流通マーケティング学科の丸谷です。54回目の執筆です。私はグローバル・マーケティング論を専門とする教員であり、専門科目としてグローバル・マーケティング論を半期2コマ担当すると同時に、2年生から4年生まで3年間履修できるゼミも担当しています。教員は講義に実際に実務を行っている起業家の方や外部の有識者を外部スピーカーとして招くことができる制度があります。
今回は現在各種メディアで「日本一新大久保に詳しい」としてご活躍されている丸谷ゼミOGでもあるもーちぃさんにグローバル・マーケティング論の授業内の外部スピーカーとしてお話しいただいたので取り上げます。
もーちぃさんが携わった書籍 |
もーちぃさんの報告資料より抜粋 |
今回はグローバル・マーケティング論の授業内かつ本学OGという彼女の個性を活かして、彼女が韓国の制服を日本で受け入れられるようにアレンジして学生時代に起業した韓国制服のレンタル事業の話や新大久保の文化を幅広く発信する活動ととともに、起業経験やライターとしての活動や就職活動についてお話しいただきました。世代が近い先輩からのお話は興味深ったようで履修者の皆さんはいつも以上に真剣に授業を受け、リアクションペーパーにも多くの質問や意見が書かれていました。
もーちぃさん報告資料より |
なかなかコロナ禍で外国に行くのは難しい状況ですが、彼女が情報を発信するコリアンタウン新大久保へは本学の最寄駅国分寺駅からは電車1本で行けます。機会があれば新大久保で、韓国にもともとあった「タッカルビチーズトッピング」を、当時流行していた“動画映え”にヒントを得てアレンジされた「チーズタッカルビ」(授業内で彼女に教わりましたが)など、海外文化に触れてみてはいかがだろうか?
(文責:流通マーケティング学科 丸谷雄一郎)