2016年8月29日月曜日

1年生による図書館展示の試み(フレッシャーズセミナーa編)

流通マーケティング学科の丸谷です。13回目の執筆です。前年度後半のフレッシャーズセミナーbの授業の一環として実施した展示の好評を受けて再び展示を行うことになったので報告させていただきます。なお、前回の展示に関しては経営学部ブログ2015年12月21日と2016年2月22日を参照ください。

フレッシャーズセミナーaはフレッシャーズと銘打っているだけあり、新入生である1年生が履修するセミナー(少人数授業)です。フレッシャーズセミナーはaとbがあり、aの方は春からの半期の間に、大学で学習を始めるにあたり基礎的な知識や資料の調べ方などを学ぶ授業です。

ちなみに、前回の展示を行ったフレッシャーズセミナーbの方は大学に入学して半年間たったフレッシャーズセミナーaを履修済みの学生さんがaで学習した内容を踏まえて応用的な内容を学習する授業です。

そのため、今回の展示では前回の展示の反省と履修者の皆さんのレベルの差を踏まえてよりきめ細かな準備を心掛けました。図書館の職人の方にも大変きめ細かな準備を頂きました。ここに記して感謝いたします。

図書館の展示を行うにあたり、ランダムに各チーム5名程度で4チームにグループ分けし、しっかりとした展示内容を決定するために、15回の授業の前半は展示内容をまとめた報告書を作成いたしました(授業中各チーム6回にわたって改善しました)。

前半の報告内容から、今回の展示内容は待機児童問題、自転車社会実現、一人暮らしのための食事、SNSの危険性という非常に身近なテーマとなりました。

図書館の職員の方の展示に関するレクチャーの後、
 図書館職人の方による展示に関するレクチャー

POPなどを準備しました。
 準備したPOPの一部(自転車社会実現班)

準備したPOPと図書館の蔵書から学生さんが選定した本や雑誌などを展示しました。
最初に展示してみた状況

しかし、実際に展示してみると、当初考えていた意図がしっかり伝わらなかったりすることがわかるので、私が2-4年生を対象に開講しているゼミナールの学生さんや図書館の職員の方から頂いたアドバイスなどを参考にし、かなりの試行錯誤を重ね、修正を加え続けます。
丸谷ゼミナールゼミ生による展示チェック
アドバイスを経ての修正ポイント会議も行い、
 一人暮らしでの食事班修正メモ

 最終的に以下の展示が完成しました。

フレッシャーズセミナーaの履修者による展示完成版

 展示完成版(SNSの危険性班)
 展示完成版(待機児童問題班)

展示は図書館内ブックウォールDにてしばらく行われる予定ですので、図書館を訪れた際ぜひご覧ください。また、今後とも機会があればこのような取り組みを行っていく予定ですので、今後の展示に向けてご意見等ございましたら、丸谷(maruya@tku.ac.jp)までご連絡頂ければ幸いです。

文責 丸谷雄一郎(流通マーケティング学科 教授)






2016年8月21日日曜日

日本の夏、山本ゼミの夏!!1.五大学中小企業研究インゼミ 2.夏合宿 3.企業調査 4.産学連携&コンテスト報告

 山本(中小企業経営論担当)です。気が付いたら8月下旬。時が経つのは本当に早い。。。

 最近の東経大キャンパスは夏季休暇で学生の姿もなく静まり返っています。教員はこのときとばかり、論文・原稿執筆、研究報告・講演、調査出張、学外の委員会といった諸々の仕事を詰め込むので、夏季休暇とは名ばかりの相当な繁忙期です。山本は中小企業研究が専門なこともあり、8月は国内出張、9月は海外出張を軸にスケジュールを組みます。今年の9月は二つの国際学会で報告するため、イギリスとインドネシアに行きます。今から楽しみにしています。

また、夏季休暇中は授業期間以上に、ゼミ生指導に力を入れます。山本ゼミでは3つの研究グループがそれぞれ外部の論文コンテストやプレゼンコンテストに参加しています。これらの応募〆切や予選開催日は9~11月なので、夏季休暇中にいかに研究を進展させるかが重要になります。

