2017年1月16日月曜日

【学問のミカタ】通年商品でも冬の売れ方と夏の売れ方は違います。

2017.1.16

経営学部の本藤です。
新年明けましておめでとうございますm(__)m
一昨日と昨日はセンター試験でしたね。
受験生の皆さんは、ブログどころの話ではなさそうです・・・(^^;)

もしかしたら、センター試験の結果によっては、ギリギリになって受験校を探してこのブログにやってきた受験生もいるかもしれませんので、商品流通(売れ方)についてのお話をしてみたいと思います。
東京経済大学の一般入試(前期)の出願は1月27日までです。インターネットで出願できるので、是非是非ご検討ください(https://e.syutsugan.jp/tku/sss/index.html


冬の悩みとして、皆さんはどんな悩みがありますか?
冷え性の方に限らずに寒い冬は体調を崩しやすいですね。気温の低下ということもあるのですが、乾燥する季節なので、風邪対策やスキンケアなどが一般的な悩みだと思います。

(出典)http://pocarisweat.jp/products/pocarisweat/

この秋くらいからポカリスエットの広告で「乾燥対策」を打ち出してきました。
そもそもアイソトニック飲料(スポーツ飲料)が最も売れる時期は夏場です。全国のドラッグストアの買い物データを見ると、夏場は売れるのですが、ブランド・スイッチが頻繁に発生しています。もしかしたら欠品が多くて、代替購入する人が多いのかもしれませんが、それでもメーカー各社のブランド担当者は、売れ行きのいい時期に広告宣伝を積極的に展開しようとします。


しかし、大塚製薬のOS-1やポカリスエットは、スポーツ飲料の中でも珍しく風邪の流行シーズンにもひとつの山を作っています。ポカリスエットは、そもそも「飲む点滴」というキャッチフレーズを使っていたように、水分の吸収力が高い飲料なので、乾燥しやすい冬場に「乾燥対策」を打ち出すことは有効だと思います。この訴求点は、以前に大塚製薬のポカリスエットチームへのプロモーション提案の際に本藤ゼミで提案した視点でした。

大塚製薬様へのプロモーション提案風景(本藤ゼミ)

冬場のスポーツ飲料の売れ方としては、夏場のようにお客様はブランド・スイッチをせずに、特定のブランドをリピート購入する傾向が、買い物データから分かっています。つまり、夏場には売上は伸ばせるので新規顧客獲得を仕掛ける時期で、冬場にはブランド・ロイヤルティを高められるので既存顧客維持を意識する時期と言えそうです。
でも、唯一ポカリスエットは、冬場にも新規顧客獲得が可能なブランドですから、今回の「乾燥対策」や「風邪対策」などのポジショニング戦略は、競合する他社製品にはまねできないアプローチなので、ブランディング戦略として理にかなったアプローチです。


受験生の皆さんは、既に受験シーズン本番を迎えていますが、大学生の皆さんも、期末試験期間に入りつつあります。ポカリスエットを飲んで、乾燥対策や風邪対策を十分にほどこして、試験に臨んでくださいね。


文責:本藤貴康(流通マーケティング入門、流通論、地域インターンシップ担当)
本藤ゼミナールBLOG http://hondo-seminar.blogspot.jp/


【学問のミカタ】
他学部やセンターからも、同じ「冬」をテーマとしたブログがアップされる予定です。
高校生の皆さんは、他学部の【学問のミカタ】に是非ともお立ち寄りください。

・経済学部ブログ : 「マシュマロ・テスト
・コミュニケーション学部ブログ : 「冬とシェイクスピア
・現代法学部ブログ : 「平等とは?
・センターブログ : 「絵画から見えてくる中世の冬

