本学には、少数精鋭でより高度な資格や語学力の習得にチャレンジするプログラムである「アドバンストプログラム」があります。
「アドバンストプログラム」には、
各学部の学びと直結した「会計プロフェッショナル」「法プロフェッショナル」「金融キャリア」「PRプロフェッショナル」の4つのプログラムと、
語学力・異文化コミュニケーション力のレベルアップを図る「グローバルキャリア」「英語アドバンスト」の2つの言語系プログラムがあります。
ここから更に、会計PPは、
①監査・会計の専門家である公認会計士を目指す公認会計士コース、
②税務に関する専門家を目指す税理士コース、
③税金を賦課・徴収する国家公務員を目指す国税専門官コース
の3つのコースに分かれます。
自身の目標に合わせコースを選択し、会計PP選抜試験に合格すると、
提携専門学校の受講料を全額大学負担で、高度会計専門職の学習を進めてゆくことができます。
この選抜試験は、6月と11月にあり、
2024年12月4日に会計PPの11月期選考試験の合格発表が行われました。
私が担当している「会計PPへの入門講座」受講生からも例年並みの合格者を出すことが出来て、一安心しました。
ただ、選抜試験は簿記2級の点数と、学内で実施される記述式試験の点数で合否が決まるため、記述式対策がメインの「会計PPへの入門講座」を熱心に受講してくれていた学生でも、簿記の点数が振るわず残念な結果になったりということもありました。
(もちろん、その逆もあります)
やはり1年生の時期に、色々な講義を履修しつつ、
簿記2級の勉強をし、同時に記述式の問題の学習を進めるのは、
タイムスケジュール的になかなか厳しいのだと思います。
入学後会計PPに入りたいと志望してくださる学生さんは、
会計PPの選抜試験は、1年生の6月と11月にあるということを念頭において頂き、
是非、入学前に簿記と記述の学習を進めておいてください。
簿記は3級レベル、記述は解答の誤字脱字(つまり漢字)が無く、
正しい文法を用いることが出来るレベルに入学前に達していれば、
選抜試験に向けて余裕をもったスケジュールが可能になります。
会計PPに所属していれば難関資格に100%合格するわけではありませんし、
所属していない学生でも難関資格に合格している例はあります。
それでも、受講料を全学大学負担で賄える点や、バックアップ体制が整備されている点など、
会計PPに所属するメリットは大きいと思いますので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてほしいと思います。
(本学の難関資格合格情報については、
詳細はCSCキャリア・サポートコースの合格情報
https://www.tku.ac.jp/csc/topics/exampass/index.html
などをご覧いただけるとわかりやすいかと思います。)
(文責:経営学科準教授 板橋雄大)