ということで、自宅で論文を書きつつ、もしくは出張先のホテルで次の日の予定を練りつつ、SNSを駆使して、ゼミ生の研究指導に勤しんでいます。そんなせわしない、しかし、充実した東経大の夏の学生生活を紹介します。

1.五大学中小企業研究インターゼミナール
 インゼミとは異なる大学の、研究領域の近いゼミが集まって、研究報告会をすることです。このブログでも何回か紹介した年二回のインゼミ。今年は8月6日に東経大、日本大、帝京大、文教大、玉川大の五大学での開催となりました。年々、規模が拡大しています。報告内容もインタビュー調査やアンケート調査によるアカデミックな研究から地域連携活動の報告まで、バラエティに富んでいます。山本ゼミのゼミ生も気合を入れて報告し、他大の先生や学生から、貴重なコメントをたくさん頂くことができました。


五大学 集合写真



インゼミでの山本ゼミ生の報告。他大の先生方から大変良いアドバイスを頂きました


2.夏合宿
 インゼミの2日後、8月8日~9日に山梨県河口湖畔で夏合宿開催。バスをチャーターし、西国分寺から出発しました。就活を終えた四年生も多数、参加してくれました。また、山本ゼミがお世話になっている多摩信用金庫の方と富士ゼロックスの方にもゲスト講師として、合宿にご参加頂きました。それぞれのご講演に加え、ゼミ生の研究のご指導も頂きました。ありがとうございました。


ホテル近くのシャトー風レストランで、ゼミ生と一緒にランチ


多摩信用金庫の方、富士ゼロックスの方と記念撮影


3.企業調査
 山本ゼミは「現場から学ぶ」ことをポリシーとしています。そのため、山本ゼミ生は夏季休暇中、企業の方々へのインタビューを積極的に実施しています。企業の方々にインタビューをお願いできるのは学生の特権であり、それをフル活用しているわけです。山本も可能な限り、ゼミ生の企業調査に同行しています。いろいろ試行錯誤した結果、教員が実例を見せることが、インタビュー調査の手法を教える最も良い方法だという当然の結論に至りました。ゼミ生の質問の仕方やメモ取りの仕方が格段に上達しているのを見ると嬉しくなります。


8月16日に訪問した東京東信用金庫の方々と記念撮影をしました



4.産学連携&コンテスト
 まだ、詳細は話せませんが、山本ゼミの今年度の産学連携プロジェクトが佳境を迎えています。様々な方々のご支援を頂きつつ、ゼミ生も相当に頑張っています。そのうち、このブログで報告したいと思っています。
 
 加えて、8月2日に富士通の知財活用アイデア大会 ブラッシュアップ会がありました。詳細は東経大のwebsiteで紹介されていますが、山本ゼミの二年生が参加していて、なかなか面白いアイディアを考え出して、頑張ってくれています。

知財活用アイディア大会 ブラッシュアップ会でのゼミ生の様子


以上、山本ゼミの今夏のゼミ活動をダイジェストで紹介しました。大学の夏季休暇は高校のときよりも長いのですが、油断していると、何の成果も思い出も得られず、いつの間にか終わってしまいます。でも、東経大のゼミに入れば充実した夏を過ごせる、、、このブログの読者の方にそれを少しでも感じてもらえれば幸いです。


文責:山本聡
 
 








2016年8月8日月曜日

【学問のミカタ】販売会社ってなに?

経営学部の本藤です。
期末試験も終わり、最初のオープンキャンパスのイベントも終わり、夏休みに突入です。
大学教員の「夏休み」は「休み」ではありません。まとまった研究などの個別の活動ができる貴重な機会です。でも、研究に集中できるかとなると、学会を含めた学外の仕事が続々と入ってくるので、「休み」という響きからは程遠い生活です・・・(*´Д`)

今月の全学共通テーマは「会社」です。
このテーマは何でもトピックにできるのですが、今回は「販売会社」を紹介します。
大企業のマーケティングや営業などのブランディングを推進する流通機能を担っています。

ところで、ドラッグストアやスーパーマーケットなど日常的に利用しているお店の売場で、みなさんはブランドは認知していて選びますよね?
「ネスカフェがなくなったから買わなくちゃ」とか「そろそろフルグラを食べたいなぁ」とか・・・

例えば、シャンプー売場で買い物をしていて、商品棚に並んでいるのは、エッセンシャル、セグレタ、アジエンス、メリット、サクセスなど様々なブランドを目にします。


ここで挙げたブランドは、それぞれメーカー名を知っていますか?


