2016年10月31日月曜日

中国北京で繊細なスイーツを伝えるために頑張るパティシエから元気をもらう

流通マーケティング学科の丸谷です。14回目の執筆です。私はグローバル・マーケティング論(簡単にいうと海外でどのようにマーケティングを行っていくのか)を専門分野にしているので、海外に出張に行くことが多く、このブログでもインド、チリ、香港の出張の模様をこれまで取り上げてきました。

今回は中国小売現地取材のための出張(北京天津)の出張最終日に、日本帰国便までの合間の2時間で訪れたToshi Yorozuka BEIJINGについて取り上げてみたいと思います。今回取り上げるToshi Yoroizuka BEIJINGはまさに発展する中国の首都北京の現在の象徴ともいえます。

最初にこのお店を出店した鎧塚シュフについて簡単に説明します。鎧塚俊彦氏は日本を代表するパティシエです。故川島なお美さんの夫としても有名です。私の趣味はスイーツ店巡りなのですが、私は彼が川島さんと知り合う前に、彼が恵比寿でお店を始めた時から注目し続けていました。私は恵比寿には2回、六本木3回ほど訪れています。

また、最近では渋谷ヒカリエのケーキショップ(デザートカウンターはありませんが、椅子とテーブルの共有スペースがあるのでその場でケーキを味わえます)で彼がエクアドルで開設したカカオ農園でとれたカカオを使って作ったチョコを材料にしたスイーツを定期的に味わっていました(ちなみにヒカリエには赤坂のリベルターブルという注目のお店の支店もあります)。

先日来年始めにナカニシヤより出版予定の『国際社会学』のコラム作成の取材で、コーヒーハンターとして有名な川島良彰もお話されていたのですが、彼がこだわっているコーヒー同様、嗜好品であるケーキやチョコも、いくらよい技術があっても、良質の素材をしっかり確保できなければ、質の高さは出せないと実感させる味を、このお店でも提供しています。

そんな鎧塚氏が今回海外初出店したToshi Yoroizuka BEIJINGでは、彼の愛弟子で北京店シェフに指名された南里英伸さんが、鎧塚氏譲りのこだわりと情熱を感じることができました。


Toshi Yoroizuka BEIJINGシュフ南里氏

地下鉄10号線亮馬橋駅B出口の複合施設「官舎」3階にある400㎡のお店は、テイクアウト用販売スペース、飲食ができるテラスと、目の前でデザートを作り提供するデザートカウンターで構成されます。


               複合施設官舎              

私は飛行機の時間もあったので、開店直後の11時にお店に伺うと、南里シェフが暖かく対応いただきました。2種類のコース(前菜メイン飲み物300元、プラス中間に1皿の500元)について丁寧に説明して頂きました。私がお勧めを伺うと、中国産のお米の良さを活かしてアレンジしたリゾットと、それに合う飲み物としてシャンパンがいいのではと勧められたので、500元コースを注文しました。

             
前菜と飲み物

東京では最近神楽坂のコータ、等々力のデセールルコンタワールなどカウンターデザートのお店は人気がありますが、北京ではカウンターデザートどころか、レベルが高いケーキ店もほとんどないそうです。私もいくつか気になるお店を取材の合間に食べてみたのですが、香港や台湾のスイーツチェーンは一定のクオリティなのですが、駅から少し離れた場所にある高円寺のラブリゴチエや千石のトレカルム、蘆花公園のルラシオンのような個人店は根付いておらず、ケーキの見た目重視のお店ばかりでした。

そんなスイーツに関しては発展途上の中国、それも経済の中心地上海ではなく北京での出店は苦労も多いそうです。出店には2年以上かかり(最初は別の場所で出店予定でしたが、諸事情で断念したそうです)、出店が決まっても、素材の現地調達、現地スタッフ育成と海外ならではの苦労は並大抵ではないようでした。

特に、現地スタッフ育成は大変であり、台湾出身の助手の方を通じての言葉が通じにくい環境での時間をかけた現地スタッフとのやり取りや、しっかりと作業がダメな場合の理由の論理的説明や、育成後のスタッフの維持のための工夫といった取り組みについて伺うことができました。

