ゴールデンウィークに入りました。新しい学年が始まって1ヶ月経過して、学生の皆さんも、新しい生活パターンにようやく慣れてきた頃かと思います。私の担当するゼミでも、卒業などで出て行った学生や今年から入ってきた新規生などで、メンバーがかなり入れ替わりました。新しいメンバーの親睦と、世の中の会社の運営方法を学んでもらうことを兼ねて、4月26日のゼミでは工場見学に出かけて、その後、親睦会を行いました。私たちが教えている「経営学」は、会社の活きた姿を理解することを目指しています。工場見学を行う理由も、会社の理解を深めるためには、実際の会社を見学するのが良い方法の1つと思うからです。
今回の見学先は、サントリーの武蔵野ビール工場です。この工場はJRの府中本町駅から徒歩15分ほどで、国分寺キャンパスからでも1時間以内の近さです。3時限目の授業終了後に大学を出てもぎりぎりで見学ができる、ほとんど唯一の工場です。
詳しくは以下のリンクを参照してください。
http://www.suntory.co.jp/factory/musashino/index.html
見学は、まずビデオで会社や製品の概要を紹介するところから始まります。次に、原料である水、麦芽、ホップについての紹介があり、麦芽を実際に一口食べてみると、香ばしさと甘さのあることが分かります。さらに実際の製造工程に沿って、仕込・発酵・貯酒・濾過・缶瓶への詰込の様子を見学通路から見ることができます。そして、最後に一番人気のコーナーである試飲会場で、出来立ての生ビール、プレミアムモルツや工場限定の新製品を飲むことができます。ちなみに、未成年や(自転車を含めた)運転者にはソフトドリンクの提供となります。やはり、工場を歩き回った後に、できたてで、良く冷えて、上手に注がれたビールを飲むと、そのおいしさは格別ですね。
下は工場でのゼミ生の集合写真と試飲会場での新規生の様子です。
見学の後は、国分寺に戻って本年度初のゼミ生の親睦会を行いました。このような機会を設けると、ゼミ生同士もかなり打ち解けて、盛り上がっていたようです。
詳しくはゼミのtwitterをご覧ください。
https://twitter.com/shibatazemi
この経営学部のブログメンバーの中でも、関口先生や山本先生など工場見学や会社訪問を積極的に行っている先生方がいらっしゃいます。やはり、「現場を見てみる」ことは非常に大事だと認識されているのでしょう。柴田ゼミでも、本年度は国内の工場と、似たような性格の海外の工場を見学して比較、分析する機会を作っていきたいと思っています。
(文責:経営学部教員 柴田 高)