています。他学部の【学問のミカタ】に是非ともお立ち寄りください。

・経済学部ブログ:「日本人の長時間労働の背景
・コミュニケーション学部ブログ:「「好き」を仕事にするなら回り道しよう

2018年5月6日日曜日

血液型って関係ある?(小木ゼミ通信vol.26 お菓子社長プレゼン、卒業イベント、こくスマイベント、その他)

 マーケティング論、ソーシャルマーケティング論担当の小木です。26回目の投稿となります。これまでの回や学問のミカタ(担当分「考・学問のすゝめ」)など読んでいただけましたでしょうか。気が向いたらぜひご一読を!


 ところで、、、、
 毎年、新ゼミ生(2年生)が加わる4月に、小木ゼミのプロフィール集『フーズフー』を作成するのですが、そこでちょっと驚いたことがありました。
 なんと全ゼミ生46人中半数の血液型がB型とAB型で占められたことでした。日本人の血液型の割合は、A型38%、O型31%、B型22%、AB型9%と言われていますので、かなり偏った高さと言えます。この現象は、今年に限ってそうなのであろうという輩もいらっしゃいますが、毎年、小木ゼミには40%ほどのB型・AB型がいることを考えれば、ムムッ!?何かあるのかなと勘ぐってしまいます。
 ちなみに、私、A型の小木は、家庭環境や兄弟関係には性格や行動に与える影響が大きいと思っているのですが、巷で言われている血液型にはそうした点との関係は全くないと思っている派です。しかしながら、(毎年のように)ここまでくると何かあるのかなと真剣に考えてしまっています。B型の女子ゼミ生からは「先生はB型ですよね?(同志でしょ?)」と、かなりの確率で言われますし、ゼミ生との会話にも血液型の話はかなり頻繁に出てきます。
 
 血液型は、日本人にとっては摩訶不思議なもので、関係がないと思えばない、関係があると思えばあるといった感じで、日本人の会話の潤滑油みたいなものにさえなってしまっています。血液型とマーケティングとの関係を書いた本さえ多く見受けられます。
 今度、「学問のミカタ」の担当になったときには、「血液型とマーケティングの関係」についてズバッと切り込んでいこうかと思います!?


 さて、今回は、3月~4月の小木ゼミの活動を一挙にご紹介したいと思います。


 今回のラインナップは、

 1.こんなお菓子あったらいいなプロジェクトで社長プレゼン

 2.卒業式・卒業イベント

 3.「こくスマ!」イベント

 4.その他(誕生会サンキュー、成績優秀者表彰、8月1日オープンキャンパス)

です。


  1.「こんなお菓子あったらいいなプロジェクト」で社長プレゼン

 2018年3月某日、鈴木栄光堂・イーグル製菓の鈴木伝社長へのお菓子プレゼンが大学内で行われました。新3年生が大活躍でした。

 提案は、新3年生(13人)の4つのグループから行いましたが、社長及び本部長からは、お褒めの言葉をいただきました(かなりの好感触でした)。プレゼンの模様については、社内報(電子版も含め)にも早速掲載していただきました。

 ひょっとすると提案が、また商品化するかも。発表の新3年ゼミ生は良く頑張っていたと思います。お疲れ様でした。

 社長及び本部長からの情報では、鈴木栄光堂は、イーグル製菓、シャンボール、東京どりーむ、千秋庵本家からなる、大グループになりつつあります。今後の展開が楽しみです。




社長プレゼン後のショット


 2018年度も、新たな2年生を迎えて頑張っていきたいと思いますが、東経大に入って、「こんなお菓子あったらいいな」プロジェクトに参加したい高校生がいましたら、迷わず小木ゼミのドアをノックして下さい。お待ちしております。



 2.卒業式&卒業イベント

 3月23日卒業式前に卒業イベントを行い、追い出しイベントは20日に行いました。

 涙もちらほらみられた、23日卒業式前のゼミイベントでは、後輩ゼミ生から各卒業ゼミ生にプレゼントが贈られ、今年も15名の大切なゼミ生(通算19期生)が巣立っていきました。

 私も卒業生からコメント付きミニアルバムとフォトフレームをいただきました。大事にしたいと思います。

 今年は経営学科の総代が小木ゼミから選出され、少々誇らしい気持ちになったことも付け加えておきます。

 いつもながら、嬉しいけど、本当に寂しいです。。。。。
 19期の皆、卒業おめでとう!
 皆さんが活躍することを祈念しております。
 悩んだら、GO BACK TO SEMINAR!
 これからも、小木ゼミファミリーとしてよろしく。

卒業生、3年生、2年生らと卒業式にて



 大切なゼミ生が卒業していき、また新しくゼミを作り直すと思うと、途方もない作業ですが、ひとつひとつ積み上げて、1年間頑張っていきたいと思います。



 3.「こくスマ!」イベント




 4月4日、国分寺駅前の「cocobunji」のこけらおとしで、小木ゼミも活躍しました。大学からいくつかのイベントが展開されましたが、小木ゼミからは、国分寺物語班の新3年生らが「国分寺物語」の紹介、こくベジ(国分寺野菜)の即売会など、楽しいイベントを行いました。市長も聞きに来ていただき、こくベジ即売会も非常に大盛況で、よいアピールになりました。


 詳しくは、大学HPのニュース「こくスマ」開催!をご覧ください。


 
こくベジ即売会。大好評でした。
清水農園の清水さんとJAの皆さんにはお世話になりました。





 4.その他(誕生会サンキュー、成績優秀者表彰、8月1日オープンキャンパス)

                                            
3月~4月は、卒業生と、就活開始の新4年生がゼミ活動に参加できず、また新2年生も活動に参加していないため、こちらも新3年生が大車輪の活躍でした。本当にお疲れ様でした!この時期の3年生はぐぐっと成長した感があります。そのほかでは、次のようなこともありました。


 ①誕生会サンキュー
 4月某日、サブゼミの時間に、私の誕生日をゼミ生が祝ってくれました!いつもいつも、ゼミ生の皆さん、さんきゅうー!OBOGの皆さんも、お祝いメール等ありがとう。これからもどうか良しなに。


 ②成績優秀者表彰
 成績優秀者表彰が5月16日に開催!小木ゼミからは、経済・経営両学部合わせて4名が選出されました!昨年は、2名と寂しかったので、今年は倍増の4名!嬉しい限りです。成績優秀者の皆さん、おめでとうございます。


 ③オープンキャンパスへの参加決定
 早くも、夏のオープンキャンパスの話題ですが、今年も小木ゼミは、ゼミ紹介で8月1日にアテンドさせていただきます。関心のある、高校生諸君は、8月1日に来てください(それ以外のオープンキャンパスの日もね)!お待ちいたしております!


                               小木紀親