2016年11月28日月曜日

税理士葵会と12月10日のゼミ研究報告会

経営学部の吉田靖(経営財務論担当)です。
 
2か月に1回、このブログの順番があり、前回の9月末に「今年の夏は、まだ続いているような・・・」と書いたばかりのような気もしますが、なんと11月24日に雪が積もりました!この写真は国分寺キャンパス内の第3研究センターという建物の前の積雪と銀杏の紅葉の組み合わせです。



 もう雪は残っていませんが、この季節、国分寺キャンパスの紅葉はとてもきれいになっています。

 さて、日付はもう少し遡りますが、10月22日(土)に税理士葵会の10周年記念祝賀会に経営学部教員を代表して出席して参りました。
税理士葵会というのは、税理士をされている本校の卒業生による同窓会組織です。以下はその時の記念写真です。
今年は特に創立10周年と言うことで、記念講演として日本税務会計学会顧問、租税訴訟学会副会長の山本守之先生の記念講演がありました。山本先生は以前別の大学の大学院博士課程の教員としてご一緒させていただいたこともありましたが、一貫して公平な租税制度のあり方を考え、税理士の立場から納税者の租税法解釈権を主張し、法令や通達を無機質的に読むのではなく、「人間の感性で税をみつめる」態度を重視され(講師プロフィールより抜粋)、著書や税務関係の沢山の雑誌にご主張を発表されています。 山本先生は単にこの日の記念講演の講演者と言うことではなく、実は以前は東京経済大学での税理士教育にも大変ご尽力下さっていて、このような永年の伝統の上に現在があると言うことを改めて実感しました。
 税理士葵会には、同窓会組織として、現役学生への進路相談会を実施いただいて、税理士希望の学生の相談にも乗っていただいています。さらに、昨年度から3年間「東京税理士会大学寄附講座」の講師を派遣していただいています。特にこの講座の講師15名は全て税理士葵会の会員であり、同窓会会員だけでこれだけの講師が揃えられる、また教育熱心な方が多いという本学の特色がよく現れていると思います。
 なお、本学にはこの他、「葵金融会」、「大倉公認会計士会」、「葵流通会」、「葵マスコミ会」といった業種別の同窓会組織があり、学生のみなさんの進路相談などいろいろな活動を通じて、就職の支援や資格の取得支援に貢献していただいております。東京経済大学は、毎年の公認会計士試験に合格者を出していますが、それもこのような伝統があるからこそでしょう。
詳細はこちらのサイトをご覧下さい。

 次に、先の話ですが12月10日(土)13時から17:17まで経営学部のゼミ研究報告会が開催されます。これは経営学部のゼミ(演習)から約70件の報告を学生が行うものです。1報告につき、質疑応答も含めて22分間です。当日はオープンキャンパスも開催されていますが、ゼミ研究報告会は学内外のどなたでも申込無しで自由に参加できます。大学を選ぶ参考にもなると思いますので、ぜひお越し下さい!


吉田 靖(よしだ やすし)