2016年5月17日火曜日

特別企画講義「ビジネス創造」



経営学部の関口和代です。
先週末の514日から15日にかけてゼミ合宿を行いました。
昨年に続いて、中小企業基盤整備機構/中小企業大学校東京校の施設を
お借りしての充実した合宿となりました。



中小企業大学校・東京校は、東京経済大学からも近い東大和市にあります。
中小企業大学校は「中小企業基盤整備機構が、国の中小企業施策の
実施機関として、中小企業の人材育成を支援することを目的に
全国9箇所に設置・運営」されています。
東京校は、緑豊かな素敵な環境の中にあります。
http://www.smrj.go.jp/inst/tokyo/index.html










東京校には、BusiNest(ビジネスト)という
新規事業の立ち上げや、既存事業の活性化、異業種・異分野の交流を
応援することを目的に、20154月にスタートとしたプロジェクトがあります。
そこでは、オフィス・スペース、専属サポーターによる支援、
起業家・起業希望者の視野とネットワークを拡げるイベントの開催、
ビジネスを基礎から学べるプログラムなど、さまざまな支援活動を行っています。







今年度、経営学部では、BusiNestさんの全面協力をいただいた
特別企画講義「ビジネス創造」を開講する運びとなりました。
「ビジネス創造」は、ビジネスや起業に興味がある学生に、
ビジネスの基礎知識やビジネスを肌で感じてもらう講義です。
シラバスには下記のように記載されています。

   起業は特別なものでも一部の選ばれた人だけのものではない。
  実社会においては、組織にぶら下がっていては生き抜くことすら難しく、
  起業を考えないこと自体がリスクとなる。
  将来どの方面に進むとしても、自ら考え、計画し、行動する力が求められる。

コーディネートいただいた藤間チーフマネジャーと
講師をしていただく馬込ビジネスコーチです!



東京経済大学の前身、大倉商業学校の創立者である
大倉喜八郎は、その生涯で200社余りを起業した実業家です。
http://www.taisei.co.jp/140th/ourfounder/challenge.html

西洋諸国とならぶ商業の知識・道徳を備える人材を育てることを目的として
1900年に創立された大倉商業学校は、大倉高等商業学校(大倉高商)、
大倉経済専門学校を経て、第二次世界大戦後、東京経済大学となりました。
http://www.tku.ac.jp/tku/founder/okura/


特別企画講義「ビジネス創造」を受講することによって、
ベンチャー精神、アントレプレナーシップ(entrepreneurship)といった
創立者の思いや来し方を認識するとともに、ミッションとパッション溢れる
新たなビジネスが立ち上がることを期待しています。
シラバスにもあるように、ベンチャー精神やアントレプレナーシップを
持つことは、組織人にとっても必要なことです。
起業意思の有無にかかわらず、多くの学生に受講してほしいと思っています。

活躍の場所がどこであっても、
ベンチャー精神やアントレプレナーシップは重要です。
ゼミの研究テーマである「グローバル人材」とも関連させて、
検討していきたいと思っています。


(文責:関口和代)