2020年12月14日月曜日
クリスマスなんてなければ♪いつも通~りの~♪(小木ゼミ通信vol.42 経営学部ゼミ研究報告会、ゼミ活動報告など)
2020年11月23日月曜日
東経大生にもお馴染みイケア、立川に続き原宿での新たな取り組み
流通マーケティング学科の丸谷です。第40回目の執筆です。私はグローバル・マーケティング論(簡単にいうと海外でどのようにマーケティングを行なっていくのか)を専門分野にしているので、現地調査で頻繁に海外を訪問します。このブログでもこれまでも海外調査で訪問した企業に関する新たな試みについて取り上げてきました。私はスウェーデンのエルムフルトに訪れて現地調査をして以来、機会を見て米国、中国、ドミニカ共和国の店舗を訪問し、日本でも立川、船橋、福岡の店舗を訪れてきました。今回は今年6月に開店し話題となっているスウェーデン初の家具店イケアの都市型店舗原宿店にようやく訪問できたので取り上げます。
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| イケア原宿店外観 |
イケア原宿店はJR原宿駅の目の前に開業した複合商業施設「ウィズ ハラジュク」内に立地しています。従来のイケアはスウェーデンの国旗をイメージさせる黄色と青のカラーの外観が象徴的でしたが、原宿店は都市型店ということもあり、従来のイメージを覆すガラス張りの外観であり、外観で遠くから見ても分かりやすくし、スウェーデン発雰囲気をある意味安易に打ち出す従来のCOO(原産国)効果を狙ったやり方を改善しようという取り組みがあらわれていました。ちなみに、原産国効果を狙った分かりやすい例としては、日本発を打ち出すためにカタカナを用いた赤白で構成されているユニクロのロゴがあげられます。
皆さんイケアという企業についてどのようなイメージでしょうか?北欧発のデザインがお洒落な郊外立地の家具の大型店舗という感じではないでしょうか?
イケアはセルフ組み立て方式の北欧テイストの家具を販売するというコンセプトのお店を世界50か国以上に展開しています。日本にも北は仙台、南は福岡まで9店舗の大型店舗、1店舗のB2B対象店舗、札幌と岡山に2か所の商品受け取りセンターがあります。図表は私も分担執筆した書籍(佐々木保幸、鳥羽達郎編著『欧州小売企業の国際展開』、中央経済社、2019年)より抜粋したものです。
図表からもわかるように、イケアは大型店舗をロードサイドと呼ばれる都市郊外を中心に出店してきました。しかし、同社日本7号店に当たる東京経済大学に近い立川店ではこれまでとはかなり異なるチャレンジをしています。ここの店舗の特徴は従来の郊外型の店舗とは少し異なるターゲットを取り込もうとした点です。立川店は近隣に団地やマンションが多い駅チカ立地ということもあり、セルフ組み立て方式の前提となってきた自動車での持ち帰りを重視しないやり方を提案したことで開店時は注目を集めました。
| イケア立川店(組み立てサービスや配送サービスを重視) |
ちなみに、イケア立川店の周辺は再開発がさらに進み、2020年4月にはグリーンスプリングス(GREEN SPRINGS)という公園、劇場、ホテル、オフィスなどを有する大型複合施設がコロナ禍で開業し、2020年6月には最上階インフィニティプールが話題のソラノホテルも開業しました。地方から東京に上京される学生も当然ターゲットになっており、学生さんの中もイケアで家具を購入される方もいらっしゃいます。イケアの店内では今や名物となっている安価なスウェーデン料理も提供されているので訪れてみるといいかもしれません。
イケア原宿店は日本では初めての都市型店です。イケアは2018年10月にロンドン、2019年4月にニューヨークに都市型店を出店済みであり、東京での取り組みもこの流れの中にあります。出店の背景にはこのブログでもたびたび取り上げている都市部でのネット小売普及があり、従来の郊外型大型店舗中心の出店からの転換があります。
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| オンラインをアピールする店内POP |
イケア原宿店もネットとの融合に向けた取り組みが工夫されていました。その1つが専用のアプリを使って商品タグのQRコードを読み取るとAR技術によって再現された家具が現れる仕組みです。実際にソフトをダウンロードしやってみました。機動性にやや難は感じましたが、1つの試みとしては面白いなと感じました。
