2015年2月25日水曜日

4大学合同インターゼミナールに参加してきました

皆さん、こんにちは。経営学部の山本(中小企業経営論担当)です。


 
 さて、大学は期末試験も入学試験もほぼ終わって、キャンパスも静かになっています。なので、学内の話題はあまりないので、恐縮ですが、当方のゼミで2月11日に実施した他大学とのインゼミの模様を報告させて頂きます。

  東経大・経営学部のゼミでは、個々の先生方が学会や研究会のつながりを活用して、他大学のゼミとインゼミ(合同研究報告会)を行っています。私が担当している中小企業経営論なんかは、大抵どこの大学にも専任教員が1人しかいないので、同じ研究分野で切磋琢磨しようとすれば、必然的に他大学のゼミとインゼミをすることになります。

  私のゼミでは、二年前に日本大学商学部の先生とインゼミを始め、今では帝京大学経済学部、文教大学国際観光学部の先生方と、4大学合同ゼミというかたちで、結構、大きなものになっています。他大学の学生と交流する機会は、実はあまりないもので、学生も楽しんでくれているみたいです。また、他大の先生から指摘をもらうことは、良い刺激にもなっているようです。

では、当日の写真を紹介します。

今回の4大学合同ゼミは帝京大学で開催されました



        2月開催のため、二年生が中心ですが、それでも50人以上の参加者でした



        報告に対して、他大学の先生・学生からコメントをもらうのも良い経験です



         皆で記念写真。他大の先生、学生との交流はとても貴重な経験です



(文責:山本聡)

















2015年2月16日月曜日

キーワードは、小規模、高合格率、高現役率!!



                              文責:板橋雄大(経営学科 専任講師)
はじめてブログに登場します。

皆さん、初めまして。
経営学科現代会計コースの板橋です。
今回は、東経大の看板でもある「国家資格」についてお話ししたいと思います。
私は会計系の教員ですので、その中でも「税理士」と「公認会計士」のお話です。

東経大では、今年度の公認会計士試験で6名の合格者を輩出しました。
また、税理士試験では学部在学中の科目合格者を13名輩出しています。

(12月24日の速報で把握できていなかった1名が追加されました。他に修士課程でも一人合格しており、大学全体では14名が合格しています。)
  詳しくは、リンク先をご覧下さい。
【速報】税理士試験、科目合格12名、のべ15科目に合格!
http://www.tku.ac.jp/news/014738.html
【速報】公認会計士試験、6名在学中合格!
http://www.tku.ac.jp/news/014479.html
「一緒に仕事ができて良かったと思われる会計士をめざしたい」~公認会計士在学中合格者6名が、合格の決め手と今後の目標を語る
http://www.tku.ac.jp/news/014656.html

でも、実は、ここで私たちが注目してほしいなと思っているのは、人数ではありません。
母集団なんです。
東経大は決して大きな大学ではありません。
マンモス校といわれるような大学と比較して、規模が小さいというだけで、
学生さんの選択肢から外されてしまうこともあると思います。
でも、そんな小規模な大学が、マンモス校と比較しても劣らないだけの成果を挙げています。

その理由は、①専門科目②ゼミナール③学生・卒業生組織のバックアップの3点にあります。
①専門科目

・・・「7名」の会計教員によって展開される幅広い専門科目がありますので、体系的に連続性を持って会計学を修得できます。結果として、ぶつ切りで学習するよりも、迅速かつ確実に知識の習得が可能です。
 また、担当教員には、公認会計士試験委員経験者税理士試験委員経験者を擁しておりますので、要は試験作問者による講義が展開されるわけです。
 更に、選抜制ではありますが、少人数制の授業により、会計公認会計士、税理士、国税専門官、日商簿記1級といった難関資格の在学中合格を目指す 「会計プロフェッショナル・プログラム(会計PP)」があり、ここでは試験に即応した講義が展開されます。会計PPに所属しなくても試験に合格することはありますが、やはり合格者のほとんどは会計PPでの講義を受けています。

②ゼミナール

・・・演習(ゼミナール)もさまざまな研究課題で開かれていますので、興味をもった分野を徹底的に研究することが可能です。特に、武脇先生のゼミナールからは、毎年多くの合格者が輩出されており、伝統的に資格試験に強いゼミとして有名です。
 この点は③とも関連しますが、現役・OBに資格試験合格者が多く居る点、そして、資格取得を目指す学生が集まり、競争することで、更に合格率がアップしているのでしょう。
 

③学生・卒業生組織のバックアップ・・・
本学には公認会計士、税理士を輩出してきた長い伝統があり、その結果課外での資格取得をバックアップする仕組みが非常に充実しています。学生団体では、会計学研究会や税法研究会があります。卒業生組織として、大倉公認会計士会税理士葵会があり、学内で講演会や学生に対する相談会を行い、学生の資格取得に対する支援を行っています。もちろん、首尾良く資格試験に合格したあかつきには、これらのOB組織とのつながりは、あなたの仕事上の大きなアドバンテージになるはずです。

こうした点から、高い現役合格率を実現している本学なのですが、2015年度からは更なる飛躍を目指して改革を行います。
もちろん、これらの改革はすべて、既に実現が確定しています。

①学外から、税理士試験委員経験者を一人追加し、布陣を更に手厚くします。
②同じく学外から、税理試験対策に実績のある教員をお呼びし、簿記・財務諸表の試験対策にあたって頂きます。
③会計PPコースへの選抜を突破するための実践的な講義「会計PP入門講座」を始めます。
④東京税理士会による寄付講座が開講されます。 本学出身の現役税理士の方々を講師として、学んだ知識が現場でどのように活用されるのか、税の実務に携わる方々ならではの講義が展開されます。

⑤簿記原理の内容を改め、簿記から会計学へ連続的に学習が進むようにします。

これらの改革で、本学入学から試験合格までを出来るだけ、スムースに駆け抜けることが出来るようにしたつもりです。
是非、皆さんも東経大の会計の本気を味わって下さい。
意欲のある学生さん!!我々は全力で貴方をバックアップします。