そんなお話も伺いながら、作られるスイーツはどれも素晴らしく、特におすすめのリゾットは中国産のお米の触感を意識した工夫がなされており絶品でした。
          

           
 中国産米を使ったマンゴーリゾット

日本に比べても高価な、500元(1元は約15円)は高いような気もしますが、北京の状況や南里シェフの情熱混みの値段と考えれば、妥当と感じさせる味でした。実際、北京のお金持ちは良いものにはお金を支払うそうです。厳しい出張の最後に元気をもらう経験ができた貴重な時間となりました。                  
                            


文責 丸谷雄一郎(流通マーケティング学科 教授)




















 
 

2016年10月24日月曜日

山本ゼミ、1.多摩の学生街づくりコンペティション2年連続本選出場 2.葵友会三支部合同講演会 3.知財活用アイディア全国大会ブラッシュアップ会 4.懸賞論文完成・応募へ

経営学部の山本(中小企業経営論担当)です。徐々に秋らしくなり、夜は寒くなってきました。

東経大国分寺キャンパスは葵蔡の準備にかかりきりです。推薦入試も行われ、2017年度に東経大に入学することが決まった方々、受験を考えている方々がTKU Business Blogをご覧になっているかもしれません。

後期開始の9月以降、学生の研究活動は佳境を迎えています。学外の懸賞論文の〆切だったり、プレゼンコンテストの予選・本選が開催されます。また、12月10日には東経大経営学部ゼミ研究報告会も開催されます。そんな、東経大生の研究の日々をご紹介します。

1.山本ゼミ、多摩の学生まちづくりコンペティション2年連続本選出場!!

   2016年9月17日に、第3回 多摩の学生まちづくりコンペティション予選会が明星大学で開催。
23団体が参加したのですが山本ゼミは「瑞で繋がる多摩のまちづくり〜MIZU沁み渡るTAMAらない旅プロジェクト〜」で参加。予選突破、2年連続の本選出場を決めました。これは同コンペティション初とのこと。山本は海外出張のため参加できなかったのですが、参加大学数も多く、それぞれの内容が大変に充実していて、薄氷の予選突破だったとのことです。


 山本ゼミは2015年度の第2回 多摩の学生まちづくりコンペティションで優秀賞を受賞しています。
前回コンペティションの後、山本ゼミ生は一年間かけて、様々な企業や自治体と連携し、企画を進めてきました。12月18日に立川市柴崎学習館で本選が開催されますが、ゼミ生には後悔の無いよう全力を発揮してもらいたいな、、、と思っています。


予選会:プレゼンする山本ゼミ生

2.山本が葵友会三支部合同講演会で講演しました

 2016年9月18日に東経大のOB・OG組織である葵友会の武蔵野支部、東京西支部、東京多摩支部からご依頼頂き、

多摩地域における企業研究と地域連携・ゼミ活動
~東経大・山本ゼミの成果を報告しながら~

という演題で、立川グランドホテルにて講演しました。当日は山本ゼミ生も3名参加。東経大OB・OGと交流させて頂きました。OB・OGは大学の財産であり、こうした機会を頂いたことは、大変に名誉なことだと考える次第です。以下に当日の模様を写真で紹介します。


講演させて頂きました。



多くの東経大OB・OGにご清聴頂きました。



OB・OGとの懇親の席です


ゼミ生も挨拶


多摩の学生まちづくりコンペティション2016本選出場を報告



二年生も参加しました

3.知財活用アイディア全国大会ブラッシュアップ報告

 2016年10月6日には、地域連携センターで、第2回 知財活用アイディア全国大会ブラッシュアップ会が開催されました。山本ゼミのゼミ生も報告。11月2日の本選まで残り僅かの時間しかありませんが、しっかりと頑張ってほしいです。