2017年1月9日月曜日

日本語学校の教員の皆さん向けのセミナーを行いました

皆さんこんにちは。経営学部教員の柴田です。明けましておめでとうございます。
今年は酉年です。どうか皆さんも鳥のように大きくはばたく一年になるよう祈念しています。
ところで、暮れの12月19日(月)に、本学大学院経営学研究科では、日本語学校進路指導研究会の企画で、日本語学校の教員の皆さんに向けたセミナーを開催いたしました。セミナーの様子は大学ニュースでも紹介しています。

日本語学校は、主に日本での勉学を希望する留学生の皆さんが、大学や大学院に入学するのに必要な日本語能力を高めるために通う学校です。本学に来られる留学生の中にも、日本語学校で勉強してから入学する学生は大勢います。このような日本語学校の教員の皆さんとの交流を通じて、特に日本で経営学を学ぼうという留学生の皆さんが、事前にどのようなことを準備しておいてほしいか、現状どのような問題があるかについて、お互いに意見を交換し、理解を深めるという意味で、私たち大学教員にとってもたいへん学ぶところがありました。今回のセミナーでは、大学院経営学研究科委員長の関口先生、研究課職員で経営学研究科担当の三上さん、それに私の3人が中心となって、本学大学院の概要説明や構内見学と、さらに「研究計画書の作成法」について私がお話しをさせていただきました。下の写真は、図書館を見学しているところです。



研究計画書は、大学院に在籍する期間を通じてどのようなテーマで研究を進め、論文をまとめたいかを記載するもので、大学院入試には必須の出願書類です。本学の大学院のように、語学や専門科目の学科試験を併せて行うところでは、研究計画書の中身だけで合否が決まるということはありません(学科試験との総合判定ですから)が、学校によっては研究計画書と面接だけで合否判定を行うところもありますので、そのような場合には研究計画書が大きなウェイトを占めることになります。私は、たまたまここ十数年にわたり本学大学院経営学研究科で一番多くの留学生の研究計画書をじっくりと読む立場にありました。私や私の隣接分野の教員を指導教員に指名して出願してくる留学生が多く、口述試験などのために事前によく読む必要があったためです。大学院担当教員の立場からいうと、研究計画書は「これから、時間をかけてこのような研究をしてみたい。」という構想や希望を述べるものですから、別に「今すぐにでも論文が書けそうな完成度の高い内容」になっている必要はありません。にもかかわらず、どうも最近は妙に完成度が高く、参考文献一覧などがきちんと書いてあるような研究計画書をしばしば目にします。しかも、そのような研究計画書を提出してくる受験生に対して、口述試験で内容について質問すると、答えに窮する場合が多く見られます。とても本人が自分で考えて書いているとは思えないわけで、他人の言葉で研究を語られても意味がなく、非常に残念なことだと思っています。
下の写真が、そのお話しをしている様子です。



私たちの立場からすると、受験生がなぜその研究テーマを選んだのかという動機・背景や、その研究テーマに関連する業界や企業について人一倍良く知っている事柄などがあるのか、を研究計画書を通じて知りたいわけです。修士論文はだいたいA4用紙で100ページぐらいの分量のものを書いてもらうことを想定しており、これは日本語を母語とする人にとってもかなり大変なことです。そのため、大げさに言えば「この研究テーマに関係することを考えていると、3度の飯も忘れて夢中になれる」ような研究テーマを選ばないと、最後まで根気が続かなくなるわけです。そのような研究テーマを選んでいるかどうか、が研究計画書のもっとも大事なポイントなのです。ですから、自分の言葉で書くことが、必要です。

このように、日頃思っていることを日本語学校の先生方お話しさせていただきました。日本語学校の先生方からも、日頃重視している事柄、大学への要望などのご意見が出され、基本的な部分ではかなり共通するところが多いと感じました。終了後のアンケートを拝見しても、好意的なご意見が多く、開催者としては嬉しく思いました。

グローバル化の進展とともに、大学もさまざまな留学生を受け入れ、多様化を図る必要があります。その意味で、日本語学校の教員の皆さんとの交流は、たいへん有意義な試みだったと思っています。

