今回は、小木ゼミ通信vol.2として、
①小説は実に面白い
②沖縄にて~小木ゼミコラボ「琉球豆豚」及び沖縄出張の模様~
③小木ゼミの1年
④ゼミ面接(2014年3月20日)について
⑤ゼミ選びのポイントについて
をご紹介いたします。
ちなみに、私は、ゼミ選びのポイントとして、「教員のパーソナリティ及びそのゼミの雰囲気と、自分自身が合うか合わないかで決めた方がよい」と思っています(もちろん、それだけでは決まりませんが)。つまり、教員のパーソナリティとそのゼミの雰囲気をしっかりとみることが、まずは大事なことになるのかなと思っています。
☆小説は実に面白い
最近の小木の動きはいろいろとありましたが、とにかく年始までの著書の執筆から解放され、いまは好きなことをやって楽しんでいます!講義以外でも各先生方は様々な活動をされますが、私もいろいろと行います。たとえば、年末からここまで、専門書以外で、小説を10冊読みました!専門書も読みますが、ゆっくりと小説を読むのも楽しみのひとつです。なかでも、ダン・ブラウン著『インフェルノ 上・下巻』(あのラングドン教授シリーズの第4弾)は、前作の『ロストシンボル』が「はあ?」という感じだっただけに、まずまずだったと思います。すでに、2016年に映画の公開も噂されています。個人的には、『天使と悪魔』や『ダビンチコード』には及ばないと思うのですが。。。
また、『ビブリア古書堂の事件手帖5』や『秦の始皇帝』は、出張や旅行に連れて行きながら、ちびりちびり読みました。ビブリアは、あと2巻で終わるようです。最新刊の5巻を読み終えたばかりなのに、早くも次が待ち遠しいです!勝手な予想ですが、ビブリアだけに、最後は「聖書」にまつわる話だったりして。。。『秦の始皇帝』は、マンガ『キングダム』に触発されて、いま一度読んでみました。中国を統一した秦王政はどのような人物かなど、いろいろと勉強させてもらいました。
基礎ゼミや流マ入門で1年生から紹介された本も片っ端から読んでいますが、大好きな小説ですので、これからも楽しんでゆっくりと読んでいきたいと思います。
また、映画も試写会を含め2か月くらいで8本ほどみています。思った以上に良かったのは『永遠の0』です。原作が良過ぎたこともあり、なかなか映画には難しいのではないかと思ったのですが良い出来栄えでした。
総じて小説を読んだり、映画を見たりしている時は、実は忙しい時の方が多いですね。たぶんストレス発散の捌け口に使っているような気がします。ちなみに、きっちり仕事はしていますのであしからず。
☆小木ゼミ×㈱レビオとのコラボ企画「琉球豆豚」発進!
さて、この間、いろいろと各地を周ったのですが、今回は沖縄出張の模様をお知らせします。先の本を引き連れ、1月31日~2月3日にかけて沖縄に飛びました。「国分寺物語」や「TFTプログラム」のコラボ企画に遅れをとっていた小木ゼミコラボ企画「琉球豆豚」の打ち合わせ、沖縄の地域活性化の動向の調査、さらには中日ドラゴンズのキャンプ地訪問のためです。
1月31日は、セントレアから那覇に向かいましたが、同機には、ドラゴンズOB、TV局スタッフ、チアドラのお姉さん方もいて、すでに私は勝手にヒートアップ状態!