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| イケア原宿専用アプリ |
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| イケア原宿アプリを体感 |
イケアの特徴である提案型の陳列も1階には「眠る」「整える」、2階には「くつろぐ」「料理する」というように区分され、今回のコンセプトである都市型店舗らしさに基づいていました。
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| イケアの提案型陳列 |
イケアのスウェーデン料理を出す店内レストランは立川店のところでも紹介しましたが、都市型店舗ならでは工夫がなされ、1階の入口付近では北欧イメージが強いシナモンロールなど軽食を出すカフェとスウェーデンをイメージできる食も購入できる「スウェーデンコンビニ」を、2階の店内奥では従来のスウェーデン料理を出すカフェテリアが小規模に展開されていました。
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| スウェーデン名物シナモンロールセットと乳脂肪分なしのアイス |
今月末には2019年10月31日に日本から撤退した「Forever21」の旗艦店の跡地に、都心出店2号店として今度は7フロア1455坪の大型店舗を出店するそうである。合わせて訪ねてみるのも面白いかもしれない。
(文責:流通マーケティング学科 教授 丸谷雄一郎)
2020年10月26日月曜日
マンガ・アニメで地域活性化(小木ゼミ通信 vol.41 日経円ダービー表彰、企業コラボ進捗状況、その他)
マーケティング論、ソーシャルマーケティング論を担当しています、小木です。41回目の投稿です。
マンガ・アニメで地域活性化
日本のマンガ・アニメが文化(サブカルチャー)として捉えられ、国内外で大いに盛り上がりを見せていることは周知の事実です。マーケティングの観点からみると、『鬼滅の刃』などはとてつもなく上手な売り方をしています。もちろん、原作のパワーがあってなせる業なのでしょうが、潔い完結の仕方(今から読んでも到達できるくらいの絶妙なボリューム)、最終話の際の原画コピー付き(有料)の販売、単行本初回限定販売の際にキャラクターグッズ付きの販売、テーマソング・挿入歌・声優による盛り上げ方、劇場版への切り替えによるここ数年の公開、子ども・大人問わずファンにさせる戦略など、まさにマーケティングの髄を施したものになっています。10月26日の速報によりますと、劇場版『鬼滅の刃』の興行収入は、公開から10日間で107億円突破で、観客動員数も790万という歴代の日本映画史上最速を記録したとか。まだまだ公開されたばかりなので、どこまで記録を延ばすか楽しみです。ちなみに、歴代興業収入1位は『千と千尋の神隠し』で308億円(100億円突破が25日間)、2位以下は『君の名は。』(興行収入250億円、100億突破28日間)、『ハリーポッター賢者の石』(興行収入203億円、100億突破28日間)となっています。鬼滅の刃劇場版「無限列車編」は単行本7巻あたりですので、ピークはまだまだ先であって、今後おそろしい興行収入になるかもしれません。
拙著『マーケティングEYE【第5版】』(小木紀親、中部経済新聞社、2020年)でも「マンガ市場にみるマーケティング戦略」を書いてあるので、ご覧ください。
さて、そんなマンガ・アニメですが地域活性化と非常に強い結びつきを持っています。現在、外国との往来は滞っていますが、アニメのゆかりの地(聖地)と呼ばれる場所は、どこもかしこも国内外のファンで盛況でした。たとえば、『君の名は。』(飛騨市、高山市)、『聲の形』(大垣市)、『スラムダンク』(鎌倉市)など枚挙に暇がありません。
ちなみに、アニメやマンガのゆかりのある地を訪れることを「聖地巡礼」と呼び、それを核に地域活性化を狙った動きも出ています。最近訪問したところで言えば、春場ねぎ作『五等分の花嫁』(愛知県・東海市)の聖地がありましたが、娘に「五等分の花嫁、パパ知らないの」と言われたので、悔しくなって訪問してみました。まだ盛り上がりに欠けますが、太田川駅前から日本福祉大学にかけての地域がマンガに描かれており、もし東経大もマンガ・アニメなどの舞台になっていたら、聖地巡礼などで大いに盛り上がるだろうから、何か良い手はないものかとしばし考え込んでしまいました(ウチのゼミOBの妹さんがマンガ作家の卵なので連載になったら東経大を書いてもらおうと思っています)。