(文責:柴田 高)

2017年1月2日月曜日

日本紹介番組をメキシコテレビ局で放映してもらう起業家にインタビュー

流通マーケティング学科の丸谷です。15回目の執筆です。私はグローバル・マーケティング論(簡単にいうと海外でどのようにマーケティングを行っていくのか)を専門分野にしているので、海外で活躍される日本人の方にお話を伺うことも多いです。

今回は日本のテレビ局が制作した日本の伝統文化を紹介するテレビ番組を、メキシコの大手テレビ局で放映してもらい、日本に観光客を呼び込むビジネスを立ち上げた起業家である株式会社Tokyo Divertido の西側社長にお話を伺う機会を得たので紹介したいと思います。

株式会社Tokyo Divertido の西側社長
                      
みなさんインバウンドビジネスって聞いたことあるでしょうか?
インバウンドビジネスとは、外国の方を国内に来てもらう事業のことです。日本政府もここ数年非常に力をいれており、中国などから来られた観光客の方が銀座で爆買いをなさる姿が取り上げられたりして、一時期ものすごく話題になりました。

私の担当するグローバル・マーケティング論の講義でも、履修者の方々からインバウンドや爆買いについても取り上げて欲しいという要望がここ数年増加しています(私の授業では基本的にはインバウンドとは反対の、日本企業が海外に向けて行うマーケティングであるアウトバウンドを中心に授業を行ってきました)。

懸案となっていたインバウンドに関して、ようやく2016622日に外部スピーカーとして、『爆買いを呼ぶおもてなし―中国人誘客への必須15の常識・非常識』を静岡新聞社から出版された静岡産業大学の柯麗華先生に、爆買いについてお話して頂き、講義終了後も多くの質問がなされ、関心の高さが確認されました。

静岡産業大学の柯麗華先生の講演風景


私はこの好評を受けて2017年度の特別企画講義を企画し実施することになりました。東京経済大学では教員が学生さんのニーズなどを踏まえて講義を特別に企画する制度があります。私も20164月にコミュニケーション学部の遠藤先生が企画された講義に講師として参加したことあります(詳細は私が6月に執筆した経営学部ブログ「特別企画講義「オリンピックから現代をみる」の中でブラジル経済ビジネスに関して講義する。」(http://tkubiz.blogspot.jp/2016/06/blog-post.html)を参照)。

今回の西側社長への取材は、私が企画するインバウンドビジネスに関する特別講義の講師の一人である元外務省専門調査員の大澤先生のご紹介で実現したものです。インバウンドビジネスの対象は現在までのところ中国の方の爆買いにみられるように、アジアが中心ですが、インバウンドビジネスの対象は別にアジアだけに限られたわけではありません。

西側社長は総合商社のラテンアメリカカリブ地域担当を経て、ラテンアメリカ地域での日本文化への関心度の高さを感じ取り、ビジネスを立ちあげました。当初、現地でも人気の日本アニメをメキシコの現地テレビ局に売り込む予定でしたが、メキシコでは肥満問題が深刻化し、政府がお菓子メーカーのCMが規制されてしまい、子供向けのコンテンツの売り込みは難しいと判断したそうです。

メキシコ現地事務所

西側社長は商社出身ならではの行動力によってこの局面を打開していきます。上記のビジネスを構想する中で作っていた人脈を生かして、大阪の毎日放送が製作し、既に中国で放映実績がある京都の伝統文化を丁寧に取り上げたドキュメンタリー「Made In Kyoto」を放送するビジネスを構想し、実現させました。

西側社長が経営するTokyo Divertidoはメキシコに常駐する社員がいらっしゃり、番組を製作した大阪の毎日放送とメキシコの大手テレビ局テレビアステカのグループのテレビ局Proyecto 40との間に入り、「Made In Kyoto」をスペイン語版の「Echo En Kyoto」に翻訳吹き替えて放送できる状態にします。

