2024年9月24日火曜日

ゼミ合宿のお話

経営戦略論担当の寺本です。
この経営戦略論というのは,寺本が担当している講義科目の名前です。
講義ではその知見の専門的な基礎知識を講義しますが,ある専門分野をもっと深く研究したい人はゼミに所属することになります。
ということで,私は経営戦略論を専門的に研究するゼミの担当もしています。

大学生の夏休みは長い。しかしながら,始まってしまったものは,いつか終わってしまうのです。
そうです。大学生の長い長い夏休みもとうとう終わってしまいました。

大学生の夏休みにはいろんな可能性があることは,私の以前のポストや他の先生のポストにもある通りです。

一例
「「戦略的」な夏休みを。」
https://tkubiz.blogspot.com/2024/07/blog-post_08.html


なんにせよ大学生の夏休みにはいろいろな可能性があります。
そんな色んな可能性の一つに,「ゼミ合宿」があります。
寺本ゼミは2024年度に1期生が集まり,この夏休みに「第1回ゼミ合宿」が無事挙行されたので,その様子をお伝えしようと思います。

日時:9月9日から9月11日(2泊3日)
場所:湯沢ニューオータニホテル(越後湯沢駅から徒歩10分)
https://www.yuzawa-newotani.jp/

越後湯沢は東京駅から上越新幹線で約1時間半と,東京からのアクセスが非常によく,夏場は避暑地にもなっておりロケーションとしては非常に良かったです。



湯沢といえば,冬はウィンタースポーツでにぎわっていますが,夏はこんな感じで大学の合宿地としてにぎわっている(?)ようです。
温泉むすめの越後湯沢かすみさんがお出迎えしてくださいました。

ところで,ゼミ合宿って何をするんでしょうか?
この答えは非常に難しく,正直「ゼミによって全然違う」が正確かと思います。
寺本ゼミでは,夏の合宿は前期と夏休みの研究成果の中間発表をそれなりにみっちりしっかり行う場として利用しています。

2泊3日も何やるの?という風に思われるかもしれませんが,合宿の本番は2日目で,残りは基本的には移動日&準備日(1日目)と片付け&移動日(3日目)となっております。今年は。(来年以降はどうなるかわかりません)

というわけで,1日目は移動の疲れを温泉で癒しがてら(?),2日目の発表に向けて最終準備を学生たちはしていました。


【2日目】

朝から晩まで,昼休みを挟んで,中間発表です。
5グループが前期,そして夏休みにどこまで研究を進めたかを発表し,それについてゼミ生や教員から質問を投げかけたり,コメントをしたりして,議論を交わします。

「ファッションのサブスクリプションサービスの検討」や「若者の飲酒離れ」といった,自分たちの身近な問題や課題に挑むグループもあれば,寺本が研究フィールドとしている北海道のワイン産業を軸にした地域活性化について,「北海道の地域活性化案」や「北海道の新規ワイナリーのブランド価値の向上」といったテーマで研究を進めるグループもあります。




それぞれ,前期そして夏休みにグループでどのようなことを考え,そしてこれからどのように研究を進めていくのか発表してもらいました。


発表が終わったら,ノーサイド。いや,別に発表の時も,それほど敵味方に分かれてるわけではないけれど…。
足湯で温まったり,温泉で疲れをいやしたり…。



【3日目】
楽しい(?)合宿も終わりはやってきます。来た時よりも美しくをモットーに後片付けをして,帰路につきます。


折角の夏休み。教室を飛び出して,同じ釜の飯を食い,いつもとは違う環境で研究のことはもちろん,いろんなことについて語り合うのも一興。実りある(と,少なくとも私は思っている)ゼミ合宿の一風景でした。

(同じ釜の飯を食う図)


文責:寺本直城