2020年2月10日月曜日

宮古島合宿 簡易報告

ご無沙汰しております。
経営学部の石黒です。
今回は、夏に台風で中止になった合宿のリベンジをしてきました。
まだまだデータの整理が終了していないため、あくまで簡易的な報告をさせていただきます。



今回の調査目的は、「沖縄観光事業における沖縄県民の就労状況の調査」です。
沖縄の観光産業の売り上げが急速に伸びていくにも関わらず、沖縄県民の平均収入が増加しない原因を探るための調査となっております。
2月の調査ということもあり、観光産業のメインとなっているマリンレジャーの調査ができなかったため、これは来年度の課題とします。
主に調査を行なったのは、通年で楽しめるレジャー事業、観光客をターゲットとしたレジャー施設です。

一つ目はトライクのレンタル。
こちらの企業は、通年でのトライクレンタル、夏場はジェットスキーのレンタルを行なっています。
オーナーは元々、大阪でトライクの専門ショップを営んでおり、宮古島でのレンタル業に事業拡大をしたようです。
従業員の方も、大阪から連れてきているようです。
宮古島のさとうきび畑が広がる道路を走るのは最高の一言。
これに乗って伊良部大橋を渡ってきました。



次は、クルーズ船です。
平良港を出港し、伊良部大橋をくぐり、船底からサンゴ礁と魚を鑑賞できるランチツアーに参加しました。
こちらでは、ガイドさんが魚の種類などを説明してくれます。
このガイドの方も県外出身者でした。
話を伺うと、このクルーズ船のオーナーも県外出身者だそうです。
真ん中の写真は、船底から見える景色です。
サンゴ礁のスレスレまで近づき、魚を見ることができます。



最後は、観光客をターゲットにパーティールームを貸し出している企業です。
こちらでは、従業員の方がドリンクの提供を行うだけでなく、積極的にパーティーを盛り上げてくれました。
12年近く営業されているそうですが、従業員の方は全て県外出身者でした。

インタビュー調査からは、やはり観光業における沖縄県民の就労数は非常に低いことがわかりました。
現地の方に伺っても、「観光業で働いてる人はあんまり見ないね」、「裏方なら多少はいるのかな?」との回答でした。
中には「そもそも沖縄の人は観光業をビジネスチャンスとして見ていない」、「もっとのんびり働きたい」という意見も得ることができました。
今後は、これらのデータを整理しつつ、来年度に向けた調査の仕方を考えていこうと思います。

以上、簡単ではございますが、合宿の報告とさせていただきます。
ありがとう、宮古島!!
文責:石黒督朗