ブランドは知っていても、メーカーを知らないケースは多々ありますよね。
「ペヤング ソースやきそば」の「まるか食品」だったり、「サッポロ一番 みそラーメン」の「サンヨー食品」だったり、メーカーの会社名を知らなくても、商品名やブランド名は知っているというものはたくさんあるのではないでしょうか。

メーカーの中には会社名の認知を広めるために広告宣伝するケースもありますが、多くのメーカーは売上につながるブランド認知を推進するために広告宣伝するケースが多いようです。
これらの商品やブランドの認知の多くは「店頭」で買われて、消費されて、評価されて、長期的に売場を確保して、繰り返し利用されることで、ブランディングを推進します。
そのために必要な企業活動が営業であり、その組織としての力が営業力です。
商品力があっても営業力がないために、まだ日の目を見ないブランドは無数に存在しています。
この営業力は、営業拠点や営業担当者の数によって強化されますが、その量だけではなく質も重要になってきます。
ですから、強力な営業力を有する大企業の方が、強いブランドを育てられるマーケティング機能を持っていると言えます。


先ほど挙げた5つのブランド(エッセンシャル、セグレタ、アジエンス、メリット、サクセス)は、すべて「花王」のブランドです。シャンプーというカテゴリーで、花王は30%近くのマーケットシェア(市場占有率)を獲得しており、低価格帯から高価格帯まで幅広く製品供給をしています。実は、花王は洗剤や柔軟剤では更に大きなシェアを持っていて、メイク落としや洗顔料でもトップシェアを誇っています。


これは、競争力のある製品開発をしているという側面もありますが、会社の営業力によってブランド力が築き上げられているという側面の方が大きく影響しています。
この花王の営業力は、花王カスタマーマーケティング(花王CMK)という販売会社が支えています。この花王CMKは、メーカーである花王株式会社の持ち株比率が100%の完全子会社で、花王が製造する化粧品などのビューティケア製品、歯磨きなどのヘルスケア製品、洗剤などのファブリック&ホームケア製品など、すべての花王製品を取り扱っています。

同社は、メーカー(親会社)から仕入れて、小売業に流通させる「卸売業」です。花王製品しか扱っていないにも関わらず、日用雑貨を扱う卸売業の中でも国内第2位に君臨する大企業です(直近決算で、上場している日用雑貨卸の第1位パルタックが約8600億円、第2位あらたが約6767億円に対して、花王CMKは約6955億円)。
日本橋にある本店の他に、全国8箇所(北海道、東北、首都圏、関越、中部、近畿、中四国、九州)に支社があり、全国に約90ものオフィスを備え、各拠点の営業担当者が、各地の小売チェーンやブランドを担当しています。
※花王カスタマーマーケティングHP(http://www.kao.co.jp/saiyo/cmk/gt/company/index.html)


このような「販売会社」をメーカーが設立するのは、営業やマーケティングに専門特化した部隊を効率的に効果的に育成・活用できるからです。ただし、国内にきめ細かく流通網を持つ既存の卸売業を活用せずに、独自の販売会社を持つことはメリットもデメリットもあります。競合企業であるライオンやP&Gは既存の卸売業を活用する流通戦略を採用しているように、会社によって流通戦略は異なります。このライオンやP&Gにも強いブランドがあることを考えると、販売会社の設置が絶対に正しいとは言い切れません。販売力だけを考えると、多くの卸売業に営業展開してもらった方が効果的であるとも言えます。ただし、販売会社による流通の最大のメリットとして、メーカーのマーケティング戦略を無視した乱売に巻き込まれづらくなるなどがあります。

