2014年7月22日火曜日

ロングセラー商品を仕掛ける! ~データを分析して誰でも知っている商品の“リ・ブランディング”~

東京経済大学の本藤貴康ゼミナールでは、2014年7月14日に品川にある大塚製薬様本社の大会議室で、ポカリスエットの消費者分析とブランディングの企画プレゼンを行いました。

3チームに分かれてプレゼンを実施。その内容は、若者に支持されるためのマーケティングや中高年女性に注目されるためのプロモーションなど多彩なコンテンツに及びました。

ID-POSというお客様の買い物データに基づいて、様々な切り口から検討を重ねた成果を、緊張感あふれるステージで発表しました。

スポーツドリンク市場での競合分析、競合ブランドに行ってしまったお客様、競合ブランドから来てくれたお客様、それが季節で買い物行動は変わるのか?
あるいは、FacebookやLineを活用したプロモーションや店頭マーケティングの方法など盛り沢山な内容で、緊張した時間は過ぎ去りました。

本藤ゼミでは、第一ステージとして大塚製薬様へのブランディング企画提案を行なってから、期末試験の後の夏休みには、第二ステージとしてヤオコー様の店頭実験へと進みます。
ヤオコー様は、川越を本拠地としながらも精力的に商圏を拡大し、売場づくりでは圧倒的な存在感を持つスーパーマーケット・チェーンです。
製品製造からブランド企画、店頭実験から検証にいたるまで、今年の本藤ゼミのアクティブ・ラーニングは、大きな視野で取り組んでいます。

10代から20代の若年マーケットは、社会的なウェーブを生み出します。
そんなウェーブを、若者と一緒にしかけていくのは、企業の方々にしてもワクワクできる時間になります。でも、そんなワクワクの最初のうねりを作り出す学生が抱くモチベーション以外のきっかけはないのです。

君たちのワクワクを君たちのハートの中で育てて、そのワクワクを周囲に伝染させて、みんながワクワクできるって楽しいですね。




文責:本藤貴康(流通論・流通マーケティング入門・地域インターンシップ担当)

2014年7月16日水曜日

ゼミ研究を企業・地域にプレゼンする~山本ゼミの外部報告@多摩信用金庫~

皆さん、こんにちは。経営学部の山本です。このblog執筆もこれで5回目となりました。
さて、先日、山本ゼミの前期期間のゼミ研究を中間報告というかたちで、コラボ先の多摩信用金庫で報告してきました。その模様を簡単に紹介します。

東京経済大学=多摩信用金庫 共同シンポジウムを開催する

 東京経済大学が多摩信用金庫と連携して、2014年7月11日に共同シンポジウム

「飛躍する多摩のものづくり企業―地域産業の活性化と挑戦する経営者」

を開催。山本の共同研究成果を核にして、地域の企業、自治体、行政、マスコミに情報発信・政策提言をしました。多くの参加者があり、大盛況となりました。当日の様子です。


山本が「飛躍する多摩のものづくり企業:その現状と未来」
というタイトルで報告しました。


企業経営者、自治体・行政担当者、マスコミの方々に参加頂きました

さて、なぜ、教員がこのようなことをしているのでしょうか? それは、教員が自分達の研究で、企業、産業、地域に貢献することで、本学の学生が学ぶ場を創り出しているのです。このシンポジウムの終了後、山本ゼミのゼミ生は多摩信用金庫の職員の方々、そして、自治体の方々の前で、自分達の研究を報告しました。

山本ゼミのゼミ生による外部プレゼン@多摩信用金庫

 17:30から19:00まで、多摩信用金庫の方々の前でのプレゼンです。日野市職員の方や経営学部の加藤みどり先生にもご参加頂きました。山本ゼミの3つの研究グループの報告を、非常に熱心に聴いていただきました。また、幾つもの重要なコメントとアドバイスを頂きました。多摩信用金庫の職員の方々は地域の企業・産業を足しげく訪問し、その現状と課題に関して、様々な知見を蓄積されています。

そういった企業の方々からのアドバイス、コメントは学内の中だけでは
決して学ぶことができない貴重なものだと言えるでしょう。


お忙しい中、お時間を頂戴したこと、心より御礼申し上げます。
 
 第一報告「多摩地域の高齢者雇用」に関して
 
第二報告「多摩地域の障がい者雇用に関して」

第三報告「多摩地域の世代間交流に関して」

様々なコメントを頂きました。


現場の実際の事例に基づいたご指摘は、学生にとって大きな学びになります。


最後は全員で記念撮影。お疲れ様でした&ありがとうございました。
(加藤先生&日野市の職員の方にもご一緒頂きました)