その上で、番組中に4回、訪日旅行ツアーの案内を告知し、テロップにて現地日系旅行代理店ビアヘス東洋の問い合わせ先を映し、日本への観光すなわち日本へのインバウンドへとつなげ、このツアーの収益から利益をあげます。

Echo En Kyotoの予告映像©株式会社毎日放送

さらに、標的となる視聴者が日本に興味がある、経営者やマネージャー層といった高所得が対象であることを活かして、現地の日系自動車メーカーや航空会社をスポンサーにCM枠を販売した収益から利益をあげます。

つまり、日本にメキシコ人の富裕層を呼び込むインバウンドビジネスを促進すると同時に、CM枠販売を通じて日本企業の現地での知名度も高める効果も狙い、そこから利益を生み出すことを実現しようとしているのです。

これまでに前例があまりないビジネスなので、ラテンアメリカ事業ならではの困難や立ち上げたばかりの事業で一般的な資金繰りの問題など、多くの困難はあるとのことでしたが、今後の展開を伺うと、毎日放送制作の新シリーズの配給、別のコンテンツへの取り扱い、日系企業のCM製作、コロンビアなどメキシコ以外の諸国への展開と可能性は多岐にわたっているとのことでした。

メキシコで生まれた私としては、日墨交流が促進されるこのビジネスが成功することを期待すると同時に、元商社マンの若い起業家のバイタリティに刺激を頂き、応援したいなと感じました。

文責 丸谷雄一郎(流通マーケティング学科 教授)

2016年12月25日日曜日

山本ゼミ、受賞が続く!!①多摩の学生まちづくりコンペ優秀賞、②知財活用アイディア全国大会ファイナリスト賞&予選会優秀賞、③多摩信フィードバック報告、④多摩大AL発表祭招待報告、⑤ゼミ研究報告会

 こんにちは、山本聡です。中小企業経営論を担当しています。

 11~12月はゼミ活動のピークです。ゼミ生の研究が終わりに向かいつつ、参加しているプレゼン大会の決勝戦が毎週のように開催され、外部のいろいろな組織から、

「ゼミ生に発表してもらえないか?」

とのお誘いも頂きます。ゼミ生にとっては一年間の研究成果を「ガチ」な場で、試される機会となります。本年度は幾つもの賞を頂くことができ、結果として、ゼミ生の4月からの努力が報われた一年となりました。そんな山本ゼミの2016年11~12月をダイジェストで紹介します。幾つかは東経大のニュースでも取り上げられていますので、適宜、リンクを張っています。
 なお、山本ゼミの活動には地域連携センターなど東経大スタッフの方々から有形無形のご支援を頂いております。この場を借りて、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

1.多摩の学生まちづくりコンペティション2016優秀賞!!

 
 12月8日に多摩の学生まちづくりコンペティション2016が開催されました(立川市・柴崎学習館)。山本ゼミMIZU×TAMA班は23チーム参加の予選(9月17日)を突破して、二年連続の本選出場を決めました。本選では日本計画行政学会会長、八王子商工会議所会頭、三井不動産、三菱地所、ダイヤ高齢社会研究財団といったまちづくりに関する有識者7名の審査委員と、100名近くの聴衆の前で、6チームがプレゼン。山本ゼミがこの一年間、富士ゼロックスや東村山市役所、多摩信用金庫と進めてきた産学連携プロジェクト
 
瑞でつながる多摩の街づくり~MIZU沁み渡るTAMAらない旅プロジェクト~

二年連続の優秀賞(2位)となりました。ゼミ生はこのコンペティションに向けて一年間邁進してきたため、その表情には最優秀賞でなかった悔しさも垣間見えましたが、大変に立派な成績です。
 
 三回目となる多摩の学生まちづくりコンペティションですが、二年連続で優秀賞を獲得したゼミはこれまでなく、二年連続優秀賞以上の大学もなかった。さらに、二年連続本選出場したゼミ自体がなかったのです。

 この結果をもたらした山本ゼミ三年生3名には拍手を送りたいと思います。

審査委員およびゼミ生と優秀賞の記念撮影

お世話になった方々との記念撮影

プレゼンの様子

懇親会でのスピーチ

2.知財活用アイディア全国大会ファイナリスト賞&予選会優秀賞!!


