11~12月はゼミ活動のピークです。ゼミ生の研究が終わりに向かいつつ、参加しているプレゼン大会の決勝戦が毎週のように開催され、外部のいろいろな組織から、
「ゼミ生に発表してもらえないか?」
とのお誘いも頂きます。ゼミ生にとっては一年間の研究成果を「ガチ」な場で、試される機会となります。本年度は幾つもの賞を頂くことができ、結果として、ゼミ生の4月からの努力が報われた一年となりました。そんな山本ゼミの2016年11~12月をダイジェストで紹介します。幾つかは東経大のニュースでも取り上げられていますので、適宜、リンクを張っています。
なお、山本ゼミの活動には地域連携センターなど東経大スタッフの方々から有形無形のご支援を頂いております。この場を借りて、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
1.多摩の学生まちづくりコンペティション2016優秀賞!!
12月8日に多摩の学生まちづくりコンペティション2016が開催されました(立川市・柴崎学習館)。山本ゼミMIZU×TAMA班は23チーム参加の予選(9月17日)を突破して、二年連続の本選出場を決めました。本選では日本計画行政学会会長、八王子商工会議所会頭、三井不動産、三菱地所、ダイヤ高齢社会研究財団といったまちづくりに関する有識者7名の審査委員と、100名近くの聴衆の前で、6チームがプレゼン。山本ゼミがこの一年間、富士ゼロックスや東村山市役所、多摩信用金庫と進めてきた産学連携プロジェクト
瑞でつながる多摩の街づくり~MIZU沁み渡るTAMAらない旅プロジェクト~
は二年連続の優秀賞(2位)となりました。ゼミ生はこのコンペティションに向けて一年間邁進してきたため、その表情には最優秀賞でなかった悔しさも垣間見えましたが、大変に立派な成績です。
三回目となる多摩の学生まちづくりコンペティションですが、二年連続で優秀賞を獲得したゼミはこれまでなく、二年連続優秀賞以上の大学もなかった。さらに、二年連続本選出場したゼミ自体がなかったのです。
プレゼンの様子
懇親会でのスピーチ
2.知財活用アイディア全国大会ファイナリスト賞&予選会優秀賞!!
山本ゼミでは、今年度から富士通主催「知財活用アイディア全国大会」に参加しています。二年生チーム4名が6月から邁進してくれました。11月2日に西武信用金庫主催の「第17回ビジネスフェアfromTAMA」(東京ドームシティプリズムホール)で、予選会が開催。22チームの中、6チームの優秀賞に輝きました。
その後、全国103チームの中で全国大会出場13チームの一つに選抜され、12月10日の全国大会(富士通・汐留本社)に駒を進めました。予選会参加22チーム中、2チームのみでした。
決勝では300名近くの聴衆の前で、プレゼン。最優秀賞、優秀賞には惜しくも一歩届きませんでしたが、ファイナリスト賞を受賞しました。
東経大自体が初参加で、ゼミに入ったばかりだったにも関わらず、こうした成果を出した山本ゼミ二年生4名は本当によく頑張りました。
全国大会のプレゼン
お世話になった方々と記念撮影
予選会での記念撮影
予選会優秀賞の様子
3.多摩信用金庫でのフィードバック報告
12月9日には多摩信用金庫 本店(立川市)で、山本ゼミ3年生が研究報告をしました。今年度、当該ゼミ生を代表とするチームは多摩信用金庫を始めとした東京都の信用金庫に関する研究を実施。その内容を評価され、多摩信用金庫の職員の方々向けのフィードバック報告が開催される運びとなったのです。
経営学は実際の企業経営に貢献することを目的としています。そのため、ゼミ生にとって、今回の機会は非常に価値あるものになったと考えています。
フィードバック報告の様子
(諸事情により、PPTの内容を修正しています)
多摩信用金庫の方々と記念撮影
4.多摩大のアクティブ・ラーニング(AL)発表祭での招待報告
12月10日は山本ゼミ恒例の多摩大学での招待報告でした。多摩大の先生とは2年前の多摩の学生まちづくりコンペティションで知り合い、以来、ずっと招待報告のお誘いを頂いています。山本ゼミではAL祭での報告を一種の他流試合として位置付けています。多摩大の先生方や企業の方々、学生合計100名以上に山本ゼミの報告を真剣に聴講して頂き、様々な示唆に富むコメントも頂けるため、上記のプレゼン大会決勝戦に挑むに際し、大変に良い機会となっています。ありがとうございました。
招待報告の様子①
招待報告の様子②
この時の経験が、多摩の学生まちづくりコンペでの優秀賞に役立ちました
5.経営学部ゼミ研究報告会
12月10日は経営学部のゼミ研究報告会も開催されました。多摩大での報告を終えた後、山本ゼミ三年生の二チームが報告しました。山本は知財活用アイディア全国大会に赴いたため、参加できなかったのですが、大変に盛況だったとのことです。経営学部のゼミ活動における基盤の一つなのではないかと思います。
報告の様子①
報告の様子②
以上、山本ゼミの11月~12月の活動模様を報告しました。2016年度の山本ゼミ三年生、二年生は様々な困難に直面する中で、教員の指導を積極的に受容し、努力した結果、大変に素晴らしい成果を出してくれました。山本ゼミ生の激動の12月、大変だったけど、充実したものだっと思います。ゼミで参加しているコンテストの結果が全て開示されたわけではないですが、ひとまず、中締めとしての報告でした。
高校生の皆さん、興味を持たれたら是非、東京経済大学経営学部のドアをノックしてください。
文責:山本聡(中小企業経営論担当)
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