このような販売会社は、「〇〇マーケティング」とか「〇〇販売」というような会社名がつけられていることが多く、メーカーとの結びつきを会社名に表現しています。

因みに、この花王にも花王CMKにも、本学からかなり多くの卒業生が勤務しています。
高校生のみなさんは、簡単に「広告」や「商品企画」などのクリエイティブな仕事に就きたいと口にする人が多いのですが、営業経験がある人の企画力は完成度が違います。やはり20代のうちは営業で現場を回る経験が、30代のポテンシャルを高めてくれます。営業で実績を積んでから企画系業務に行った方が遥かに仕事はやりやすくなりますし活躍できます。

営業というとネガティブなイメージを持つ人もいますが、どんな性格でも多種多様なお得意先があるので、ありとあらゆる人が活躍できるフィールドです。営業で自分なりの最適解を模索するプロセスで見えてくるものは、自分にしか実現できない成果(ゴール)でもあります。

大学時代も、自分のポテンシャルを模索する時代です。
20歳をまたぐ4年間は、社会人になるまでの助走期間ですから、どんな仕事に就くとしても営業に関わる勉強はやり過ぎということはありません。
東京経済大学の経営学部は実践力を意識しているので、流通やマーケティングを実践的に教えています。社会人への助走は大学を選ぶ時から意識してみてください。


【学問のミカタ】
他学部やセンターからも、同じ「会社」をテーマとしたブログがアップされています。
高校生の皆さんは、他の【学問のミカタ】に是非ともお立ち寄りください。
・経済学部ブログ「会社の利益は誰のもの?」
・コミュニケーション学部ブログ「「会社」はコミュニケーションの宝庫 」
・現代法学部ブログ「世界で最初の株式会社って?」
・センターブログ「「会社」=“Company”?」

文責:本藤貴康(流通マーケティング入門、流通論、地域インターンシップ担当)
本藤ゼミナールBLOG http://hondo-seminar.blogspot.jp/


2016年7月31日日曜日

今年もオープンキャンパスは激アツ!(小木ゼミ通信vol.15)

マーケティング論、ソーシャルマーケティング論担当の小木です。


今しがた(7月31日17:00)、2016年度一発目のオープンキャンパス(OC)のお手伝いを終えました。

今年のオープンキャンパス(OC)は、初日から大盛況で多くの来場者があり、過去最高の来校者数を記録しました!



朝の総合ガイダンスは、メイン会場~第3会場まで全てパンパンです!
ご来校ありがとうございました!写真は、第3会場です。


7月最終日の今日9:00過ぎの時点では、すでに大学はかなりヒートアップしていました!

今年のオープンキャンパスはとにかく熱かった!ポケモンGOに負けないほどの、激アツでした!


私の役どころは、個別相談とゼミ活動報告会でした。双方の会場でお会いした、ご本人(受験生)も親御さんもとても熱心でした。なかには、高校1年生や2年生の生徒さんもいて、驚くのと同時に、感心いたしました。

小木ゼミの活動報告にも、多くの来場者があり、説明するゼミ生も自然にヒートアップしておりました!


OC内での小木ゼミ活動報告では多くの高校生と親御さんが来て頂けました!
心より御礼申し上げます!


小木ゼミが手がける企業との3つのコラボ活動を紹介いたしました!
最後は、小木ゼミ代表が、ビシッと熱くまとめてくれました!


ご来校、ご来場の皆様、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

この後も、オープンキャンパスは、8月1日(月)、8月27日(土)、8月28日(日)と続きますので(ちなみに10月29日・30日、12月10日もあります)、ご関心のある方はぜひ参加してみてください。




さて、小木ゼミも夏休みに入り、ゼミ生はそれぞれ自己を成長させるための充電期間に入りました。ここでは、7月までの活動を、まとめておきます。

企業コラボの進捗状況など

①.こんなお菓子あったらいいなプロジェクト


現在、ゼミ生それぞれが個々人でプレゼン案を考案中です。

そういえば、すでに早いうちに社長からはうかがっていたのですが、つい先日、コラボ先の鈴木栄光堂・イーグル製菓は、「東京どりいむ」を買収し、羽田空港・成田空港の販売権を獲得しました(日経新聞にも掲載)!今後、空港での販売活動・プロモーション活動もかなり重要になってきますので、小木ゼミの新たな役割も増してきそうです。社長からも早くも提案のほどよろしくとのことでした。


②.Web「国分寺物語」プロジェクト


現在、少しずつプロジェクトが進行中です。追って、ご報告させていただきます。

なお、国分寺市役所とのタイアップ、フェイスブックの更新なども、継続中です。


③.TFTプロジェクト


前回紹介しておりました、7月から3週間行ったTFTランチの販売数が確定いたしました。

なんと「1943食」を売り上げ、過去最高を記録しました!