とはいえ、こちらはまずは仕事からです。
沖縄に着き、地域の取り組みを幾つか見て回りましたが、私の好きな今帰仁城が最高でした!なんと桜が満開!まるで春の陽気です。ここ今帰仁は、桜が日本一早く咲くところで有名ですが、ここの桜はソメイヨシノではなく、緋寒桜です。桜祭りのイベントで大いににぎわっていましたが、春節ということもあり、アジア系の外国人が特に多かったです(沖縄全体でも多かったあ)。
まだ教えられないのですが、今回の地域見学では、ビジネスの種を幾つか仕込んでおきましたので、今後が楽しみです。講義にもフィードバックできたらいいなと思います。
小木ゼミ×レビオによる「琉球豆豚」の打ち合わせでは、小木ゼミ生が作成したプロモーション報告書を提出し、それを基にディスカッションを役員の方々としてきました(ゼミ生の皆さんお疲れ様、かなり褒められましたよ)。これもなかなか面白い展開になりそうです。本当は、ゼミ生を何人か連れて行って、プレゼンしてもらい、そこに沖縄のマスコミを入れるという予定でいたのですが、ゼミ生全員にフラれてしまいました。まあ、金銭面のこともそうですが、就活とテスト時期だったので仕方がないですね。次回のお楽しみにしたいと思います。
仕事の間隙をぬって(とはいえこちらもビジネスを仕込もうとしていますが)、毎年行っている中日ドラゴンズのキャンプ地を訪れました。前任校で教えていた、日本代表の守護神候補の浅尾投手が中日ドラゴンズに入団して以来、沖縄キャンプ地を訪問するようになりました。ここ最近では、巨人や阪神まで沖縄キャンプとなったため、沖縄はこの時期、えらいことになります。
私が中日ドラゴンズの大ファンであることは、先生方やゼミ生の中では有名ですが(たぶんハンパではありません)、今年の予想は、ずばり「優勝」です!絶対的なエースがいませんが(吉見が戻るまでガマンです)、投手陣は粒がそろっていますし、なんといっても今年は打線が良さそうです。特に、周平、ルナ、ゴメス(阪神のゴメスより良い)は良かったです。昨年、低調だった和田、荒木、大島も好調そうですし、森野、平田、小笠原も元気でした。あとは、谷繁監督の采配次第です。
ちなみに、中日ドラゴンズの滞在ホテルにも泊りましたが、同じ階に落合GM、谷繁監督がいて、何度か遭遇しました。さすがに落合GMには話しかけられませんでした。位負けです。
☆小木ゼミの1年
そろそろ入ゼミ試験の時期になりましたので、簡単に小木ゼミの1年をご紹介いたします。小木ゼミは、目標とする就職に向けてあらゆる仕掛けづくりを行います。そのための1年となります。主な活動は、演習シラバスに詳しいので、ポータルに配信されている全ゼミの演習シラバスをご覧下さい。
≪小木ゼミスケジュール≫
・4月 個人研究発表3年生、企業とのコラボ企画、新歓行事
・5月 個人研究発表3年生、企業とのコラボ企画、教員との個人面談
・6月 個人研究発表2年生、企業とのコラボ企画、教員との個人面談
・7月 個人研究発表2年生、企業とのコラボ企画、前期打ち上げ
・9月 夏合宿3泊4日、企業とのコラボ企画
・10月 個人研究発表3年生、企業とのコラボ企画、教員との個人面談
・11月 個人研究発表2年生、企業とのコラボ企画、教員との個人面談、小木ゼミOBOG会、小木ゼミ就職ガイドブック発刊(4年生制作)
・12月 個人研究発表2年生、企業とのコラボ企画、クリスマスパーティー&幹部交代式、経営学部ゼミ発表会
・1月 ケース、その他諸々、後期打ち上げ(就職出陣式)
・3月 卒業イベント、ゼミ面接
*ゲストスピーカーは、たいてい前後期1回ずつ行います。
*小木ゼミのメイン活動は個人研究であって、3年生までに卒業論文をおよそ終わらせることです。
*その他、非公式の行事は多くあるようです(女子会や学年会など)。
とりわけ、夏合宿(9月中旬・3泊4日)は、小木ゼミにあって重要な行事のひとつとなっています。イベントが多くあり、1日目は研究発表を6時間くらい行い、その後は行事の連続です。真夜中のSPI試験、ゼミ就職相談会、食わず嫌い学年対抗戦、花火大会、BBQ大会、スポーツ大会、出し物大会~愛の劇場~、サプライズイベント、愛のエプロン大会(グループ対抗で各自のランチを作り、それを小木に食べてもらう行事)、企業見学と、もうまさにてんこ盛りなのです。
ここでは全員が全力投球して、燃え尽きます。そして、私はことあるごとにゼミがなんたるかをゼミ生に昏々と説き聞かせます。その結果、小木ゼミの結束がここに生まれることになります。ちなみに、私は合宿後3日間寝込みます(笑)。それだけ大変なのです。。。
