2019年9月29日日曜日

新見南吉と彼岸花(小木ゼミ通信vol.34 合宿便り、TFT、国分寺物語など)

マーケティング論、ソーシャルマーケティング論、消費者問題を担当しています、小木です。今回で34回目の投稿となります。


新見南吉記念館と彼岸花(ヒガンバナ)


「彼岸花が咲き乱れる様をみたい」と思い立ったが吉日、愛知県半田市の矢勝川の土手に行きました。彼岸花は、この時期にしか見られないのですが、それはそれはすごい光景でした。


彼岸花の群生

矢勝川の土手に咲き乱れる彼岸花

半田市と言えば、世界的に有名なミツカン本社もあるのですが、もう一つ有名なのが、彼岸花、矢勝川、キツネから連想される「新見南吉」です。

新見南吉は、1913年愛知県半田市生まれの児童文学者です。代表作には、「ごんぎつね」「手袋を買いに」「おじいさんのランプ」「でんでんむしのかなしみ」などがあります。

高校生や大学生の皆さんからすれば、小学校の国語の教科書で「ごんぎつね」や「手袋を買いに」などを読んだ記憶があるでしょう。「ごんぎつね」には、彼岸花や矢勝川が出てきます。

新見南吉記念館では、南吉の生涯を知ることができて、とても教養が深まりました。「手袋を買いに」の生原稿には見入ってしまいました。記念館の販売グッズはキツネづくし。きつねになり切ったコスプレお母さんや子どもがたくさんおりました。また近くの料理店では、「南吉うなぎ」(やはり「ごんぎつね」にうなぎが出てきます)なる、うなぎのご当地ブランド化を目指した動きも見られました。

ソーシャルマーケティング論の講義の中では、地域活性化における聖地巡礼の活用や重要性を話すわけですが、今回は、地域活性化の事例を知るのと同時に、聖地巡礼を地で行った形となりました。


「手袋を買いに」のワンシーン

「手袋を買いに」の生原稿

残念なことに、南吉は29歳7ヵ月で没しているとのこと。没後、「ごんぎつね」や「手袋を買いに」が小学校の国語の教科書に掲載されるようになって、特に有名になったようです。

さて、小木ゼミ通信のラインナップは次の通りです。
1.ゼミ合宿無事終了
2.国分寺物語は学祭(葵祭)でこくベジを販売します!国分寺2中では1年生にレクチャーをしてきました!
3.コラボでサロン(国分寺市)×国分寺物語シンポジウムは12月4日水曜日開催!
4.TFT健康ランチの販売は12月上旬に行います!


1.ゼミ合宿無事終了

9月中旬、今年も草津ナウリゾートにてゼミ合宿を行いました。1日目は夜遅くまでお勉強、2日目からは、4年生による2・3年生に向けた就職相談・グループディスカッション、スポーツ大会、BBQ大会、花火大会、愛の劇場(出し物大会)、工場見学(ガトーフェスタハラダ)、愛のエプロン(料理開発・料理対決)など、ゼミの伝統行事が目白押しで、もりたくさんの合宿でした。今年の愛の劇場(4時間)では、オープニングダンスで、私も幹部やダンスリーダーたちと、ももクロの「行くぜ!怪盗少女」を踊るなど、かなりきつかったです(昨年はUSA、一昨年はサイレントマジョリティ)。ゼミ生の諸君は、みんなぐっと成長して、団結力が増した感じがいたしました。本当に良いゼミになったと実感いたしました。


2019年 小木ゼミ合宿 草津ナウリゾート


2.国分寺物語は学祭(葵祭)でこくべじを販売します!国分寺2中でレクチャーもしてきました!

ゼミのコラボ企画「国分寺物語」では、今年11月1日~3日の葵祭(学園祭)で「こくべじ」(国分寺野菜)を使った料理を模擬店販売いたします。いまのところ、「じゃがバター」が主力!どうぞ、小木ゼミの模擬店にお立ち寄りください。

9月上旬に、毎年恒例、国分寺第2中学校でゼミ生が1年生にレクチャーをしてきました。この後、国分寺2中の1年生は、国分寺のことを調査するようです。頑張って下さい。


3.コラボでサロン(国分寺市)×国分寺物語シンポジウムは12月4日水曜日開催

12月4日水曜日17:00~、国分寺駅ツインタワーcocobunjiプラザにて、国分寺市役所主催「コラボでサロン」×小木ゼミ「国分寺物語シンポジウム」を開催いたします。こちらもぜひいらして下さい。

4.TFT健康ランチ販売は12月行います!

12月上旬に、TFT(テーブルフォートゥー)×小木ゼミ×東経大生協によるTFT健康ランチの販売を行います。売り上げの一部をアフリカの子どもたちの給食に寄付するプロジェクトです。19年度前期の売り上げは過去最高を記録しました!それを越えた売り上げを目指して、現在、生協と打ち合わせ中です。乞うご期待。

以上です。次回は、進展があったものについては次回でお知らせいたします!