また、新潟市はマンガ作家(『翔んで埼玉』の魔夜峰央、『うる星やつら』『犬夜叉』の高橋留美子、『DEATH NOTE』の小畑健など)を多く輩出しているとして、新潟市上げてのマンガによる地域活性化(聖地巡礼)を狙っています。
このあたりは、前述の著書にまとめてありますので見てほしいです。
小木ゼミの動向
国分寺物語
講演会を開催すべく検討中です。こくぶんじ写真コンクールの審査員・国分寺物語賞の表彰式参加が決まりました。その他、InstagramやFacebookでの配信を行っています。
TFT
12月TFTメニューが生協で販売される予定です(詳細はまた別途いたします)。おうちでTFTなど、コロナ禍でも活動しています。
日経円ダービーの表彰
日経円ダービーは総合で5位となり、表彰状をいただきました。ありがとうございます。
ゼミ紹介・オープンゼミ
アカデミックコンパス内で10月28日分(1月13日まで配信)として、小木ゼミが紹介されています。webオープンゼミのお知らせもしていますので、1年生のみなさんは合わせてごらんください。
多摩大学AL祭り参加・ゼミ研究発表に参加
12月12日㈯、両方ともWebオンラインで多摩大学AL祭りとゼミ研究発表会で、それぞれ企業コラボ、個人研究を発表します。
知財活用スチューデントアワード2020年度本選出場
学内選考を経て、小木ゼミの1チームが本選に出場することになりました。こちらも頑張ってほしいものです。
といったように、何だかんだで、ゼミは忙しく動いております。ゼミ生の皆さん、お疲れ様です。このまま2020年度も駆け抜けましょう。「全集中 小木の呼吸 拾の型 希望!」って感じで。
2020年9月28日月曜日
西アフリカの資源輸出大国ガーナを訪れて
流通マーケティング学科の丸谷です。39回目の執筆です。私はグローバル・マーケティング論(簡単にいうと海外でどのようにマーケティングを行なっていくのか)を専門分野にしているので、海外調査に頻繁に訪問します。このブログでもこれまでも海外調査で訪問した国について取り上げました。今回は2020年2月から3月にかけて訪れたガーナについて取り上げます(6月22日プログでも若干ふれています)。
1960年代にはガーナのカカオ生産は世界最大でした。現在でもGDPの約2割、雇用の約半数を占める農業において主要作物ではありますが、1957年の独立当初、資金不足であった政府はカカオ産業を統括し、生産者からの買い上げ価格を低く抑えすぎていたために、カカオ豆密輸出が横行し、ガーナ産カカオ豆の生産量減少を招いてしまいました。近年になり構造調整によって民営化をすることによって回復しつつある状況ですが、かつての繁栄はありません。
現在ガーナの輸出を現在支えるのは鉱物と原油生産である。最大の輸出品目は南アフリカに次ぐ第2位の金です。ガーナの金鉱は南アの金鉱に比べて露天掘りであることもあり採掘掘コストが安価であり国際競争力が強力です。今回現地調査で訪れた内陸のクマシ近くの都市オブアシには世界第9の金山があります。金の交易を中心に内陸で栄えたアシャンティ王国は19世紀末から20世紀初頭の数次にわたり当時植民地化を進めていたイギリスと激戦を繰り広げました。そして、1901年にイギリスの植民地となった際にも 黄金海外を意味する 英領ゴールドコーストという名前となりました。
原油生産は2007年に発見されたギニア湾の油田が2010年から本格的に商業生産が開始され、Jubilee 油田、T.E.N.(Tweneboa,Enyenra and Ntomm)油田に加えて、2018年5月にはSankofa Gye Nyame 油田の採掘が開始され、現在3つの油田で採掘がなされており、石油依存度が高まっています。
そんな西アフリカの資源輸出大国ガーナですが、かつて金と並んで輸出していたのが奴隷でした。アシャンティ王国は、自分たちと他の部族の黒人を捕まえて、白人たちに売り利益をあげていたのです。今回白人を海外へ送り出す拠点となった場所を訪れることができました。
奴隷貿易の拠点となった場所は、ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群として世界遺産となっています。今回訪れたのはケープコースト城とエルミナ城でした。