小木ゼミの印象をゼミ生以外の学生に聞いてみたところ、個人研究がメイン、企業コラボしている、女子学生が多い、就職に強い、ガチゼミである、などといった意見が多かったです。この中では、ガチゼミというのだけは間違っていますね。拘束時間は他のゼミと比べてみてもそれほど多いとも言えませんし、自身の時間を限りなく尊重します(本当のガチゼミに失礼です)。ただし、決められたことはきっちりとやるという責任だけは重くのしかかります。そのため入念な下準備が必要とされ、ここが厳しいと呼ばれる所以になるのかもしれません。
ちなみに、私は研究・勉強面で1度も怒ったことはありません。怒るときは、取り組む際の
「姿勢(しせい)」
に対してがほとんどです。この姿勢さえしっかりしていれば、就職はばっちりだと思っています。でもこれが難しいんですね。学生の皆さんは、そのあたりのところしっかりと考えてみて下さい。それと、大きな特徴のひとつに、4年生は演習(ゼミ)ではなく卒業論文(卒論ゼミ)を全員履修することがあげられます。これを履修して(今年度は11名が卒論を書き上げました。学部内最多です。)、卒論を書かないと小木ゼミOBOGにはなれません。したがって、就職が強いというひとつの要因として、他のゼミと違って全4年生とのつながりが最後まで続くことにあるのではないかと思っています。夏合宿あたりから、4年生によって断続的に3年生への就職相談会が小木ゼミ内で行われます。毎年の4年生制作誌の「小木ゼミ就職ガイド」は門外不出ですが、これがスゴイ!の一言です。お見せできないのが残念です!欲しい方は、小木ゼミに入って来て下さい。
そういえば、一昨年、夏合宿の際、くやし涙を流していたH君は大手金融機関の内定を勝ち取り、いまや堂々たる指導を3年生にしてくれています。その他の4年生も同様で、実に頼もしいかぎりです。
会社が求める人材とは、必ずしも成績が優秀な学生だけではなくて、礼儀さと明るさを持ち、決して裏切らない、理不尽さにも耐えうる学生であると感じています。その意味で、そうした重要性を肌で感じられる小木ゼミの1年は、ゼミ生にとってかけがえのないものになると思っています。
毎年のことですが、就活に臨んだほとんどの学生が「ゼミ活動での厳しさに比べたら就活は楽でした」、「本当に、小木ゼミに入ってよかったです」などと言ってくれます。今年の年賀状でも、ほぼ全員が熱いメッセージを書いてくれて、実は不覚にも涙してしまいました。こうした一言のために、ゼミをやっているようなもので、「学生って成長するものだなあ、良いゼミになってきた。」と、毎年しみじみそう思うのです。
教員とは不思議な生きもので、こうしたことだけで頑張れるのです。そういう意味では、とても単純で純粋です。
☆小木ゼミ新入ゼミ面接について
さて、卒業するゼミ生がいれば、新しく入ってくるゼミ生もいます。
そこで、2014年度の新入ゼミ生を迎えるにあたって、小木ゼミは入ゼミ面接を3月20日(木)12時~行います。教室は現在のところ未定で、3月中旬に発表されるはずです。以下、簡単な注意事項を示しておきます。
・TKUポータルで応募方法が示されるのできっちりとみておいて下さい。
・小木ゼミ希望者は、応募期間中に、TKUポータルにて小木ゼミへのエントリーを必ずして下さい。
・当日に、エントリーシート(A4・裏表1枚・手書き)と成績表のコピーを持参して、面接に臨んでもらいます。エントリーシートをお題に合わせてしっかり書いてきてください(TKUポータルで発表されます)。
・集合時間に遅れそうになっても、あきらめずに来て下さい。
・服装は自由です。
・面接は、私と主に新3年生で行います。順番で行うので、時間に余裕をもってきてください。
・小木ゼミの夏合宿では、全員が出し物にたずさわります(最終日の夜に4時間近くの出し物大会があり、小木も参加します)。出し物に参加できることを頭の隅においておいて下さい。
☆ゼミ選びのポイント
私論ではありますが、私は、ゼミ選びにおいて、「教員のパーソナリティ及びそのゼミの雰囲気と、自分自身が合うか合わないかで決めた方が良い」と思っています。つまり、やりたいことが〇〇であったとしても、そのやりたいことができそうなゼミの教員のパーソナリティとそのゼミの雰囲気をしっかりと見極めて、ゼミを選択することが大事だと思っています(もちろん、それだけでは決まりませんが)。ゼミの雰囲気などについては、できれば自分自身で見聞きして判断するのが良いかと思いますが、もし先輩などから聞くのであれば話半分にとどめておくのが良いでしょう。また、グループ一緒でしかゼミに入りたくないという人たちがいますが、これはあきらめた方が良いでしょう。ゼミはお友達とやる場所ではありませんし、ゼミへの熱い気持ちがあれば全員通ります。大事なのは、そのゼミにどうして入りたいのかをしっかりと言えることです。言い換えれば、そのゼミに入って自分がどうなりたいかが大事なのです。もうそろそろゼミを決める時期がやってきましたが、上記のワンポイントアドバイスを参考にして、悔いの残らないゼミ選択をして下さい。
・質問があれば、小木までメール連絡下さい(ogi@tku.ac.jp)。