お買い上げいただいた皆様には感謝申し上げます。

食数×20円を、アフリカの子どもたちの給食に寄付させていただきます。


また、本オープンキャンパスでも、TFTランチ(ふわとろオムライス)が提供されています!



オープンキャンパス来場者には無料で食べられる「ふわとろオムライス」

オープンキャンパスへの来校者は無料で、学食体験として、「ふわとろオムライス」を食べることができます。ぜひ、オープンキャンパスにいらして、食べてみてください!

                                      
                                       以上です。




2016年7月28日木曜日

今年もファイナンシャルプランナーの教科書をお手伝いしました!

暑中お見舞い申し上げます。
経営学部の吉田靖(経営財務論担当)です。

この時期、受験生のみなさんはオープンキャンパス、大学生のみなさんは期末試験で、夏休み前の山場でしょうか?
暑い中ですが、熱中症などに気をつけて、ゲームのしすぎにも気をつけて、頑張りましょう!
この時期というと、私にとっては毎年協力しているファイナンシャルプランナー(FP)のテキストが出版される時期です。
今日はその見本誌が届きました。書店にもまもなく並ぶと思います。
金融資産運用設計という名称になっています。
左側が今年のものです。

 
FPについては、詳しくは日本FP協会のウェブサイトなどをご覧下さい。
ひと言で言うと、みなさんの夢を実現するためには、どう計画すればよいのか、というアドバイスをする専門家です。
そのグローバルなトップレベルの資格にCFP(R)があります。
その他は国によってランクはいろいろありますが、日本の大学生ですと2級FPを目指すとよいと思います。
東京経済大学でも、様々な資格取得の支援策を用意して、みなさんをお待ちしていますので、是非利用して下さい。
特に金融関係は業界的にも資格が多くなっています。
大学3年生までに資格が取れていると、就活の時にもアピールできます。

ところで、この本は、資格のテキストと言うことだけではなく、一般的な金融の知識が、幅広く、かつ毎年更新されていて、1800円+税という結構お買い得な本だと思います!直ぐに見たい人は東京駅の近くの大きい本屋さんなどですと、だいたいおいてあります。

さて、夢の実現というと、受験生はまずは大学の合格ですね。
しかし、それが最終目標ではありませんから、自分の夢の実現に一番近い大学を選びましょう。そのためには、是非オープンキャンパスにおいで下さい。

私も、7月と8月のオープンキャンパスでは、経営学部の一員として毎日みなさんをお待ちしています。
来年の春は満開の桜の中で!
 
吉田 靖(よしだ やすし)

2016年7月11日月曜日

【学問のミカタ】暑い季節の悩みは何ですか?

経営の本藤です。
今月の【学問のミカタ】の共通テーマは「夏」・・・
今年の関東は深刻な水不足のニュースが流れていますが、長期予報では、気温が「平年並みか高め」で、降水量は「平年並みか多め」とのことです。
今年の夏は、夏らしい夏になりそうな予報ですね。


そこで、みなさんに質問です。
暑いときの悩みはなんですか?

回答例として考えられるのは・・・
①汗をかいて汗染みが気になる(高校生だと気にならないかもしれませんが・・・)。
②紫外線で肌荒れを起こしてしまう(最近は敏感肌の人が増えています)。
③熱帯夜で寝苦しい(睡眠不足になりがちですよね)。
④屋外の部活で熱中症にならないか不安(最近は屋内でもあり得ます)。


このような生活者の悩みはマーケットを生み出して、ビジネス・チャンスになります。
自分たちがツラいなぁ~と感じることは多くの人がツラいと感じるはずで、そこにソリューション・ビジネスが生じるのです。


