2023年6月26日月曜日

都庁近くの工学院大学図書館との相互利用が開始されたので利用してみました

 流通マーケティング学科の丸谷です。58回目の執筆です。今回は2023年6月5日(月)より本学と包括連携協定を結ぶ工学院大学と図書館の相互利用が始まったということで、早速利用してみました。

工学院大学「学術情報センター 工手の泉(新宿キャンパス)入口

図書館のホームページによると、
本学在学生・教職員等は、工学院大学「学術情報センター 工手の泉」(新宿キャンパス・八王子キャンパス)を以下の通り利用することが可能です。
■利用できる方:本学の学部学生・大学院生および専任教職員、図書館長が認めた方
■利用期間:在学・在籍期間
■利用可能サービス: 館内閲覧 、図書の貸出(延長なしの2冊・2週間)、 データベース等の利用(館内利用のみ、一部使用できないものがあります)
■利用方法:直接訪問し「利用カード」を提示  ※初回利用時に、学生証(または教職員証)の提示及び申請書を記載することで「利用カード」(単年度ごと要申請)が発行されます 
とのことだったので、早速利用してみました。

初めての利用であったため、図書館の方に利用カードの申請をお願いしました。申請を待つ間に東京経済大学からの利用状況を伺うと、6月13日時点で私が一人目とか思いきや、二人目とのことでした。

発行頂いたカード(氏名を記入し利用開始しました)
経営学部ブログで紹介したいのですがと事情を説明すると職員の方が快く館内を案内してくれました。

館内は改装されたばかりとのことでとてもきれいであり、学習スペースも非常に充実していました。食事はできないそうですが、館内にはいい感じの自販機もあり、水筒やペットボトルも持ち込み可能だそうです。
リラックスしながら学習できる空間

パソコンなどを置いて学習もできる空間

自販機も設置されています

新宿都庁近くの高層ビル街という好立地を考えると、本学の学生さんにとって就活の空き時間に資料を調べたりするのにも利用できそうです。
新宿都庁近くの高層ビル街という好立地の工学院大学

館内にある資料についてもご案内頂いたのですが、文系の大学である本学とは異なる工学系の大学の特徴がしっかり現れており、JDreamⅢに代表されるデータベースも利用できるそ
うです。
データベースの説明の資料
個人的には隣接分野の商業建築の分野の資料や工学院大学の卒業論文や修士論文が見れるのも非常に興味深ったです。詳細はぜひご覧いただきたいのですが、私のゼミ生もとりあげているようなカフェの空間に関する研究や街づくりに関する研究も多くみられ、本学の学生さんにとってもプレ卒論に当たる研究ノートや卒業論文のテーマを考えるうえで参考になりそうです。
商業建築系の雑誌も見られます


理系大学ならではの卒業論文や修士論文も館内閲覧できます

私は本学の図書館や大学周辺の充実した環境についてはこのブログでも度々取り上げてきました。学業を行う上で環境は非常に重要です。その点本学の図書館は素晴らしいですし、非常に多様な取り組みを行っています。

とはいえ、一大学では限界もあることも事実です。そのため、本学では多摩アカデミックコンソーシアム(詳細はhttp://www.tku.ac.jp/tku/society/tac/を参照)を周辺大学と組織し、各大学の特徴を活かした補完的な関係を築いてきました。実際、私はグローバルマーケティングの担当教員なので、英文資料が豊富な国際基督教大学の図書館などの資料を取り寄せるなど非常に助かっています。

今回の相互利用の開始はそれぞれの大学の良さを活かした形での有用な連携だと考えます。
ぜひ都庁近くのおしゃれな図書館を一度利用してみてはいかがでしょうか?
(文責:流通マーケティング学科 丸谷雄一郎)