 山本ゼミでは、今年度から富士通主催「知財活用アイディア全国大会」に参加しています。二年生チーム4名が6月から邁進してくれました。11月2日に西武信用金庫主催の「第17回ビジネスフェアfromTAMA」(東京ドームシティプリズムホール)で、予選会が開催。22チームの中、6チームの優秀賞に輝きました。

 その後、全国103チームの中で全国大会出場13チームの一つに選抜され、12月10日の全国大会(富士通・汐留本社)に駒を進めました。予選会参加22チーム中、2チームのみでした。

 決勝では300名近くの聴衆の前で、プレゼン。最優秀賞、優秀賞には惜しくも一歩届きませんでしたが、ファイナリスト賞を受賞しました。

 東経大自体が初参加で、ゼミに入ったばかりだったにも関わらず、こうした成果を出した山本ゼミ二年生4名は本当によく頑張りました。


全国大会のプレゼン

お世話になった方々と記念撮影

予選会での記念撮影

予選会優秀賞の様子

3.多摩信用金庫でのフィードバック報告

 
 12月9日には多摩信用金庫 本店(立川市)で、山本ゼミ3年生が研究報告をしました。今年度、当該ゼミ生を代表とするチームは多摩信用金庫を始めとした東京都の信用金庫に関する研究を実施。その内容を評価され、多摩信用金庫の職員の方々向けのフィードバック報告が開催される運びとなったのです。

 経営学は実際の企業経営に貢献することを目的としています。そのため、ゼミ生にとって、今回の機会は非常に価値あるものになったと考えています。


フィードバック報告の様子
(諸事情により、PPTの内容を修正しています)

多摩信用金庫の方々と記念撮影

4.多摩大のアクティブ・ラーニング(AL)発表祭での招待報告


 12月10日は山本ゼミ恒例の多摩大学での招待報告でした。多摩大の先生とは2年前の多摩の学生まちづくりコンペティションで知り合い、以来、ずっと招待報告のお誘いを頂いています。山本ゼミではAL祭での報告を一種の他流試合として位置付けています。多摩大の先生方や企業の方々、学生合計100名以上に山本ゼミの報告を真剣に聴講して頂き、様々な示唆に富むコメントも頂けるため、上記のプレゼン大会決勝戦に挑むに際し、大変に良い機会となっています。ありがとうございました。


招待報告の様子①

招待報告の様子②
この時の経験が、多摩の学生まちづくりコンペでの優秀賞に役立ちました

5.経営学部ゼミ研究報告会


 12月10日は経営学部のゼミ研究報告会も開催されました。多摩大での報告を終えた後、山本ゼミ三年生の二チームが報告しました。山本は知財活用アイディア全国大会に赴いたため、参加できなかったのですが、大変に盛況だったとのことです。経営学部のゼミ活動における基盤の一つなのではないかと思います。


報告の様子① 

報告の様子②


 以上、山本ゼミの11月~12月の活動模様を報告しました。2016年度の山本ゼミ三年生、二年生は様々な困難に直面する中で、教員の指導を積極的に受容し、努力した結果、大変に素晴らしい成果を出してくれました。山本ゼミ生の激動の12月、大変だったけど、充実したものだっと思います。ゼミで参加しているコンテストの結果が全て開示されたわけではないですが、ひとまず、中締めとしての報告でした。

 高校生の皆さん、興味を持たれたら是非、東京経済大学経営学部のドアをノックしてください。



文責:山本聡(中小企業経営論担当)