ブラッシュアップ会:山本ゼミ生の報告

4.懸賞論文完成・応募へ

  最後にですが、2016年10月17日、山本ゼミ生が恒例の商工総研 中小企業懸賞論文に応募をしました。山本ゼミでは昨年度、準賞を頂いています。完成まで大変に時間がかかったのですが、教員としては応募できて一安心といったところです。今回は幾つもの信用金庫の方々に大変にお世話になりました。
 なお、山本ゼミ生が本論文の内容を多摩信用金庫にフィードバック報告することになっています。これも大変によい機会です。もうひと頑張りです。



懸賞論文の応募後、昨年度頂いた賞状とともに記念撮影。
お疲れ様でした。


 以上、9~10月の東経大生の研究やOB・OGとの交流を報告しました。東経大 経営学部での研究に興味を持たれた高校生の皆さん、是非、12月10日の経営学部 ゼミ報告会に参加してください。東経大 経営学部で様々な研究がなされていることに、驚かれるはずです!!



文責:山本聡(中小企業経営論 担当)




2016年10月10日月曜日

【学問のミカタ】 秋冬の売場スタート!

経営学部の本藤です。
受験生は、もはや直前期にさしかかりますね。「受験の天王山は夏休み」などと言われますが、なんだかんだ言っても秋冬が最も大切です。最後のロングスパートで頑張ってください。
大学生は、夏休みも終わって、後期授業真っ只中ですが、そろそろ学祭シーズンなので、勉学以外にも時間がとられる季節を迎えていますね。

頑張れ!受験生!
「是非是非お立ち寄りください(笑)」

今月の学問のミカタのテーマは「秋」。
漠然かつ広大なテーマです(笑)
困ったときは、すぐに売場ネタにいってしまいます・・・(;^_^A

実は、売場というのは3月頃と9月頃に「棚替え」と呼ばれる陳列商品の大幅な入れ替えが行われます。売場には、エンドやシーズン棚のように毎週見直されるプロモーション用の売場と、「定番」と呼ばれる不動の定位置が決められた売場がありますが、小売業にとっては、この定番売場が最も重要な売場になります。
チェーンによっては、まだこの棚替えが完了していないところもあるかもしれませんが、このブログがアップされる10月には全ての売場が一斉に「秋冬のラインナップ」に様変わりしていると思います。


この秋から、ドラッグストアの売場を占めるのは、気候の変化に伴う体調変化に関するものが増えてきます。風邪に関する商品、乾燥肌に関する商品などです。
本当は冬も気にしなくてはいけないのですが、夏場には目立っていた紫外線予防や汗じみ対策などは棚落ちする店舗も出てきます。


定番売場が、小売業にとってはもちろんですが、メーカーにとっても重要な売場である理由は、コロコロ変わるプロモーション売場と比較して、いつも売られている場所を長期に渡って確保できるからです。
メーカー各社は、自社製品(自社ブランド)を育てていかなくてはならないのですが、何をもって「育った」と言えるのかというと、新規購入者を獲得して、リピート購入者を増やしていくことで、商品育成・ブランド育成を果たしていきます。
ブームなどで単発的に売れるだけでは、メーカーは大きな利益になりません。持続的に支持してくれるお客様を拡大させていくことが営業目標になるので、そのために定番売場を確保することが必要になるわけです。


ただし、店頭の商品によってお客様の悩みを解決しようと思ったら、定番売場だけでは、ソリューション(解決策)を提供できないのです。
例えば、風邪をひいた時に必要な商品を考えてみると、風邪薬、マスク、うがい薬は基本アイテムですが、その他にも栄養ドリンク、氷のう、体温計などを買う人がいるかもしれません。もしかしたら、ロックアイスやポカリスエットのようなアイソトニック飲料も一緒に買いたい人がいるかもしれません。


そんな提案をするためにエンド展開やシーズン棚などの「出張場所」が必要になってきます。
この「出張場所」に、風邪をひいた人が必要なものをピックアップして集合させるので「集合陳列」と言ったり、散在している定番売場から外に出てくるので「アウト展開」と言ったりします(※このときリピート購入者がいるので、定番売場にある商品は、その場所を確保しています)。

