2016年9月4日日曜日

バンコクで本学学生と泰日工業大学生の交流プログラム研修を行いました

 皆さん、こんにちは。経営学部教員の柴田です。
 7月4日付けのBlogで、経営学部の特別講義「グローバルキャリア入門」の一環として、タイから本学への短期留学生と本学学生の交流プログラムについてご紹介させていただきました。昨年度から行っているこのプログラムでは、タイ・バンコクにある友好校の泰日工業大学経営学部の学生の来日研修とともに、8月には本学学生が泰日工業大学を訪問して、双方向の交流を行うところに特色があります。昨年度のバンコク研修の様子はこちらを参照してください。今年も、本学経営学部生11人(男子9人、女子2人)が泰日工業大学を訪問して、8月20日(土)から9月2日(金)まで研修を行いました。なお、本年度は経営学部の田島博和教授に引率をお願いしました。そのため、写真などは全て田島先生からご提供いただいたものです。

 泰日工業大学生との共同研究テーマは、昨年同様「タイで日本の緑茶をもっと売っていくためには何が必要か?」を考えるものであり、5月に来日した学生とともに実地調査や分析を行い、共同発表を行いました。最終発表会やFarewell Partyには、昨年度の来日学生の皆さんも参加してくれました。このような、人の輪はぜひ大事にしたいと思います。




 また、このテーマに合わせて、タイでPETボトル飲料を製造販売する現地企業のIchitanと、PETボトルそのものを製造する日系企業の東洋製罐の工場見学も行い、PETボトル飲料ビジネスへの理解を深めました。両社の皆様の多大なご協力にも、この場を借りて御礼申し上げたいと存じます。特に、タイのPETボトル飲料業界では、現地企業のIchitanとOishiの2大ブランドが大きなシェアを持っているのですが、その工場見学というのは、やはり現地の大学の協力がないと、なかなか実現できません。このあたりにも交流プログラムならではの特徴があるかと思います。さらに、泰日工業大学のご協力により、タイの料理や伝統文化の体験も行いました。






 これらに加えて、今回はバンコク在住の本学卒業生の皆さんにお集まりいただき、タイでの生活や、海外で働くことについて、生の声を聞かせていただきました。本学卒業生の皆様にも、後輩のためにご協力をいただき、感謝しております。



 このように、本年度のバンコク研修は、昨年度以上に中身の濃いものになり、参加した学生の皆さんにも貴重な経験になったかと思います。10月ごろには、参加学生の皆さんの報告会を学内で開催する予定です。
(文責:経営学部 柴田 高)