2016年12月19日月曜日

【学問のミカタ】ノーベル賞のプロモーション効果

21016.12.19

経営学部の本藤です。
今月の【学問のミカタ】の共通テーマは「ノーベル賞」。
アルフレッド・ノーベルは、言わずと知れたダイナマイトに代表される様々な爆薬を発明して、それによって莫大な資産を残した発明家でもあり、科学者でもあります。
ノーベルは、多くの人から批判され、きっと科学者としての探求心から研究開発した爆薬が戦争における人命を奪う事態に至らしめたことに胸を痛めていたのだと思います。
彼の遺言にしたがって、人類に貢献した世界中の人々にノーベル賞が贈られるようになりました。
そう考えると、ノーベル賞で最も重要な賞はノーベル平和賞なのかもしれません。


今年のノーベル賞受賞者で最も話題を集めたのが文学賞受賞のボブ・ディランですね。(※ずっと僕は「ボブ・デュラン」だと間違えて記憶していました・・・)
日本人の文学賞受賞者川端康成は、たしかに(日本語として)美しい情景描写が評価されたことは分かるのですが、大江健三郎は小難しい日本語でピンときませんでした(ただ、どうやら外国語に訳しやすい文体だったとか・・・)。これに対して、ボブ・ディランの歌詞も小難しい表現のような印象ではあるのですが、平和を求める気持ちや反体制的マインドに満ち溢れているところが評価されたようです。


もはや世界の潮流としての音楽としては忘れ去られていた感のあるボブ・ディランの歌が、再び巷に流れるようになり、ここに来てヒットチャートの上位にランクインしてくることを考えると、ノーベル賞のプロモーション効果は凄いと再認識しました。


これは、マーケティング的に考えると、リブランディングですね。あるいはリポジショニングと言えるのかもしれません。本人の音楽が変わったわけでもなければ、あらたに新曲を出したわけでもないのですが、オーソライズされた結果、人々の中にあるボブ・ディランのポジションが設定し直されたんですよね。
音楽界に格というものがあるのかどうか分かりませんが、ボブ・ディランの音楽が、この受賞によって普遍的なポジションに引き上げられたわけで、そのマーケティング効果は凄まじかったと言えそうです。


このリポジショニングというのは、僕が尊敬するマーケターのひとりジャック・トラウトによって提唱されたアプローチですが、ターゲット・セグメントを変えたり、プロモーション・メッセージを変えたりして、顧客の頭の中にあるブランドの序列を描き替えることを言います。
今回のボブ・ディランの音楽を聴く主なセグメントは、おそらく彼の年齢を考えるとシニア層だったはずですが、世界的権威であるノーベル賞受賞をきっかけとして、これまで彼の音楽を聴いたことのなかったミドル層以下を獲得したことで再び注目されたということになりそうです。



文責:本藤貴康(流通マーケティング入門、流通論、地域インターンシップ担当)
本藤ゼミナールBLOG http://hondo-seminar.blogspot.jp/


【学問のミカタ】
他学部やセンターからも、同じ「ノーベル賞」をテーマとしたブログがアップされています。
高校生の皆さんは、他学部の【学問のミカタ】に是非ともお立ち寄りください。

・経済学部ブログ : 「取引費用とノーベル経済学賞
・コミュニケーション学部ブログ : 「ディランのノーベル賞騒動で思ったこと
・現代法学部ブログ : 「奥山ゼミの北欧ゼミ研修
・センターブログ : 「日本人がノーベル賞を受賞してよかった!

2016年12月4日日曜日

12月を制すものはゼミ選びを制す!?(小木ゼミ通信vol.17 小木ゼミ近況、企業コラボ進捗状況、小木ゼミの今後の予定など)

 街はクリスマス一色になっていますね。

 いつの間にか今年も終わりに近づいてきました。

 クリスマスツリーはいろいろとありますが、私はガチャガチャしていない、シンプルなツリーが好きです。

 いまどきの高校生や大学生はどんな感じのものが好きなのでしょうか。




 特に、12月(師走)は街中がセカセカしていますが、本学の1年生にとっても、ゼミ選びのための重要な月です。なぜならば、1月になれば定期試験、2月は春休みで、3月にはっと気づけば、「ゼミ」をどうしようかを悩み始めても、もう遅いからです。

 11月25日には、ゼミのシラバスがマナバにて公開されていますし、ゼミ紹介やオープンキャンパスなども目白押しです。「12月を制すものはゼミ選びを制す」です。

 頑張ってください!