本藤ゼミは、メーカーや専門商社を志望する人が多く、実際に就職していく人が多いのですが、直接的に売場をつくる小売業で働かないとしても、メーカーや専門商社で働くためには売場の知識は不可欠です。
みなさんも売場の変化を見ながら、季節を感じたり、ブランドを考えたり、お客様へのサービスを考えたりして過ごしてみると、色々な発見がありますよ。



【学問のミカタ】
他学部やセンターからも、同じ「食」をテーマとしたブログがアップされています。
高校生の皆さんは、他学部の【学問のミカタ】に是非ともお立ち寄りください。

・経済学部ブログ : 「競争と交渉の男女差」
・コミュニケーション学部ブログ : 「芸術の秋を楽しむ」
・現代法学部ブログ : 「秋 -風景に人の思いや社会の関わりを感ずる季節-」
・センターブログ : 「フランスの秋あれこれ」

文責:本藤貴康(流通マーケティング入門、流通論、地域インターンシップ担当)
本藤ゼミナールBLOG http://hondo-seminar.blogspot.jp/

2016年10月2日日曜日

岐阜県はアニメの聖地!?&カブトビールってなに?(小木ゼミ通信vol.16 小木ゼミ近況、企業コラボ進捗状況、小木ゼミの今後の予定)

 マーケティング論、ソーシャルマーケティング論担当の小木です。

 今回のトピックスは、「岐阜県はアニメの聖地!?」と「カブトビールってなに?」です。

●岐阜県はアニメの聖地!?


 私の準地元である岐阜県は、いまアニメで活況を博しています。
 特に、今年は立て続けに、岐阜県内を舞台にしたアニメ映画が公開されています。

 たとえば、

*『君の名は。』(飛騨市)
*『ルドルフとイッパイアッテナ』(岐阜市)
*『氷菓』(高山市)
*『聲の形』(大垣市)

 などなどです。

 とりわけ、大ヒット中の『君の名は。』では、公開後、多くのファンが飛騨市(ついでに経由する名古屋市にも)に聖地巡礼に訪れ、観光客は大幅にアップしました。

 美しい風景、美味しい食材など、いよいよ岐阜県のすばらしい資源が評価されつつあることを背景にして、ここぞとばかり、岐阜県サイドもアニメにあやかった地元PRを大々的に行っています。

 準地元の岐阜県が盛り上がれば、岐阜に行くために経由する私の地元の名古屋も、その恩恵に預かることから、岐阜県には大いに頑張ってほしいと願っています。


●カブトビールってなに?

アニメ続きで、もうひとつ。皆さんはカブトビールって知っていますか?

 宮崎駿作品『風立ちぬ』では一部名古屋が舞台になっていますが、劇中の名古屋駅の風景にはカブトビールの大きな立て看板を見ることができます。

 そうなんです。カブトビールは、アサヒ、サッポロ、サントリー、キリンとならんで、東海地方最大のシェアを誇ったビール会社だったのです。

 もともとは、1887年ミツカン創業者・中埜又佐衛門と、その甥であり、後に敷島製パン創業者・盛田善平による丸三麦酒醸造所の設立に遡りますが、1898年には「丸三ビール」から「カブトビール」に銘柄が改められ、その後1943年、戦時中の企業整備令の適用で半田工場が閉鎖されるまで、カブトビールは消費者に愛されるビールとして人気を博しました。

 私は何となくしか知らなかったのですが、今年の夏に愛知県半田市のミツカンミュージアムや半田赤煉瓦建物などをを訪問して、その歴史の一端に触れることができました。もしご興味ある方がいるならば、一度、その歴史を勉強されるといいでしょう。

 現在は、一般社団法人赤煉瓦倶楽部半田によって、カブトビールの復刻版が製造されるなど、その歴史の保存がなされています。

半田赤煉瓦内のカブトビールの広告の歴史



 さて、今回の小木ゼミ通信のラインナップは次の通りです。
1.小木ゼミの近況
2.企業コラボ進捗状況
3.小木ゼミの今後のスケジュール
などなどです。

 1.小木ゼミの近況報告

 ①ゼミ合宿(9月中旬・八ヶ岳にて)

