猛暑日が続いていましたが、この数日は暑さがひと段落したようです。東経大は一斉休暇に入り、
キャンパスも静まり返っています。
さて、私のゼミでは、私が前職のシンクタンク時代に培った「調査手法」と大学で学ぶ「経営学の理論」の二つを踏まえて、多摩地域の中小企業の実態調査を行っています。今年度は、3つのグループがゼミ活動を行っているのですが、そのうちの2つの班が
多摩地域の日本酒企業
に焦点を当てています。大学に入って、成人すれば、皆さんも日本酒を飲む機会があると思います。私もお酒は好きなほうで、日本酒をよく飲みます。そんな私でも彼女達の調査を指導して、初めて知ったのですが、東経大からそんなに遠くない場所に、幾つもの日本酒企業(酒蔵)が操業し、業界で著名なお酒をつくっているのです。
これらの日本酒企業がどのような経営を行っているのか、6月下旬以降、企業訪問とインタビュー調査をしてきました。
下の写真①は、東村山市にある豊島屋酒造。「金婚」という明治神宮の御神酒に指定されているお酒を造られています。東経大最寄のJR国分寺駅から西武国分寺線で10分程度の東村山駅近くにあります。最近では、「夜の酒蔵見学」と銘打って、お酒好きな方々に自社の酒蔵を開放されたり、また、地域活性化にも積極的に貢献されています。この日は15:30から始まって、およそ4時間近く酒蔵見学とインタビューをさせて頂きました。
写真②は営業部の田中部長と高橋さんとゼミ生の記念写真。様々な方との出会いがあります。その他の調査は、常時、山本ゼミのTwitterで公開しています。興味あったら、覗いてください。
写真①:豊島屋酒造の外観
写真② 営業部の田中部長、高橋さんとの記念撮影
さて、こうした調査の成果は8月23日の東経大オープン・キャンパスで報告します。それに先駆けて、8月2日に恒例の東経大、帝京大、日本大、文教大の4大学中小企業研究インターゼミナールで報告してきました。その模様も写真で紹介。他大学の教員、学生の前で報告するのはとても良い経験です。その後の懇親会も含めて、大変に盛況でした。
写真③:インターゼミナールの様子
写真④:インターゼミナールの集合写真