 さて、小木ゼミ通信も16回目となります。そのラインナップは!?

1.毎年恒例の小木ゼミOBOG会が開催!

2.2016年12月のTFTランチが決定!

3.「国分寺物語」シンポジウムのお知らせ!

4.小木ゼミの今後のスケジュール(ゼミ説明会・オープンゼミ)



 1.毎年恒例の小木ゼミOBOG会が開催!

 毎年恒例の小木ゼミOBOG会が11月末に開催されました。今年は、最大の80名を超えての大盛況ぶりでした。OBOGは、みんな大人になっていて、頼もしくも、素敵になっていました。私の宝物の一つです。3時間半の1次会の後、2次会も終電まで開催され、楽しいひと時を過ごしました。

 現役生は、先輩から就職の手ほどきを受け、来年度も、これまで同様、就職を勝ち切ることができると確信しました!OBOGの支援があるのも、小木ゼミの就職に強い理由のひとつになっています。






 2.2016年12月のTFTランチが決定!

  「TFT(Table For Two)×東経大生協×小木ゼミコラボ:健康ランチ販売プロジェクト」ですが、11月の試食会を経て、2016年冬のTFTランチが決まりました!12月5日より発売です!


試食会の模様

 東経大・小木ゼミが進める本プロジェクト(女子プロジェクト)は、今回で4年目になりますが、東京都内の大学でもまだ数校しか行っていない取り組みです。本プロジェクトは、皆さんが購入してくれた健康ランチの売上の一部(1食あたり20円)をアフリカの子どもたちの給食に寄付させていただくものです。

 今回のランチメニューは、その名も「BBNB とろ~り卵のピリ辛ビビンバ」と「がっつりジューシー、俺の鶏丼」です。2016年後期は、新作「BBNB とろ~り卵のピリ辛ビビンバ」が12月5日~9日、復刻リクエスト1位の「がっつりジューシー、俺の鶏丼」が12月12日~16日に販売されます。今回も、2種類を投入です。私も試食会に参加しましたが、俺の鶏丼は言わずもがな、BBNB丼はかなりおいしい!乞うご期待!

「BBNB とろ~り卵のピリ辛ビビンバ」 12月5日~9日

かなりの大型新人!期待がもてます!



「がっつりジューシー、俺の鶏丼」 12月12日~16日


いろいろなタイプを作りました!2015年の写真です。


 TFT健康ランチ名と販売期間

12月5日(月)~12月9日(金)「BBNB とろ~り卵のピリ辛ビビンバ」

12月12日(月)~12月16日(金)「がっつりジューシー、俺の鶏丼」

場   所:東経大生協食堂




 3.「国分寺物語」シンポジウムのお知らせ!&国分寺写真コンクールのお知らせ!


 12月7日(水) 2時限 E203教室にて、「国分寺物語」シンポジウムが開催されます!多くの皆さんの来場をお待ちしております。「国分寺物語」のすべてをお届けいたします!

 また、第38回こくぶんじ写真コンクールも開催されます!同コンクールには、小木ゼミが協賛しており、「国分寺物語賞」もあります。ご興味のある方は、ご応募ください!