小木ゼミにとって夏合宿はとても大事な行事です。今年も3泊4日、総勢42名での合宿は、あいかわらず激しいゼミ合宿でしたが、2年生の団結力が増したこと、3年生がたくましく成長したこと、4年生が立派な大人(社会人)に見えたこと、本当にうれしく思える合宿でした。実に、良いゼミになってきたとしみじみ思います。でも、合宿終了後、私は、点滴を打ち、寝込みました・・・・・それくらい疲れる合宿なのです。

2016年夏合宿最終日

2016年スポーツ大会にて

就活イベント(グルディス練習)と研究発表の仕方を上級生から指南

伝統行事・愛のエプロン大会



 ②7月・8月OCの小木ゼミ発表会は大盛況&TFTランチも盛況!

夏のオープンキャンパスには、高校生の皆さんがたくさん来てくれました。本当にありがとうございました。東経大の雰囲気はいかがだったでしょうか。小木ゼミも7月31日にゼミ活動報告会に出させていただきました。100名ほどの方が参観していただけました。少しでも東経大のゼミは頑張っているんだということが伝わっていれば嬉しいです。
 また、オープンキャンパスで提供したTFTランチも好評でした。選んでいただいた方々、まことにありがとうございました!


 2.企業コラボの進捗状況

 小木ゼミでは、個人研究以外に、次の3つの領域で企業・NPOとのコラボ企画を進めていますが、その進捗状況をお知らせいたします。各コラボの詳細は、過去の小木ゼミ通信をご覧下さい。

①.商品開発プロジェクト 
*こんなお菓子あったらいいなプロジェクト イーグル製菓×小木ゼミ コラボ
 
*10月下旬、各人による企画書提出
*12月に社長との打ち合わせ


②.地域活性化プロジェクト
*Web「国分寺物語」の企画・取材・制作 Nipponia Nippon×小木ゼミ コラボ

*9月  国分寺第2中学へのゲストティーチャーとして学生が講義
*11月 ぶんぶんウォークへの参加
*12月 国分寺第2中学の生徒取材に同行・学生派遣

 
③.国際貢献プロジェクト
*健康ランチ販売プロジェクト(貧困国支援活動・年2回) TFT(Table For Two)×東経大生協×小木ゼミ コラボ

*7月・8月のオープンキャンパスにTFTランチが登場!
*12月中旬 2016年冬・TFTランチ販売


 3.小木ゼミの今後のスケジュール

11月初旬   ぶんぶんウォークイベントのプロモーション
11月16日(水) ゼミ連主催のゼミ説明会に参加
11月26日(土) 小木ゼミOBOG会
11月30日(水) アカデミックコンパス内で小木ゼミの紹介
12月5日~16日 TFT×小木セミ×東経大生協「TFTランチ」販売
12月7日(水) 「国分寺物語」シンポジウム【オープンゼミ】
12月10日(土) 経営学部ゼミ研究報告会 小木ゼミからは3つエントリー
12月14日(水) 個人研究発表2年生【オープンゼミ】
12月21日(水) 個人研究発表2年生予備+ゼミ内での入ゼミ相談会【オープンゼミ】
1月18日(水) 「お菓子プロジェクト」ゼミ内選考会【オープンゼミ】
          終了後 クリスマスパーティー&幹部交代式

*ゼミに興味のある方は、小木ゼミtwitter(@ogi_seminar)を見て下さい。


 文責:小木紀親

2016年9月27日火曜日

吉田ゼミは西へ!

