流通マーケティング学科の丸谷です。57回目の執筆です。東京経済大学の授業もコロナ禍で一時期は全面オンラインとなりましたが、コロナ禍が終焉に向かうにつれて少しずつ日常を取り戻しつつあります。そんな中4月から改善されたことがあります。それは大学へのバスでのアクセスです。
東京経済大学前バス停に近づくCocoバス |
大学への行き方としては、国分寺駅から徒歩というのが一般的です。しかし、教員である私は授業の準備に際して、書籍やパソコンなど多くの荷物を持ち帰る必要がある場合も多いです。そんな際に役立つのがバスなのです。東京経済大学の東側には京王バスのバス停が以前よりありました。しかし、本数はかなり少なく朝夕もほとんど変わらず30分に1本程度でした。
大学の東側に隣接する東京経済大学前バス停 |
4月以降このバス停(現東京経済大学前バス停)に小金井市コミュニティバスCocoバスが停車するようになったのです。東京経済大学の住所は国分寺市となっているのですが、実は東の一部は小金井市にかかっています。4月からルート再編により、Cocoバスのルート内となり、京王バスと時間帯により分担して運行するようになりました。その結果として特に日中の運行本数が増える結果となったようです(Cocoバス再編の経緯などに関して詳細は小金井市のホームページに公開されている情報(https://www.city.koganei.lg.jp/kurashi/482/buss/chiikisetumeikai.files/saihenkeikaku.pdf)をご参照ください。
貫井前原路線の路線図(⑱が大学もよりバス停) |
Cocoバスは午前9時23分の第1便から午後7時23分の第25便まで25分ごとに運行しています。実際利用してみると、バス自体はこれまでの京王バスと比べて小さくなったのですが、通常混んでいない路線であるため利用には問題を感じませんでした。特に大学から駅への帰りの利用においての使い勝手はとてもいいです。それ以外の時間帯には京王バスも走るので以前よりかなりの増便になっています。
なお、Cocoバスには循環バスであるため、東京経済大学への行きでは時間がかかるというデメリットがあります。このデメリット自体は京王バスだけの運行の際とはかわっていません。行きのアクセスに関しては東京経済大学から数分歩いた場所に、武蔵小金井駅や国分寺駅からの京王バスが停車する「東京経済大学入口(旧JR車庫前)」というバス停もあり、特に武蔵小金井駅からに関しては本数も多いので便利です。
少し離れていますが便利な東京経済大学入口バス停 |
せっかく改善されたアクセスも利用率が悪いとルート自体が変更されたり、本数が減らされてしまうかもしれません。荷物が重い時、天候が悪い時バス、あるいは疲れてしまった時バスを一度利用してみてはいかがでしょうか?
(文責:流通マーケティング学科教授 丸谷雄一郎)