ケープコースト城は当初は金や木材の輸出拠点でしたが、18世紀頃には英国がアシャンティ王国から買い入れた奴隷を世界に送り出す拠点となりました。奴隷として待機させられていた黒人たちがいた牢屋は劣悪であるのに対して、城砦を管理する英国人側の居住場所は風通しもよくその眺めも素晴らしく、コントラスは衝撃でした。
活気のある城砦前の現状
エルミナ城も奴隷拠点となりましたが、こちらは大航海時代に繁栄を誇ったポルトガルの拠点となった場所で、サハラ砂漠より南のアフリカ(サブサハラアフリカという呼ぶ)で最古の欧州建築で、欧州による最初のギニア湾の拠点として有名です。このブログでもブラジルに関して取り上げた際に、ポルトガルの三角貿易については取り上げていますが、三角貿易について改めて考えさせられました。
エルミナ城の外観
コロナ禍での渡航制限が厳しくなる直前でいくつかアポイントがキャンセルになることもありましたが、アフリカとラテンアメリカとの関係を振り返る意味でも貴重な機会となりました。西アフリカは遠いですが、コロナ禍が終わり再び自由な往来ができる日には機会があればぜひ訪れて欲しい場所です。
(文責 流通マーケティング学科教授 丸谷雄一郎)
2020年8月30日日曜日
日経円ダービー 総合順位は全国5位(小木ゼミ通信vol.40)
2020年 私の夏休み
円ダービーは総合全国5位!
2020年8月24日月曜日
コロナ禍で日本でも普及するかBOPIS
流通マーケティング学科の丸谷です。38回目の執筆です。私はグローバル・マーケティング論(簡単にいうと海外でどのようにマーケティングを行なっていくのか)を専門分野にしているので、現地調査で頻繁に海外を訪問します。このブログでもこれまでも海外調査で訪問した国で普及する新たなサービスについて取り上げてきました。今回は数年前に米国で普及し始めたBOPISというサービスがコロナ禍で普及し始めたそうなのでとりあげてみます。
皆さんBOPISという言葉を知っていますか?
BOPISとはBuy Online Pick-up In Store(オンラインで注文し店舗で受け取る)ことです。お客さんは事前にスマホなどでイオンのオンラインサイトで食品などの商品を注文し、店員さんが店頭商品も含む在庫から注文された商品をピックアップし、店舗の駐車場の指定の場所まですべての商品をパッキングし、指定時間に持ってきてくれ車に積んでもらえます。
顧客側のメリットは①配送なら一定料金以下ならかかる送料がかからないこと、②いつ来るかわからない商品を自宅で待たなくていいこと、③事前に決済まで終わりパッキングもしてくれるので車から降りず買い物ができることに加えて、コロナ禍という条件付きではありますが、④入店しなくていいので感染リスクも低いことです。
私が長年研究対象とする日本では西友を展開する世界最大の小売業者ウォルマートでは、コロナ禍とは関係なく、2010年代半ばから都市部から郊外へ攻め込むアマゾンへの対抗策として普及し始め、既に米国店舗ではかなり浸透していました。海外の店舗への導入も進み、私が2018年に取材したアルゼンチンの首都ブエノスアイレスの店舗でも既に受け取り専用レーンが一部店舗に導入されているのを確認しました。
私はネット小売の普及に関して国内取材も続け、このブログでも2019年12月9日に「福岡でスマートレジカートを実用化した店舗」を取材した内容を取り上げています。BOPISに関しても、私はコロナ禍直前の2020年2月初めに既に先行導入が開始されていた三重県の津市にあるイオンモール津南に取材に行っていました(導入したのは2019年11月)。
イオンモール津南のイオンスタイルに導入されたBOPIS用設備はそれなりに立派でしたが、取材した際には開店休業状態で、設備はつくってみたものの、利用はなされていないようでした。店員さんにインタビューしてみても「利用は週末に少しされているが・・・」という寂しい感じの回答で、取材にはつきものなのですが、「時間かけていってのに・・・」という感じでした。
コロナ禍となり、イオンが細々と実験的に導入していたBOPISに急激が集まり始めています。コロナ禍でイオンが運営するネットスーパーの売上は3-7月に2割増加したことがきっかけでした。これまで食品のネット販売はあまり普及していませんでしたが、イオンもネット販売の利便性を知った顧客への対応を積極的に行う方向に一気に舵を切りました。BOPISの普及もこうした動きの一つであり、7月30日からは関東のイオン柏店でもBOPISが開始されたと経済ニュースなどでも大々的にとりあげられました。