経営学部の吉田靖(経営財務論担当)です。

今年の夏は、まだ続いているような気がしますが、みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか?台風が来たときもありましたね。

そんななか、吉田ゼミでは8月24日から26日の間、京都と神戸に行って参りました。天候にも恵まれ、時間をかけて考えた計画どおりの行程を終えました。
その中からいくつかご報告したいと思います。

最初の写真は、京都のお土産で有名な八つ橋の手焼きの体験でできあがった八つ橋を入れた缶です。

ラベルも手書きですが自分たちでつくりました。場所は井筒八ッ橋本舗です。

次の写真は、前後しますが八つ橋を焼いているところです。写真からわかるように8枚1組で焼いていきます。写真の右側から左の木の重しの下へと順に移っていきます。ちなみに、こういう作業工程をいかに効率よく進めるかということを研究する分野も経営学の中にはあります。


日常ではできあがったところしか見ていませんが、こうしてやってみると、鉄板は結構熱い(高温注意!!)とか、八つ橋はいつどうやって曲げるのか、などがわかったりします。
私の担当科目の経営財務論的には、こういう仕組みを作るのにいくらかかって、どのくらい利益になるかと
いうことを考えるのですが・・・
さて、焼きあがったばかりの八ッ橋を食べましたが、自分たちで焼いた八つ橋は格別の味でした。

2日目は神戸市内を見学しました。特に吉田ゼミでは災害と企業について学んでいることもあり、昨年は三陸鉄道の震災学習列車に乗りましたが、今年は阪神淡路大震災の跡を保存している神戸港震災メモリアルパークに行きました。


阪神淡路大震災から20年が経過していますが、改めて防災対策の重要性を一同で実感しました。

それから、計画を建てているときに気づいたのですが、泊まったホテルの直ぐ近くの湊川神社では夏祭りをやっていましたのでみんなで行きました。


これは提灯の写真ですが、スマホでも結構きれいに撮れました。

以上は、ゼミ合宿のほんの一部ですが、今年も楽しい思い出ができたことと思います。2年生でゼミに入ると4年生までに3回行くことになります。いろいろ経験を積んでくると、地元の安くておいしいお店の見つけ方がわかってきたりとか、教室での授業とは違ったことを学び、社会人になったらいつか役に立てて欲しいと思います。
神社ではみなさんのご健康と学業成就をお祈りして来ました。神社でだけではなく、われわれ教員は日頃みなさんのことを考えていますので、みなさんも頑張って下さいね。

吉田 靖(よしだ やすし)

2016年9月19日月曜日

海外ゼミ研修@デンマーク

経営学部の関口和代です。
ゼミでは、夏季休暇期間に海外研修に行っていますが、
今年はデンマークに行ってきました。
参加者の半数は初めての海外でしたので、
戸惑うことも多々あったようですが、
気づきもたくさんあったようで良かったなと思っています。


今回も、企業訪問に加え、
デンマーク第二の都市オーフスにある
オーフス大学で交流会をしてきました。
オーフスは、首都コペンハーゲンから
バスあるいは電車で2時間弱のところにあります。





(以上、企業訪問時の写真)


出発前の8月1日に、
日本に短期留学中のオーフス大学の学生と交流しましたが、
彼らの協力も得て8月19日にオーフス大学でさらなる交流ができました。
交流会に参加してくれた学生は日本語の学習もしており、
日本への短期留学経験がある学生もいました。
新学期が始まる直前でしたのでキャンパス内に学生はいなかったのですが、
彼らに誘われ、帰国前日に大学内にある学生用ラウンジに行った
学生もいました。
オーフス大学の学生のノリについていけない部分も若干あったようですが、
日本の大学とは異なった雰囲気に触れることができたようです。





















































ゼミ研修で海外に行く目的の一つに、
価値観や生活環境の異なる国に行くことで、
当たり前に思っていたことが、実はそうではないということに
気づいてもらいたいということがあります。

また、コミュニケーション・ツールとしての
英語の重要性についても認識してもらいたいと思っています。
東京経済大学にはコトパティオという
いつでも気軽に国際交流ができるスペースがあります。
ネイティブスタッフが常駐していますので
語学力のブラッシュアップが可能です。
英語だけでなく韓国語や中国語を含めた外国語での交流を促進し、
異文化を学ぶための参加体験型学習スペースです。
http://www.tku.ac.jp/news/016998.html














「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とならないように、
自らの語学力の不十分さに対する反省と危機感を持った学生が、
コトパティオをもっともっと活用してくれるとよいなと思っています。

