2013年12月18日水曜日

地域の企業に行ってみよう!!~ 東経大生・多摩信用金庫を訪問するの巻~

皆さん、こんにちは!!  経営学部の山本聡です(担当:中小企業経営論)。

TKU  Business  Blogも二回目の執筆になりました。ところで、経営学部で学ぶ「経営学」は一体、何のために存在するのでしょう? 私は、


現実の企業の経営をより良いものにするための方法を提示すること


が経営学の目的だと考えています。この目的のために、世界中・日本中の研究者が長い年月をかけて、企業を分析し、理論立てて、経営学を発展させてきたわけです。東経大の経営学の授業もそうした成果の一つだと言えるでしょう。ところが、企業は生き物。君達が経営学の授業や教科書で学び、ゼミで研究したことが、必ずしも現実の企業に当てはまるとは限りません。

 文学では本を読むように、工学では機械をつくるように、体育学ではスポーツをするように、経営学をよりよく理解するためには、学外に出て、実際に企業を訪問し、自分達の問題意識をぶつける必要があるのです。そして、そんな機会を東京経済大学の経営学部ではたくさん提供しています。ためしに山本ゼミの活動の一端を紹介しましょう。山本が専門とする「中小企業経営論」はその名の通り、「中小企業を訪問し、学ぶ」傾向が非常に強いのです。


東経大生・地域の企業を行く~ 多摩信用金庫 価値創造事業部様を訪問~


 東経大が立地する国分寺市は東京西部・多摩地域の中心部にあります。多摩地域は全国でも有数の企業の集積地。言葉を変えれば、経営学を学ぶ絶好のフィールドと言えるわけです。山本ゼミでは2014年度のゼミ・プロジェクトのため、多摩信用金庫の価値創業事業部様に伺いました。お忙しい中、まことにありがとうございました。

多摩信用金庫・Winセンターにて



自分達の意見をぶつけて、厳しいご意見を頂きます。
まだまだ準備不足。もっと勉強しよう!!



ハイ、チーズ!!:多摩信用金庫の方々と記念撮影



  さて、地域の企業を訪問し、問題意識をぶつけ、自分達の研究が認められると、地域でより多くの「学び」の場を得られるようになります。例えば、先日、立川で、多摩信用金庫様が主催された多摩地域の優れた中小企業を表彰する式典「多摩ブルー・グリーン賞」の授賞式に、山本ゼミのゼミ生も参加。今までお世話になった企業・自治体の方々に御礼を述べるとともに、新たなアドバイスも頂くことができました。こうした経験が学生の一生の財産になってくれれば、教員としてこんなに嬉しいことはありません。


多摩ブルー・グリーン賞・授賞式に参加



お世話になった地域の企業・自治体の方々に御挨拶。
新たなアドバイスを頂きます。



 どうです? 経営学・中小企業経営論っていろんな人との出会いがあって、面白いでしょ?君たちも東京経済大学で、一緒に経営学・中小企業経営論を勉強しませんか!!


追伸

 先日、ゼミ生と一緒に地域の鉄道会社:御岳登山鉄道様に伺いました。その際の社長様との記念写真。皆、よい笑顔ですね!!  社長様、ありがとうございました。