広告論を担当している鴇田です。 鴇田ゼミでは、関東学生マーケティング大会に参加するため、グループで研究論文を執筆することを活動の大きな目標としています。
関東学生マーケティング大会とは、関東圏にある大学の学生がチームを組み、約半年間にわたり研究・プレゼンテーションを重ね競い合う大会です。
2024年度大会には、慶應義塾大学、嘉悦大学、早稲田大学、専修大学、中央大学、東洋大学、日本大学、明治大学、立教大学、千葉商科大学、埼玉大学の計13大学から19ゼミナールが参加しました。
ちなみに、同じ東京経済大学の森岡ゼミも同大会に参加しており、私自身も学生時代に森岡ゼミの一員としてこの大会に参加した経験があります。
6月に開会式を行い、9月に中間発表、10月に論文提出、11月に2回のプレゼン審査が開催されます。
学生たちはそれぞれの締切に合わせて、論文を執筆したり、発表用のプレゼンテーション資料を作ります。
鴇田ゼミは今年新しくできたばかりのゼミなので、経験者の先輩もおらず、研究の進め方やプレゼンテーションの方法にゼミ生たちが苦労している様子が伺えました。
各グループの発表タイトルは以下の通りです。
①バンドリングという販売手法が持つ魅力ーカスタムバンドリングと固定バンドリングの視点からー
②ご褒美消費が満足感に与える影響とその要因の解明
③動画配信サブスクリプションサービスを利用する阻害要因の解明―マイリスト登録に着目して―
④服のサブスクリプションサービスの利用を阻害する要因の解明
残念ながら4グループとも11月30日に行われた最終審査に進むことはできませんでしたが、やはり最終審査に進むグループは研究内容もプレゼンテーションも非常に優れており、納得の結果です。
半年間頑張ってきた研究に最終的な順位がついてしまうことに対して、「酷だ」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、どこに改善点があったのか、何が足りなかったのかに気づくことができるこのような大会に参加することは、学生たちにとって非常に良い成長の機会となります。
さらに、自分たちが将来「就職活動」という場でライバルとなる他大学の学生たちの能力や取り組みを知ることは、就職活動に向けた意識を変えるきっかけにもなるでしょう。
文責:鴇田彩夏