高校生の皆さんも、東京経済大学に見学に来た際は、
是非コトパティオもご覧いただければと思います。


(経営学部 関口和代)

2016年9月12日月曜日

【学問のミカタ】世の中の需要の大きさは胃袋の数・・・

高校生のみなさんは夏休みを有意義に過ごせましたか?
今年の夏は、前半で涼しかったので食べ過ぎてしまったり、後半で暑くなってきて飲み過ぎたり
しませんでしたか?
でも、そんな食生活が日本経済を支えているんですよね。
今月の【学問のミカタ】全学共通テーマは「食」です。



「メーカー⇒卸売業⇒小売業⇒消費者」と商品の流れをテーマにした流通研究では、この商品などが流れる経路を「流通チャネル」といいます。この「チャネル」は日本語で「経路」と訳されます。そして、メーカーから小売業へのチャネルは、大別して食系チャネルと薬系チャネルに分類されます。

身近な小売業を例にすると、食系チャネルの代表的小売業はスーパーマーケットやコンビニエンスストアで、薬系チャネルの代表的小売業はドラッグストアなどになります。
メーカー各社は、それぞれに特異なチャネルと不得意なチャネルがあって、当然のことながら、医薬品メーカーは薬系チャネルに強くて、食品メーカーは食系チャネルに強かったりします。

この食系メーカーにとって、商品流通チャネルの最終的な到達地点は、消費者の胃袋ということになりますから、人口減少によって胃袋の絶対数が減少することは、市場規模が縮小する可能性があることを意味します。

ここで「可能性がある」という表現を使ったのは、市場規模というのは、消費者の人数と客単価によって規模が算出されるので、人数が減っても、安全や健康増進などにコストをかける消費活動が広まり、価格水準が高まれば、市場規模は維持されることが考えられるからです。


日本の経済政策として日銀主導でインフレを誘導しようとしてはいるものの、なかなか進捗しない現状を考えると、食品市場のコモディティ化(価格以外の差別化が難しいこと)は如何ともし難い状況です。つまり、食品業界は、メーカー、卸売業、小売業、外食産業などは、「売上低下⇒コスト削減」という縮小均衡に陥る企業も増えているようです。

そんななかで、現在注目度が高まりつつあるのが「機能性表示食品」です。
この「機能性表示食品」は昨年2015年4月から開始された制度で、2016年7月時点で347件の届出がありました。

この「機能性表示食品」は、大きな見方をすると、一般食品と医薬品の中間に位置づけられる「保健機能食品」に含まれるものです。この「保健機能食品」には「特定保健用食品(トクホ)」、「栄養機能食品」、「機能性表示食品」があり、前から順番に一般食品に近いものになります。

この機能性表示食品として、大ヒットした商品が「えんきん」(ファンケル)です。商品名も素晴らしいですね。
老眼対策になるということで、40代くらいから近い文字が見えづらくなる人が増えてきますが、この時に選ぶメガネが"遠近両用"なので、「えんきん」という商品名は、そんな問題意識を抱えている人にはすぐに分かります。

人口減少は避けられない日本ですが、食品市場も「安くて美味しい」というだけではなく、「美容」や「健康」などに対してのソリューションとして「効く」と表現できる「食品」の流通は、高齢社会を背景としている面もありますが、そんなビジネス・チャンスは見逃せませんね。

【学問のミカタ】
他学部やセンターからも、同じ「食」をテーマとしたブログがアップされています。
高校生の皆さんは、他学部の【学問のミカタ】に是非ともお立ち寄りください。
・経済学部ブログ : 料理こそ経済学!
・コミュニケーション学部ブログ : http://comtku.blogspot.jp/
・現代法学部ブログ : http://genho-tku.blogspot.jp/
・センターブログ : English Breakfastは、イギリスの朝ごはん?
文責:本藤貴康(流通マーケティング入門、流通論、地域インターンシップ担当)
本藤ゼミナールBLOG http://hondo-seminar.blogspot.jp/