①では、「Ban汗ブロックロールオン プレミアムラベル」(ライオン)が発売されています。沢尻エリカのCMが目を引きますね。通常よりも高価格であるにも関わらず、多くのドラッグストアで目立つ場所に陳列されていて好調です。従来品とともにプレミアム感を漂わせるゴールド・パッケージで、より効きそうな商品になっていて、効くのであれば少し高い方を選ぶという人を捕まえたようです。  
 その他にも「Riffあせワキパット」(小林製薬)は、脇汗を吸収するパットを洋服の内側に貼り付ける商品があります。もしかしたら、夏用のシャツで脇汗が出ても分からない素材などの潜在需要もあるかもしれません。
 最近「デ・オウ」(ロート製薬)に「MARO」(ストーリア)と体臭対策のブランドが目につきます。これらは主に加齢臭を中心とした対策商品のようですが、汗をかきやすい時期には必需品になってくる可能性もあります。


②紫外線対策(UVケア)については、以前にボクの【学問のミカタ】で取り上げたので、そちらでお読みいただきたいと思います。

③寝苦しい時は、どうしていますか?布団をはぐのも立派なソリューションです。しかし、それだけでは体感できる効果は足りませんね。そこで一晩中エアコンをつけるのもソリューションです。でも一晩中エアコンを稼働させ続けるのは体にいいのか悪いのか・・・。
 となると、扇風機というソリューションもあります。ホコリのない部屋であればいいのですが、扇風機でホコリが舞い飛びそうな気もします。それに風切り音も気になります。この音の原因は、風を生み出すプロペラが必ずカバーの網を通過してくるからです。これらの問題を取り去ったのが「タワーファン」(ダイソン)です。空気清浄機付きファンで、プロペラがなく快適な扇風機です。
 我が家では、息子は暑くなってくると氷枕を使い始めます。息子は頭寒足熱は体にいいと信じているようですが、これもソリューションですね。寝苦しい夜に氷枕って一般的なのでしょうか?もしも一般的でなければ、需要喚起によってマーケット創造の可能性があります。エアコンや扇風機の家電量販店の需要をドラッグストアの需要に転換できます。


④熱中症は怖いですよね。毎年お年寄りが屋内の熱中症で亡くなられていますし、部活でも熱中症で死亡事故がニュースで取り上げられます。熱中症対策として、水分の補給も重要なのですが、塩分の補給も忘れてはいけません。塩分も含まれていて、体への吸収率の高い「ポカリスエット」(大塚製薬)は熱中症予防の代表格です。
 塩分の補給に注目したのが「熱中飴」(井関食品)です。名前がダイレクトで、何のためのソリューション商品か瞬間的に理解できます。
 その他にも、クールサポーターのようなものは無数に商品化されていますし、本来は打撲などの応急処置に使われていた冷却スプレーを冷やしタオル作成ツールとして発売されたりしています。


このように、消費者が不快に感じたり、悩みを感じたりするシーンにはビジネスが発生するという事実です。日常生活において何か不便、不満、不快、不安を感じたら、そこに大きなマーケットが潜んでいるかもしれません。
「暑くて怠いね」とか友達と不平を共有し合うのではなく、不便、不満、不快、不安などに遭遇したら、何かビジネスになるんじゃないかと発想できるようになれば、暑い夏の暑さも和らぐかもしれませんね。


【学問のミカタ】
他学部やセンターからも、同じ「乗り物」をテーマとしたブログがアップされています。
高校生の皆さんは、他の【学問のミカタ】に是非ともお立ち寄りください。
・経済学部ブログ「試験対策として重要なのは・・・!?」
・コミュニケーション学部ブログ「なつのいちにち」
・現代法学部ブログ「東京物語と夏、老いた親の居場所」
・センターブログ「だめよ〜だめだめ、サンゴの移植でさんご礁は復活しないの」

文責:本藤貴康(流通マーケティング入門、流通論、地域インターンシップ担当)
本藤ゼミナールBLOG http://hondo-seminar.blogspot.jp/