イオン柏店ではまだイオン津南店のような専用レーンは設置されていないようですが(コロナ禍でなければすぐに取材に行くのですが直接見れていませんが)、イオンリテールも施設整備を積極的に行っていくことを検討しているようです。
こうした動きが進めばネット注文した商品を店頭でも受け取ることもできるという従来のレベルの対応から、ネットと店舗の継ぎ目がないシームレスな対応という一歩進んだレベルへネット対応が進む可能性が高まり、対応レベルが上がれば当然利用も促進されていくでしょう。
コロナ禍で都心部ではウーバーイーツが一気に普及し、東京経済大学の周りにもあの特徴的なかばんを担いだ自転車が多く走り回るようになりましたが、郊外のショッピングモールの風景も大きく変わるかもしれません。
(文責:流通マーケティング学科 丸谷雄一郎)
2020年7月25日土曜日
前期の遠隔授業を振り返って(小木ゼミ通信 vol.39 日経円ダービーの中間結果発表など)
前期の遠隔授業(特にオンライン授業)を振り返って
遠隔授業になって、学生も教員もある意味で大変でした。ストレスもかなり溜まっていますね。でも、明けない夜はない!皆さん頑張っていきましょう。他大学も含め、前期にZoomでのオンライン講義をやってみて顕著に感じたことがあります(オンライン授業 他大学2コマ、本学3コマ / A・Bタイプ授業 1コマ)。
それは、学生が非常に授業をしっかり聞いているということです(お隣の友達としゃべることができないからかもしれませんが)。コメントペーパーなどみていると、それが如実によくわかりますし(書いてくる質・量ともに良い)、私が恥ずかしくなるくらいに授業に対してベタ褒めなのも、これまでにない状況です。しかも、Zoom講義の方が、これまで(対面式授業)に比して授業評価が明らかに高い!裏を返せば、これまでの通常授業がそれほどよくないのかなあと思ってしまいました。
オンラインと通常授業においては、それぞれメリットとデメリットがありますが、私の場合、オンラインの際は、テキスト、講義資料、画像・動画を全て使います。対面式の場合、テキストベースに、トークや学生を巻き込みながらの授業になります。私は、後者が良いと思っていたのですが、もしかしたら前者の方が時代に合っているのかもしれないとまじめに考え始めています。あとは、授業に対してかけた時間量は10倍ほど違って(オンライン授業の準備時間と毎週のコメントペーパー評価・フィードバック時間は半端なく多かったです)、時間をかけた分、授業評価も高かったのかもしれません。
今後は、オンライン時は今回同様に進め、対面式授業に戻った際は少し授業形態を見直していった方が良いかなと思っています。
ただし、やはりゼミだけは、対面式の方が良いかもしれません。ゼミ生もかなりフラストレーションが溜まっていそうです。早く、授業や合宿で思いっきりディスカッションしたいと思う今日この頃です。
ゼミ活動報告
前期のゼミ活動は、Zoomで個人研究(30本弱)を粛々とやっておりました。資料などを集めるのも大変だったのでしょうが、ゼミ生はしっかりとやっていました。安心したとともに、ゼミ生を誇らしくさえ思いました。良いようにとらえれば、いまのゼミ生は就活でのオンライン面接も十分耐えられるレベルになったと思います。企業コラボは止まっているのですが、それに代わって3年生中心に、幾つかのコンテストに積極的に参加することになりそうです。私自身、ゼミ生にこれ以上時間を取らせたくなかったのですが、3年生らはやる気満々で、それをダメだともいえず、許可した次第です。やるからには、しっかりとやって下さい。
また、日経学生対抗円ダービーの中間結果(第1回目)が出ました。小木ゼミは、全国12位、22位にランクインしました。その他にも、良い位置についているチームがありますので、最終結果(6月末・7月末の合計)が楽しみです。少々驚いたのは、1位の愛知学院大学のチームの指導教員が、私のゼミ生であったこと。彼も私のゼミ生の時に円ダービーに参加していたことを考えれば、円ダービーの歴史を感じます。双方の大学が1・2位をとることを願っております。
| 日経学生対抗円ダービーの中間結果(日経新聞 2020.7.25) |












