2017年3月6日月曜日

東京都立多摩図書館移転オープンでさらに環境充実

流通マーケティング学科の丸谷です。16回目の執筆です。今回は大学の近所に素晴らしい図書館が移転してきたのでご報告いたします。移転してきたのは東京都立多摩図書館です。

私は本学の図書館や大学周辺の充実した環境についてはこのブログでも度々取り上げてきました。学業を行う上で環境は非常に重要です。その点本学の図書館は素晴らしいですし、非常に多様な取り組みを行っています。

とはいえ、一大学では限界もあることも事実です。そのため、本学では多摩アカデミックコンソーシアム(詳細はhttp://www.tku.ac.jp/tku/society/tac/を参照)を周辺大学と組織し、各大学の特徴を活かした補完的な関係を築いてきました。実際、私はグローバルマーケティングの担当教員なので、英文資料が豊富な国際基督教大学の図書館などの資料を取り寄せるなど非常に助かっています。

上記のように、本学の学習環境はこれまでも充実していたのですが、この度の東京都立多摩図書館の移転は更なる環境の充実につながると考えます。



東京都立多摩図書館は2017年1月29日に本学の隣の駅西国分寺駅徒歩5分の場所に移転してきました。急いでいる際には電車で行くのをお勧めしますが、私は今回本学から徒歩で行ってみました。

本学の周辺はカフェ激戦区であることは、2015年8月17日のブログ(http://tkubiz.blogspot.jp/2015/08/blog-post_17.html)でも取り上げていますが、今回は、このブログでも取り上げた、国分寺のカフェの名店「ねじまき雲(陽)」によってから行きました。本学からカフェまでは、15分程でそこから20分程で図書館に着くので、
いい感じのお散歩コースになっています。

図書館は都立武蔵国分寺公園の横にあり、私が訪れた日も多くの皆さんが遊んだり、散歩したりしていました。



東京都立多摩図書館の特徴は雑誌の充実です。多摩図書館は移転前の平成21年5月1日に、週刊誌から学術雑誌まで幅広い雑誌を収集・提供する「東京マガジンバンク」を開設し、所蔵タイトル17,000誌という数を活かした公立図書館としては初の雑誌の集中的サービスを実施してきました。移転後もそのサービスを拡充していました。刊行中の雑誌約6,000誌の最新1年分がいつでも見れる他、雑誌を仲立ちとした知的創造と交流の拠点を作り上げることを目指す「東京マガジンバンクカレッジ」も開設されていました(詳細は以下のサイト(http://www.library.metro.tokyo.jp/tabid/437/Default.aspx)を参照)。


私が伺った2017年2月23日も東京都立多摩図書館移転オープン記念展示「雑誌と絵本で世界を知る」がなされていました。

私は依頼されたパナマ経済に関する原稿を執筆するために、資料収集に行ったのですが、パナマ経済を支えるパナマ運河に関して特集した海事総合誌 COMPASSが所蔵されており、すぐにお目当ての記事を見つけることができました。

さらに、本学では期間限定所蔵であった商業関係の雑誌『販売革新』のバッグナンバーもすぐにコピーすることができました。

今回訪れた用事はすぐに済んだのですが、雑誌の充実ぶりに時間を忘れて図書館内をみて回ってしまい、3時間くらいすぐにたってしまいました。私はカフェの原稿も書いているので、全日本洋菓子工業会が刊行している『世界の菓子PGC』や全日本コーヒー協会広報・消費振興委員会監修の雑誌『Coffee Break 』は今後も利用できそうだなと見入ってしまいました。

図書館は平日午前10時~午後9時、土日祝午前10時~午後5時半までやっているようですが、疲れた方は図書館の中に本学のすぐ近くに本店(カフェも併設)があるパン屋さんキィニョンの7号店(イートインできるスペースあり)もオープンしているようなのでこちらを利用するのもいいかもしれません。


私は歩き回り疲れたので帰りは西国分寺駅前のカレーの名店すぷーんでカツカレーを食べて帰宅しました。


西国分寺駅前には、おすすめのカフェクルミドコーヒーもあるのでそちらもお勧めです。さらに充実した環境で有意義な大学生活を過ごしてみてください。

(文責 丸谷雄一郎(流通マーケティング学科 教授)