 4.小木ゼミの今後のスケジュール(オープンゼミなど)


 【ゼミ説明会・オープンゼミなどの日程】

 小木ゼミに関するオープンゼミなどのスケジュールは次のとおりです。興味のある方は、奮ってご参加お待ちしております。

 各ゼミのシラバスが、11月25日にTKUポータルにアップされています!しっかりゼミ選びに活用してください。

(オープンゼミ〈終了後、ゼミ座談会〉)

12月 7日(水)2時限 E203 「国分寺物語」シンポジウム

12月14日(水)2時限 F304 2年生研究発表最終日・ゼミ生との個別相談・交流会

12月21日(水)2時限 F304 ゼミ個別相談会・交流会→夕方からクリスマス会&幹部交代式

 1月11日(水)1・2時限 F304 1時限オーストラリア研修報告会/2時限 ゼミ個別相談会・交流会

 1月18日(水)2時限 F304 「こんなお菓子あったらいいなPJ」ゼミ内選考会


(ゼミ研究報告会)

12月10日(土) 経営学部ゼミ研究報告内(小木ゼミからは4報告 13:00~17:00)

*興味のある方は、小木ゼミTwitter(@ogi_seminar)で確認してください。

 文責:小木紀親


2016年11月28日月曜日

税理士葵会と12月10日のゼミ研究報告会

経営学部の吉田靖(経営財務論担当)です。
 
2か月に1回、このブログの順番があり、前回の9月末に「今年の夏は、まだ続いているような・・・」と書いたばかりのような気もしますが、なんと11月24日に雪が積もりました!この写真は国分寺キャンパス内の第3研究センターという建物の前の積雪と銀杏の紅葉の組み合わせです。



 もう雪は残っていませんが、この季節、国分寺キャンパスの紅葉はとてもきれいになっています。

 さて、日付はもう少し遡りますが、10月22日(土)に税理士葵会の10周年記念祝賀会に経営学部教員を代表して出席して参りました。
税理士葵会というのは、税理士をされている本校の卒業生による同窓会組織です。以下はその時の記念写真です。
今年は特に創立10周年と言うことで、記念講演として日本税務会計学会顧問、租税訴訟学会副会長の山本守之先生の記念講演がありました。山本先生は以前別の大学の大学院博士課程の教員としてご一緒させていただいたこともありましたが、一貫して公平な租税制度のあり方を考え、税理士の立場から納税者の租税法解釈権を主張し、法令や通達を無機質的に読むのではなく、「人間の感性で税をみつめる」態度を重視され(講師プロフィールより抜粋)、著書や税務関係の沢山の雑誌にご主張を発表されています。 山本先生は単にこの日の記念講演の講演者と言うことではなく、実は以前は東京経済大学での税理士教育にも大変ご尽力下さっていて、このような永年の伝統の上に現在があると言うことを改めて実感しました。
 税理士葵会には、同窓会組織として、現役学生への進路相談会を実施いただいて、税理士希望の学生の相談にも乗っていただいています。さらに、昨年度から3年間「東京税理士会大学寄附講座」の講師を派遣していただいています。特にこの講座の講師15名は全て税理士葵会の会員であり、同窓会会員だけでこれだけの講師が揃えられる、また教育熱心な方が多いという本学の特色がよく現れていると思います。
 なお、本学にはこの他、「葵金融会」、「大倉公認会計士会」、「葵流通会」、「葵マスコミ会」といった業種別の同窓会組織があり、学生のみなさんの進路相談などいろいろな活動を通じて、就職の支援や資格の取得支援に貢献していただいております。東京経済大学は、毎年の公認会計士試験に合格者を出していますが、それもこのような伝統があるからこそでしょう。
詳細はこちらのサイトをご覧下さい。

 次に、先の話ですが12月10日(土)13時から17:17まで経営学部のゼミ研究報告会が開催されます。これは経営学部のゼミ(演習)から約70件の報告を学生が行うものです。1報告につき、質疑応答も含めて22分間です。当日はオープンキャンパスも開催されていますが、ゼミ研究報告会は学内外のどなたでも申込無しで自由に参加できます。大学を選ぶ参考にもなると思いますので、ぜひお越し下さい!


吉田 靖(よしだ やすし)