2013年10月7日月曜日

中小企業に行ってみよう!!:東経大での経営学の学び方♪


こんにちは!! 経営学部の山本です。担当は中小企業経営論です。

皆さんは「大学の授業」にどのようなイメージを持っていますか? 教室の中で、先生の話に耳を傾けながら、黒板をノートにとっていく、そんな光景を思い浮かべたかもしれませんね。今回のblogで皆さんに伝えたいこと、それは大学では高校と違って、教室だけでなく、学外のありとあらゆる場所が学びの場になる、ということです。ためしに私のゼミの学生がどのように大学の授業をエンジョイしているかを簡単に紹介していきましょう。
 
   ゼミとは学生が教員と一緒に研究するための大学特有の少人数授業です。東経大の経営学部ではゼミ活動がとっても盛んなんです!!


東京都中小企業振興公社にて:皆、真剣な面持ちです。
 

山本ゼミでは「中小企業の経営戦略を考える」をテーマに、自分たちの足で中小企業を一社一社訪問し、インタビューやアンケート調査しています。経営学は現実の企業の経営課題を解決することを目的に発展してきました。そのため、経営学を深く理解しようとすれば、実際に企業に赴き、経営者の方々にお話を伺うことが必要となるのです。

さて、今回、ゼミ生が選んだ研究テーマは「多摩地域の農業の活性化戦略」。農家!?とびっくりした方もいるかもしれません。経営学の対象はとっても幅広く、農家も研究対象になるのです(面白いですよ!)。さて、研究テーマを選んだら、積極的に学外に赴きます。まずはあきる野市にある東京都中小企業振興公社や東京都農林水産振興財団で、多摩地域の農業の現状を勉強しました。(この模様は経済産業省・関東経済産業局の機関紙にも取り上げられました)
 

野菜をつくるってどういうことなんだろう??



立川市の農家を訪問:経営者の方と記念撮影♪♪
 


 

 
 
 


研究した内容は報告しなきゃ、宝の持ち腐れ。積極的に外部でも報告していきます。他人にわかりやすくプレゼンする能力は社会人に必須なのです!! なお、山本ゼミでは本日紹介した研究をもとに、学生起業家選手権や他大学との報告会に参加したり、自治体向けの報告書を作成します。これらの話題は次回のblogにて♪




10月5日に八王子市で開催された学生プレゼン大会で、今までの研究内容を報告

:企業経営者や金融機関、市役所の方々を前にして、緊張気味です。
 
報告後には金融機関や自治体職員の方と記念撮影。よい経験になりました。
 
 
 
 
 
 
 
山本 聡(やまもと さとし):1978年生まれ。機械振興協会経済研究所を経て、20124月より、東京経済大学 経営学部 専任講師(担当 中小企業経営論)。