2016年7月4日月曜日

タイからの短期留学生と本学学生の交流プログラムを実施しました

皆さんこんにちは。経営学部教員の柴田です。
昨年から開講している特別講義「グローバルキャリア入門」の一環で、今年もタイ・バンコクの泰日工業大学経営学部の学生との交流プログラムを実施しました。この科目は、海外から日本に来る短期留学生と交流するインバウンド型のグローバル化と、日本から海外に出かけて現地で交流するアウトバウンド型のグローバル化の両方を体験するというユニークな試みを行う科目です。昨年の様子はこちらをご覧ください。

泰日工業大学生7人は5月9日(月)に来日し、10日(火)には、経営学部柴田ゼミとの交流イベントに参加して「日本とタイにある、同じ名前のコンビニエンスストアでも、なぜこんなに違いがあるのだろうか?」というテーマで、小グループごとに実際の店舗を見て廻りながら考察してもらいました。思いのほか、たくさんの違いが見つけ出せるのですが、「では、なぜ違いがあるのか?」を考えると、互いの文化や歴史的背景、社会情勢など多くの要素がからみあっていて、なかなか一筋縄では答えが出ません。さらに10日(火)夕方からは学長や国際交流委員長、国際交流主任の先生方にも加わっていただき、歓迎会を行いました。写真は、堺学長を囲むタイ人短期留学生の皆さんです。この歓迎会の様子は、堺学長のBlogや学生記者の紹介記事にも取り上げられています。今年この共同プログラムに参加する本学学生のほとんどは、特別語学の「タイ語」も並行履修しているため、お互いに打ち解けるのも早かったように見受けられました。



11日(水)からは、いよいよ本学学生11人との本格的な交流プログラムが始まりました。今年も両国の学生に一緒に考えてもらう共通テーマは、「タイで日本の甘くない緑茶をもっとたくさん販売できるような事業のしくみを考える」というものです。前回も述べたように東南アジア各国で販売されている茶系飲料の多くが、日本人から見るとかなり甘みの強い加糖飲料です。泰日工業大学生の皆さんにも「普段自分がよく飲むPETボトル入りの茶系飲料」をタイから持ってきてもらいましたが、やはり、この中には加糖のものが多く見られました。その中で、甘くない緑茶の販売拡大を図るには、さまざまなアイディアが必要となるはずです。今回は、このテーマに合わせて、泰日工業大学生にも日本の緑茶の良さを理解してもらうために、国分寺市内で実際に茶畑を持って栽培し、収穫から茶葉の加工までを手掛ける松本製茶の見学を行い、さらに、殿ヶ谷戸庭園内の茶室紅葉亭での茶道体験、茶系飲料を生産するキリンビバレッジ湘南工場の見学、全国のイトーヨーカドーの中でもっとも緑茶飲料の売上高の大きい木場店の店舗見学、セブンアンドアイグループの本部で飲料を担当するバイヤーの方から直接お話しを聞く機会などを用意して、お茶の生産から販売までの一貫した流れを理解してもらえるようにいたしました。写真は、松本製茶の茶畑、キリンビバレッジの工場見学、セブンアンドアイグループ本部での様子です。





さらに、日本文化体験として、きものの着付けや生け花を体験してもらうとともに、経営学部の田島博和先生のお宅に家庭訪問も行い、日本語の授業や、英語による経営学の諸分野(経営学、マーケティング、会計学、経営情報)の授業を行い、相当充実した内容になったのではないかと思っています。





5月27日(金)には期間中の日本語の授業での発表会、28日(土)には共同プロジェクトの中間発表会を行いました。「中間」と表現するのは、8月下旬に、今度は本学学生がタイ・バンコクの泰日工業大学を訪問して、さらに共同プロジェクトをまとめていくことになるからです。今回も、タイ人学生には日本語で、日本人学生には英語でと、ハードルを高くして発表をお願いしました。タイと日本と離れていても、どちらも経営学部の学生ですから、SWOT分析とかマーケティングミックスの4Pなど、基本的な部分で共通する知識があるため、短い期間でまとめた割には、どのグループも興味深いものになっていました。担当教員としては、大きな手応えを感じています。

本学学生がタイ・バンコクで研修を行うのは、8月下旬になります。その様子はまた後程ご報告したいと思います。

(文責:経営学部 柴田高)